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メールセキュリティ・訓練の選び方と比較(2026年)

メールの対策は、受け取る側で怪しいメールを止める製品、自社の名前をかたったメールを防ぐ送信側の設定、社員の訓練の3つに分かれます。最初に確かめるのは、使っているメールがMicrosoft 365かGoogle Workspaceか、それとも自社のサーバーかです。対応していない製品は候補から外れます。

  • 15件を掲載
  • 最高の評価 72点
  • 無料で試せる 2件

WHAT IT PROTECTS

メールセキュリティ・訓練を入れると、
こんなことから守れます

会社のメールに届く、ウイルス付きメールや詐欺メールを止めるサービスです。

  • ウイルス付きメールを開いてしまう

    危ない添付ファイルを、社員に届く前に止めます。

  • 偽のログイン画面に誘われる

    詐欺メールのリンクを見つけて止めます。

  • 取引先になりすました振込詐欺

    なりすましメールに気づくきっかけになります。

  • 社員がだまされやすい

    訓練メールで、見抜く力をつけられるものもあります。

これだけでは守れないこと

  • ×すべての詐欺メールを止められるわけではない
  • ×取引先になりすました自然な文面は見抜けないことがある
01
CHAPTER 1 · COMPARE迷ったらこの3つ
1
メールセキュリティ・訓練

Microsoft Defender for Office 365

Microsoft Corporation
72
  • 証拠29/35
  • 透明さ23/35
  • 使いやすさ20/30
料金
月299円〜
無料
—
返金
—
日本語窓口
電話

Microsoft 365のメール・Teams等を守る追加機能。Plan 2には攻撃シミュレーション訓練が含まれるため、Microsoft 365を使う会社が追加の機…

2
メールセキュリティ・訓練

Trend Vision One Email and Collaboration Security(旧 Trend Micro Email Security)

Trend Micro Incorporated
69
  • 証拠19/35
  • 透明さ20/35
  • 使いやすさ30/30
料金
見積り
無料
30日体験
返金
—
日本語窓口
電話

知っておくことが1件あります

トレンドマイクロのメール・コラボツール保護。Microsoft 365とGoogle Workspaceのどちらでも使え、同社のVision Oneと管理画面をまとめた…

3
メールセキュリティ・訓練

HENNGE One Cybersecurity Tadrill

HENNGE株式会社
59
  • 証拠15/35
  • 透明さ30/35
  • 使いやすさ14/30
料金
月300円〜
無料
—
返金
—
日本語窓口
フォーム

HENNGEの標的型攻撃メール訓練とeラーニングのサービスで、ID単位の月額で単体契約できる。200 ID以上の規模で、国産サービスで訓練を回し…

COMPAREメールセキュリティ・訓練の比較表

公式サイトで確かめた値です。「—」は公式に書かれていない、または確かめられなかった項目です。

サービス評価料金形Microsoft 365Google Workspace訓練
Microsoft Defender for Office 36572月299円〜API(Microsoft 365組み込み)○×○
Trend Vision One Email and Collaboration Security(旧 Trend Micro Email Security)69見積りゲートウェイ/API○○×
HENNGE One Cybersecurity Tadrill59月300円〜訓練○○○
HENNGE One DLP Edition59月70,000円〜クラウド○○×
HENNGE One(メールセキュリティ機能)59月450円〜ゲートウェイ○○○
f-FILTER59月3,000円〜クラウド——×
m-FILTER(エムフィルター)59月250円〜ゲートウェイ○○—
DigitalArts@Cloud49外貨建てクラウド——×
GUARDIANWALL(キヤノンマーケティングジャパン)49見積りクラウド・オンプレミス○○×
Cisco Secure Email47見積りゲートウェイ○○—
Cofense PhishMe(NRIセキュア取扱)44見積り訓練——○
Proofpoint Email Protection44見積りゲートウェイ/API○○×
KnowBe4(セキュリティ意識向上トレーニング)34見積り訓練○○○
Proofpoint Email Fraud Defense(EFD)34見積りクラウド(DMARC導入支援・なりすまし対策)——×
Mimecast Email Security23見積りゲートウェイ/API○○○
02
CHAPTER 2 · ALLすべてのサービス

15件。評価の高い順です。

1
メールセキュリティ・訓練

Microsoft Defender for Office 365

Microsoft Corporation
72
  • 証拠29/35
  • 透明さ23/35
  • 使いやすさ20/30
料金
月299円〜
無料
—
返金
—
日本語窓口
電話

