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HACKING CASE ・ 調査完了 ・ 2026年6月12日の公式発表(最終報告)時点

root@se-curity:~/hacking$ cat ./jirei/upsider.md

UPSIDERの不正アクセス(2026年4月公表)

株式会社UPSIDERホールディングス ・ 法人カード・企業向けの金融サービス

法人カード「UPSIDER」に不正アクセス。開発に使う外部ソフトに不正なプログラムが混ぜられ、カード決済などが一時止まる

  • サプライチェーン攻撃
  • 不正なプログラム(マルウェア)
  • 認証情報の盗み出し
  • サービスの一時停止
  • カード決済の停止
  • 3時40分〜10時49分4月1日にカード決済・ログインなどが止まった時間(4月10日の続報)
  • 4月9日全機能が段階的に元に戻った日
  • 3サービス一時停止した法人カード「UPSIDER」「PRESIDENT CARD」「AI経理」
01
CHECK FIRST

まず、ここだけ確認

使っていた人が、いますぐやること

  1. 1
    UPSIDERを使う会社

    4月1日ごろに決済できなかった支払いが、あとで正しく処理されたか明細で確かめる

  2. 2
    ソフトを開発する会社

    使っているオープンソースのパッケージに不正なものが混ざっていないか、注意情報を確かめる

  3. 3
    全員

    カード会社を名乗って、カード番号や暗証番号を聞く連絡には答えない

被害にあっているときの手順を見る →
いまの状況(調査完了)

5月20日に外部専門機関の調査が完了。6月12日に最終報告

02
HOW THEY WERE HACKED

どんなハッキングをされた?

ひとことで

2026年4月1日の早朝から午前中にかけて、法人カード「UPSIDER」のカード決済やログインなどが止まりました。原因は、開発で使っていた外部のソフト(オープンソースのパッケージ)に第三者が不正なプログラムを混ぜた「サプライチェーン攻撃」でした。開発者のパソコンが乗っ取られ、そこからシステムに入り込まれたため、被害を広げないための保護機能が自動で働いてサービスを止めました。会社は、カード情報・個人情報・法人情報が外へ流出した痕跡は見つからず、流出の可能性は極めて低いとしています。

1
UPSIDER ・ 法人カード「UPSIDER」など外部ソフトに不正なプログラムを混ぜたサプライチェーン攻撃
サプライチェーン攻撃とは →
  1. STEP 1外部ソフトに混入

    開発で使うオープンソースのパッケージに、第三者が不正なプログラムを混ぜた

  2. STEP 2開発者のパソコンが侵害

    3月24日、そのソフトを動かした開発者の端末が乗っ取られた

  3. STEP 3認証情報が盗まれる

    3月25日と31日に、それぞれ別の認証情報の漏えいの通知を受けた

  4. STEP 4保護機能でサービス停止

    4月1日3時40分、被害を広げないための保護機能が自動で働き、全サービスが止まった

くわしい内容を見る ↓
03
DETAILS

くわしい内容

1
UPSIDER

法人カード「UPSIDER」など

手口システム開発で使っていたオープンソースのパッケージに、第三者が不正なプログラムを混ぜていました。そのパッケージを動かした開発者の端末が侵害され、そこからシステムの内側に入れる状態になりました。3月25日に一部の認証情報を無効にしましたが、3月31日には別の認証情報の漏えいの通知を受けています。どのパッケージだったかは公表されていません。

侵入
2026年3月24日。不正なプログラムが混ざった外部ソフトの実行で、開発者の端末が侵害された
発覚
3月25日に一部の認証情報の漏えいの通知を受け、無効にした。3月31日にクラウドサービス提供元から別の認証情報の漏えいの通知を受け、対策本部を設置
公表
4月1日(障害報告)。4月10日に不正アクセスと公表。6月12日に最終報告
サービスへの影響
4月1日3時40分から全サービスが一時停止。10時57分にログインと管理画面、12時20分にカード決済が復旧。4月9日までに全機能が復旧
カード情報
侵害されたネットワークではトークン化した識別子だけで管理。カード番号・暗証番号・セキュリティコードは持っておらず、持ち出しの跡もない
個人情報・法人情報
外部への流出を示す事実は確認されず。会社は流出の可能性は極めて低いと判断
いまの状況
5月20日に外部専門機関の調査が完了。6月12日に最終報告
04
TIMELINE

時系列

  1. UPSIDER

    不正なプログラムが混ざった外部ソフトの実行で、開発者の端末が侵害される

  2. UPSIDER

    一部の認証情報の漏えいの通知を受け、すぐに無効にする

  3. UPSIDER

    別の認証情報の漏えいの通知を受け、対策本部を設置。全体の調査を始める

  4. UPSIDER

    3時40分に保護機能が働き全サービスが停止。12時20分にカード決済が全面復旧。障害報告を公表

  5. UPSIDER

    全機能を段階的に復旧

  6. UPSIDER

    不正アクセスと公表し、外部専門機関の調査を始める

  7. UPSIDER

    外部専門機関による全ログの精査と影響範囲の特定が完了

  8. UPSIDER

    最終報告を公表

05
RESPONSE

会社の対応と補償

初期対応

攻撃の起点になった端末を隔離・確保し、本番環境へのアクセス制限を厳しくした

当局への報告

個人情報保護委員会などの関係当局に報告

外部の調査

社内調査とは別に、フォレンジック調査会社に調べてもらい、全ログを確かめた

再発防止

内部のアクセス制御をさらに厳しくし、攻撃の予兆を早く捉える分析の仕組みと体制を強める

06
PROTECT YOUR COMPANY

同じことを自社で防ぐには

自社のセキュリティレベルを無料で診断する(18問・3分)
07
ABOUT THE COMPANY

どんな会社?

法人カード「UPSIDER」や、成長企業向けのオンライン融資「UPSIDER キャッシュブースト」などを提供する会社グループの持株会社です。株式会社UPSIDERは2018年に設立され、2024年にホールディングス化しました。

事業

  • 法人カード
  • 企業向けのオンライン融資
  • 法人カード基盤の外部提供
会社名
株式会社UPSIDERホールディングス
設立
2024年5月(株式会社UPSIDERの設立は2018年5月)
本社
東京都目黒区下目黒一丁目8番1号 ARCO TOWER 5階
代表者
宮城 徹
資本金
95百万円

出典:会社の公式サイト「会社概要」

08
SOURCES

出典

  1. UPSIDERホールディングス「会社情報」
  2. UPSIDER「【障害報告】UPSIDER|決済および機能における不具合のお知らせ」(2026年4月1日)
  3. UPSIDER「【続報】2026年4月1日のシステム障害に関する調査結果および第三者による不正アクセスの発生についてのご報告」(2026年4月10日)
  4. UPSIDER「【最終報告】2026年4月1日のシステム障害に関する不正アクセス事案に関する調査結果のご報告」(2026年6月12日)

このページは、会社の公式発表と適時開示だけをもとに作っています(2026年6月12日の公式発表(最終報告)時点、2026年11月4日更新)。被害を受けた会社を責めるものではありません。誤りに気づいたらお問い合わせからお知らせください。

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