ひとことで言うと
本物そっくりの偽サイトに誘い、IDやカード番号を入力させる詐欺
EXAMPLE
たとえば
「お荷物をお届けできませんでした」というSMSのリンクを開くと、宅配会社そっくりのページでカード番号を聞かれます。警察庁によると、2026年9月のフィッシングの報告は94,661件でした。
01フィッシングのしくみ
フィッシングは、実在の会社やサービスを名乗るメールやSMSで偽のサイトに誘い、IDやパスワード、カード番号を入力させて盗む詐欺です。偽サイトは本物の画面をまねて作られ、見た目だけでは区別がつきません。警察庁は、送り主の名前やアドレスは偽装できるため、表示だけで本物かどうかを判断するのは難しいとしています。
URLにも仕掛けがあります。「o」と数字の「0」、大文字の「I」と小文字の「l」のように似た文字を使い、本物らしく見せたアドレスが使われます。アドレス欄の鍵マークは通信が暗号化されていることを示すだけで、サイトが本物である証明にはなりません(https)。
02よくある被害の例
- カード会社を名乗るメールから偽サイトに入り、カード番号と有効期限を入れてしまい、身に覚えのない買い物をされる。
- 銀行を名乗るメッセージから偽のログイン画面に入り、ネットバンキングから不正に送金される。
- 通販サイトのIDとパスワードを入れてしまい、アカウントを乗っ取られる。同じパスワードを使っている別のサービスにも入られる。
SMSを使った手口はスミッシングと呼ばれます。
03防ぐには
- メールやSMSのリンクから開かず、ブックマークや公式アプリからログインします。
- 金融機関がメールやSMSでIDやパスワードを問い合わせることはありません。聞かれたら詐欺と考えます。
- パスワードはサービスごとに変え、二段階認証を使います。パスワードが盗まれても、乗っ取りを防ぎやすくなります。
- OSやアプリを最新の状態にしておきます。
- 迷ったときは、正規のサイトや郵送物で調べた番号に電話して確かめます。メールに書かれた連絡先は使いません。
会社の場合は、自社の名前をかたったメールを減らすため、DMARCなどの送信ドメイン認証を設定します。警察庁も事業者に導入の検討を呼びかけています。
04被害にあったら
- カード会社や銀行など、被害にあったサービスの会社にすぐ連絡します。
- 入力してしまったパスワードと、同じパスワードを使っていたサービスのパスワードを変えます。
- 偽サイトのURLは「フィッシング110番」(インターネット・ホットラインセンター)に通報できます。
- お金の被害は、最寄りの警察署か、都道府県警察のサイバー事案の窓口に相談します。
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