Microsoft 365のメール・Teams等を守る追加機能。Plan 2には攻撃シミュレーション訓練が含まれるため、Microsoft 365を使う会社が追加の機…

2
メールセキュリティ・訓練

Trend Vision One Email and Collaboration Security(旧 Trend Micro Email Security)

Trend Micro Incorporated
69
  • 証拠19/35
  • 透明さ20/35
  • 使いやすさ30/30
料金
見積り
無料
30日体験
返金
—
日本語窓口
電話

知っておくことが1件あります

トレンドマイクロのメール・コラボツール保護。Microsoft 365とGoogle Workspaceのどちらでも使え、同社のVision Oneと管理画面をまとめた…

3
メールセキュリティ・訓練

HENNGE One Cybersecurity Tadrill

HENNGE株式会社
59
  • 証拠15/35
  • 透明さ30/35
  • 使いやすさ14/30
料金
月300円〜
無料
—
返金
—
日本語窓口
フォーム

HENNGEの標的型攻撃メール訓練とeラーニングのサービスで、ID単位の月額で単体契約できる。200 ID以上の規模で、国産サービスで訓練を回し…

4
メールセキュリティ・訓練

HENNGE One DLP Edition

HENNGE株式会社
59
  • 証拠15/35
  • 透明さ30/35
  • 使いやすさ14/30
料金
月70,000円〜
無料
—
返金
—
日本語窓口
フォーム

メールの誤送信対策や、パスワード付きZIPを使わない添付ファイルの送信(脱PPAP)で情報の漏えいを防ぐサービスです。Microsoft 365やGoo…

5
メールセキュリティ・訓練

HENNGE One(メールセキュリティ機能)

HENNGE株式会社
59
  • 証拠15/35
  • 透明さ30/35
  • 使いやすさ14/30
料金
月450円〜
無料
—
返金
—
日本語窓口
フォーム

HENNGEのクラウドサービス群で、メール誤送信対策や標的型メール訓練をID単位で契約する。最小契約が200 IDのため、一定規模以上の企業向…

6
メールセキュリティ・訓練

f-FILTER

デジタルアーツ株式会社
59
  • 証拠15/35
  • 透明さ30/35
  • 使いやすさ14/30
料金
月3,000円〜
無料
—
返金
—
日本語窓口
フォーム

社外に送るファイルに個人情報や機密情報が含まれていないかを判定し、安全に受け渡すためのファイル転送製品です。受け取った相手の閲覧…

7
メールセキュリティ・訓練

m-FILTER(エムフィルター)

デジタルアーツ株式会社
59
  • 証拠15/35
  • 透明さ30/35
  • 使いやすさ14/30
料金
月250円〜
無料
—
返金
—
日本語窓口
フォーム

デジタルアーツの国産メールセキュリティで、誤送信対策・外部攻撃対策・アーカイブを1製品で備える。オンプレミスとクラウド版があり、誤…

8
メールセキュリティ・訓練

DigitalArts@Cloud

デジタルアーツ株式会社
49
  • 証拠5/35
  • 透明さ30/35
  • 使いやすさ14/30
料金
外貨建て
無料
—
返金
—
日本語窓口
フォーム

国産のWebフィルタ「i-FILTER」とメールセキュリティ「m-FILTER」、ファイル暗号化「FINAL CODE」をクラウドでまとめて提供するサービスで…

9
メールセキュリティ・訓練

GUARDIANWALL(キヤノンマーケティングジャパン)

キヤノンマーケティングジャパン株式会社
49
  • 証拠5/35
  • 透明さ20/35
  • 使いやすさ24/30
料金
見積り
無料
30日体験
返金
—
日本語窓口
フォーム

キヤノンMJグループが国内で開発するメールセキュリティ製品のシリーズです。誤送信防止、パスワード付きZIP(PPAP)をやめるための対策、…

10
メールセキュリティ・訓練

Cisco Secure Email

Cisco Systems, Inc.
47
  • 証拠19/35
  • 透明さ8/35
  • 使いやすさ20/30
料金
見積り
無料
—
返金
—
日本語窓口
電話

シスコのメールセキュリティで、同社のXDRなどと連携して調査・修復ができる。シスコ製品をすでに使っている大企業向け。

11
メールセキュリティ・訓練

Cofense PhishMe(NRIセキュア取扱)

