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ゼロトラスト・SASEの選び方と比較(2026年)

ゼロトラストは製品の名前ではなく、社内か社外かを問わず、利用者と端末を毎回確かめる考え方です。最初に確かめるのは、社員のIDを1か所で管理し、多要素認証を通せているかです。そのうえで、置き換えたいもの(VPN、Webフィルタ、クラウドの利用管理)を決めて、必要な機能を絞ります。

  • 16件を掲載
  • 最高の評価 74点
  • 無料で試せる 3件

WHAT IT PROTECTS

ゼロトラスト・SASEを入れると、
こんなことから守れます

会社の中か外かに関係なく、つなぐたびに「本当に本人か・安全な端末か」を確かめるしくみです。

  • 乗っ取られたアカウントで社内に入られる

    つなぐたびに本人と端末を確かめます。

  • クラウドのデータを持ち出される

    誰がどのデータを使えるかを細かく決められます。

  • 社外で危ないサイトを開く

    どこで仕事をしていても、同じ守りがかかります。

  • VPN機器の弱点をねらわれる

    VPN機器を置かずに社外から安全につなげます。

これだけでは守れないこと

  • ×入れるだけでは完成せず、設計と設定に時間がかかる
  • ×小さな会社には大がかりなことがある
01
CHAPTER 1 · COMPARE迷ったらこの3つ
1
ゼロトラスト・SASE

Soliton OneGate(ソリトンシステムズ)

株式会社ソリトンシステムズ
74
  • 証拠15/35
  • 透明さ35/35
  • 使いやすさ24/30
料金
月150円〜
無料
30日体験
返金
—
日本語窓口
フォーム

ソリトンシステムズが国内で開発するIDaaSで、ID管理、シングルサインオン、多要素認証、電子証明書の発行をまとめて提供します。ISMAPに…

2
ゼロトラスト・SASE

Cloudflare One(Cloudflare Zero Trust)

Cloudflare, Inc.
68
  • 証拠10/35
  • 透明さ28/35
  • 使いやすさ30/30
料金
無料プランあり
無料
プランあり
返金
—
日本語窓口
電話

知っておくことが1件あります

CDN大手Cloudflareのゼロトラスト製品で、50ユーザーまで無料で使える。小規模な会社が費用をかけずにVPN置き換えやWebフィルタリングを始…

3
ゼロトラスト・SASE

i-FILTER@Cloud(DigitalArts@Cloud)

デジタルアーツ株式会社
65
  • 証拠15/35
  • 透明さ30/35
  • 使いやすさ20/30
料金
月500円〜
無料
—
返金
—
日本語窓口
電話

国産Webフィルタリング「i-FILTER」のクラウド版。テレワーク端末のWebアクセスを管理したい企業や、ISMAP登録サービスを求める官公庁・自…

COMPAREゼロトラスト・SASEの比較表

公式サイトで確かめた値です。「—」は公式に書かれていない、または確かめられなかった項目です。

サービス評価料金含む機能国内の接続拠点
Soliton OneGate(ソリトンシステムズ)74月150円〜IDaaS・SSO・多要素認証・証明書(PKI)—
Cloudflare One(Cloudflare Zero Trust)68無料プランありSWG・ZTNA・CASB○
i-FILTER@Cloud(DigitalArts@Cloud)65月500円〜SWG—
セコムクラウドセキュリティゲートウェイ65月60,500円〜SWG・CASB・ZTNA—
HENNGE One Identity Edition59月80,000円〜SSO・多要素認証・アクセス制御・セキュアブラウザ・ZTNA・パスワードマネージャー—
z-FILTER(デジタルアーツ)59月1,000円〜SWG・ZTNA・CASB・FWaaS—
Okta Workforce Identity(SSO・多要素認証・ID管理)54月940円〜SSO・MFA・ID管理(ライフサイクル・ガバナンス)・特権アクセス管理・ID脅威検知—
Microsoft Entra Internet Access / Private Access52月749円〜SWG・ZTNA○
Prisma Access(Palo Alto Networks)37見積りSWG・ZTNA・CASB・FWaaS○
Zscaler(ZIA / ZPA)37見積りSWG・ZTNA・CASB・FWaaS○
NetAttest EPS(ソリトンシステムズ)34見積りRADIUS認証・プライベートCA・証明書管理・MACアドレス認証—
iNetSecシリーズ(PFU)34見積り不正接続防止(NAC)・ネットワーク機器の可視化—
Cato SASE Cloud30見積りSWG・ZTNA・CASB・FWaaS・SD-WAN○
Infoblox(BloxOne Threat Defense・DDI、テリロジー)23見積りDNSセキュリティ(DNSファイアウォール)—
Netskope One23見積りSWG・ZTNA・CASB・FWaaS・SD-WAN○
Obsidian Security(テリロジー)23見積りSSPM・ITDR—
02
CHAPTER 2 · ALLすべてのサービス

