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用語集 攻撃・手口

らんさむうぇあ

ランサムウェアとは?

会社のデータを使えなくして、元に戻す代わりにお金を要求するウイルス。

  • 別の言い方:身代金ウイルス

ひとことで言うと

会社のデータを使えなくして、元に戻す代わりにお金を要求するウイルス

EXAMPLE

たとえば

社内のサーバーのファイルが一晩で暗号化され、「元に戻したければ支払え」と表示されます。警察庁への被害報告は2026年上半期で123件、そのうち79件が中小企業でした。

出典 ↗

01ランサムウェアのしくみ

ランサムウェアは、パソコンやサーバーのファイルを暗号化して使えなくし、元に戻す代わりにお金(身代金)を求めるマルウェアです。今は暗号化だけでなく、先にデータを盗み「払わなければ公開する」と脅す二重恐喝が広がっています。警察庁は、盗まれた財務情報や個人情報が、ダークウェブ上のリークサイトに載せられる例が多く確認されていると説明しています。暗号化をせず、データを盗んで脅すだけの「ノーウェアランサム」という手口もあります。

入口も変わりました。以前はばらまきメールが主でしたが、警察庁によると、今はVPN機器などインターネットに出ている機器から、遠隔で入り込む手口が多くを占めます。使われるのは、更新されていない脆弱性、漏れたパスワードや簡単なパスワード、設定の不備です。

02よくある被害の例

  • 朝出社すると社内システムが動かず、ファイルの名前が書き換えられ、支払いを求める画面が出ている。
  • 受注や会計のシステムが止まり、数日から数週間、手作業で業務を回すことになる。
  • 取引先や顧客の情報が盗まれ、公開すると脅される。

03防ぐには

  • VPN機器やサーバーなど、外から見える機器のソフトを最新にします。
  • 推測しやすいパスワードをやめ、外からつなぐ入口には二段階認証を設定します。
  • バックアップを、社内のネットワークから切り離した場所にも取ります。同じネットワークにつないだままのバックアップは、一緒に暗号化されるおそれがあります。
  • バックアップから実際に戻せるか、平時に試しておきます。
  • 入り込まれたあとの動きを見つけるにはEDRが使えます。

04被害にあったら

  1. 感染した機器をネットワークから外します。電源はすぐに切らず、画面を写真に残します。
  2. 社内の責任者に報告し、外部の専門会社に調査を頼みます。
  3. 警察に通報・相談します。個人データが漏れたおそれがあれば、個人情報保護委員会への報告が必要か確かめます。

総務省は、身代金の支払いには応じないことを勧めています。払ってもデータが戻る保証はなく、盗まれたデータが消される保証もありません。対策の全体はランサムウェアへの備えにまとめています。

この解説の出典(3件)
  1. 警察庁「ランサムウェア被害防止対策」
  2. 総務省 国民のためのサイバーセキュリティサイト「マルウェア(ウイルス等)とは?」
  3. 総務省 国民のためのサイバーセキュリティサイト「データ復旧・バックアップの管理」

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