Cofense Inc.
44
  • 証拠15/35
  • 透明さ15/35
  • 使いやすさ14/30
料金
見積り
無料
—
返金
—
日本語窓口
フォーム

米Cofenseの標的型メール訓練基盤を、NRIセキュアが日本語の支援付きで提供する。訓練を内製化し、不審メールの報告から初動対応までを整…

12
メールセキュリティ・訓練

Proofpoint Email Protection

Proofpoint, Inc.
44
  • 証拠15/35
  • 透明さ15/35
  • 使いやすさ14/30
料金
見積り
無料
—
返金
—
日本語窓口
フォーム

メールゲートウェイ大手のProofpointのメール防御製品で、ゲートウェイ型とAPI型から選べる。Microsoft 365を使い、標的型攻撃やビジネス…

14
メールセキュリティ・訓練

Proofpoint Email Fraud Defense(EFD)

Proofpoint, Inc.
34
  • 証拠5/35
  • 透明さ15/35
  • 使いやすさ14/30
料金
見積り
無料
—
返金
—
日本語窓口
フォーム

自社のドメインをかたるなりすましメールを防ぐため、DMARC認証の導入を専任のコンサルタントが支援するサービスです。正規の送信元を洗い…

15
メールセキュリティ・訓練

Mimecast Email Security

Mimecast
23
  • 証拠15/35
  • 透明さ8/35
  • 使いやすさ0/30
料金
見積り
無料
—
返金
—
日本語窓口
不明

知っておくことが1件あります

英国発のメールセキュリティで、防御に加えてアーカイブや障害時のメール継続まで1つの基盤で提供する。公式サイトに日本語ページはなく、…

ARTICLES

この対策が役に立つ場面(記事)

03
CHAPTER 3 · HOW TO CHOOSE選び方の解説

01メールセキュリティとは何か(何を守り、何は守れないか)

メールは、ウイルス付きの添付ファイル、偽のログイン画面へ誘うフィッシング、取引先になりすまして振込先を変えさせる「ビジネスメール詐欺」の入口になります。IPAの「情報セキュリティ10大脅威 2026」の組織編では、ビジネスメール詐欺が10位、標的型攻撃が5位に入っています。図鑑では次の3種類をまとめて扱っています。

  • ゲートウェイ型:メールが社内に届く前に通り道で検査します。メールの配送先(MXレコード)を切り替えて使います。
  • API型:Microsoft 365やGoogle Workspaceと直接つなぎ、届いたメールを検査します。配送経路を変えずに入れられます。
  • 訓練:偽の攻撃メールを社員に送り、開封やクリックの状況を測って教育につなげます。

製品で止められるのは、怪しい添付やリンク、なりすましの兆しがあるメールです。本物の取引先のアカウントが乗っ取られて送られてくる詐欺メールは、技術だけでは見分けにくく、振込先の変更を電話で確かめるといった社内の決まりが必要です。

02選ぶときに見る5つの点

  1. 形:ゲートウェイ型かAPI型か。比較表の「形」の列で確かめます。
  2. Microsoft 365に対応しているか:図鑑の10件のうち、公式に対応を確かめられたのは5件です。
  3. Google Workspaceに対応しているか:公式に対応を確かめられたのは2件です。使っている方に対応するかを先に絞ります。
  4. 訓練の有無:検査と訓練を1つの契約で受けられるか。訓練の機能を持つものは6件です。
  5. 最小契約数:1ユーザーから契約できるか、最小200 IDなどの下限があるか。小さな会社ほど影響します。

03料金の相場

図鑑の10件のうち、公式に月額の目安を出しているのは4件で、1ユーザーあたり月250円〜450円でした。ただし、もっとも安い額は500ライセンス・5年契約の場合の参考価格で、最小200 IDからのものもあります。訓練サービスは月300円/IDの例があり、ほかは見積りです。無料プランを持つものはありません。Microsoft 365の上位プランなど、使っているメールの契約に検査の機能が含まれている場合もあるので、今の契約内容を先に確かめます。

ゲートウェイ型は、メールの配送先を切り替える作業と、切り替え中にメールが届かなくならないための段取りが要ります。API型は配送経路を変えずに入れられる分、メールのアカウントへの広い権限を事業者に渡します。どちらの形でも、導入の作業を誰が行うか、作業費が月額に含まれるかを見積りで確かめます。

04送信側の設定:自社の名前をかたったメールを防ぐ

受信側の製品とは別に、自社のドメインで「SPF」「DKIM」「DMARC」という送信ドメイン認証を設定しておくと、自社の名前をかたった偽メールを、受け取る側が見分けやすくなります。総務省・警察庁・経済産業省は2023年、クレジットカード会社などにDMARCの導入を要請し、メールを送らないドメインも含めて設定し、なりすましメールを受信拒否する方針で運用するよう求めました。設定はドメインの管理画面で行い、費用はかからないことがほとんどです。

05よくある失敗と注意点

  • 正しいメールまで隔離される:導入直後は取引先からのメールが隔離されることがあります。隔離されたメールを誰が確かめるかを決めます。
  • 訓練の結果で個人を責める:訓練の目的は、開いてしまったときにすぐ報告できる職場にすることです。報告の早さも測ります。
  • 振込先の変更をメールだけで受ける:IPAはビジネスメール詐欺の対策として、メール以外の手段で相手に確かめることを挙げています。
  • DMARCを入れても監視だけのまま:「何もしない」設定のままでは、なりすましメールは届きます。状況を見ながら段階的に強めます。
  • 添付ファイルの扱いを決めていない:パスワード付きの圧縮ファイルは中身を検査できないことがあります。取引先とのファイルのやり取りの方法も見直します。

06導入前に確かめること

  1. 今のメールの形:Microsoft 365、Google Workspace、レンタルサーバーのメール、自社のメールサーバーのどれか。複数を併用していないか。
  2. 利用者の数:共有アドレスや退職者のアドレスを含めて、何IDになるか。最小契約数との差を確かめます。
  3. 今の契約に含まれる機能:使っているメールの契約で、すでに検査や隔離の機能が使えないか。
  4. 隔離メールの確かめ方:社員が自分で隔離を解除できるか、管理者が確かめるか。
  5. 訓練の対象と時期:全社員か、経理や役員など狙われやすい部署からか。繁忙期を避けて計画します。

07無料で済ませられる場合

社員が数人で、Microsoft 365やGoogle Workspaceを使っているなら、標準の迷惑メール対策と多要素認証、送信ドメイン認証の設定で、まず基本は押さえられます。訓練も、IPAが公開している手口の解説資料を使った社内の勉強会から始められます。取引先とお金のやり取りが多い、過去に偽メールが届いたことがある、という場合に専用の製品を検討します。

この解説の出典(4件)
  1. IPA「情報セキュリティ10大脅威 2026」
  2. IPA「ビジネスメール詐欺(BEC)対策」
  3. 総務省「クレジットカード会社等に対するフィッシング対策強化の要請」(2023年2月)
  4. 経済産業省「クレジットカード会社等に対するフィッシング対策の強化を要請しました」
04
CHAPTER 4 · MOREもっと知りたい

FAQよくある質問

Microsoft 365の標準機能だけでは足りませんか?

Microsoft 365には標準の迷惑メール対策があり、上位のプランや追加契約で検査の機能を強められます。社員が少なく、多要素認証と送信ドメイン認証を設定しているなら、まず標準機能から始められます。足りない点が見えてから追加を検討します。

DMARCとは何ですか?

自社のドメインをかたったメールを、受け取る側でどう扱うかを宣言する仕組みです。SPF・DKIMと組み合わせて使います。総務省などは2023年、カード会社などにDMARCの導入と、なりすましメールを受信拒否する方針での運用を要請しました。

標的型メール訓練はどのくらいの頻度で行いますか?

決まった頻度はありませんが、年に1〜2回行う会社が多くあります。結果を責めるのではなく、怪しいと思ったときにすぐ報告できたかを測り、報告の手順を見直す材料にします。新しい手口に合わせて文面を変えます。

ビジネスメール詐欺はどう防げばよいですか?

取引先を装って振込先の変更を求める手口です。製品だけでは見分けにくいため、振込先の変更はメール以外の手段で相手に確かめる、複数人で承認する、といった社内の決まりを作ります。IPAが手口と対策を公開しています。

ゲートウェイ型とAPI型はどちらを選べばよいですか?

ゲートウェイ型はメールの配送経路を変えて、届く前に検査します。API型はMicrosoft 365やGoogle Workspaceと直接つなぎ、経路を変えずに入れられます。使っているメールの形と、社内の担当者がDNSを変更できるかで選びます。

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