16件。評価の高い順です。

1
ゼロトラスト・SASE

Soliton OneGate(ソリトンシステムズ)

株式会社ソリトンシステムズ
74
  • 証拠15/35
  • 透明さ35/35
  • 使いやすさ24/30
料金
月150円〜
無料
30日体験
返金
—
日本語窓口
フォーム

ソリトンシステムズが国内で開発するIDaaSで、ID管理、シングルサインオン、多要素認証、電子証明書の発行をまとめて提供します。ISMAPに…

2
ゼロトラスト・SASE

Cloudflare One(Cloudflare Zero Trust)

Cloudflare, Inc.
68
  • 証拠10/35
  • 透明さ28/35
  • 使いやすさ30/30
料金
無料プランあり
無料
プランあり
返金
—
日本語窓口
電話

知っておくことが1件あります

CDN大手Cloudflareのゼロトラスト製品で、50ユーザーまで無料で使える。小規模な会社が費用をかけずにVPN置き換えやWebフィルタリングを始…

3
ゼロトラスト・SASE

i-FILTER@Cloud(DigitalArts@Cloud)

デジタルアーツ株式会社
65
  • 証拠15/35
  • 透明さ30/35
  • 使いやすさ20/30
料金
月500円〜
無料
—
返金
—
日本語窓口
電話

国産Webフィルタリング「i-FILTER」のクラウド版。テレワーク端末のWebアクセスを管理したい企業や、ISMAP登録サービスを求める官公庁・自…

4
ゼロトラスト・SASE

セコムクラウドセキュリティゲートウェイ

セコムトラストシステムズ株式会社
65
  • 証拠15/35
  • 透明さ30/35
  • 使いやすさ20/30
料金
月60,500円〜
無料
—
返金
—
日本語窓口
電話

CiscoのUmbrellaとSecure Connectを使ったSASEを、セコムトラストシステムズが導入から運用支援まで提供するサービスです。社外からのイン…

5
ゼロトラスト・SASE

HENNGE One Identity Edition

HENNGE株式会社
59
  • 証拠15/35
  • 透明さ30/35
  • 使いやすさ14/30
料金
月80,000円〜
無料
—
返金
—
日本語窓口
フォーム

Microsoft 365やGoogle Workspaceなど多数のクラウドサービスに1つのIDでログインでき、社外からのアクセスを端末や場所で制限できるサー…

6
ゼロトラスト・SASE

z-FILTER(デジタルアーツ)

デジタルアーツ株式会社
59
  • 証拠15/35
  • 透明さ30/35
  • 使いやすさ14/30
料金
月1,000円〜
無料
—
返金
—
日本語窓口
フォーム

デジタルアーツの国産ゼロトラスト製品で、認証・Webアクセス・VPN代替を1つの管理画面で扱う。許可した通信だけを通す運用をしたい国内企…

8
ゼロトラスト・SASE

Microsoft Entra Internet Access / Private Access

Microsoft Corporation
52
  • 証拠15/35
  • 透明さ23/35
  • 使いやすさ14/30
料金
月749円〜
無料
—
返金
—
日本語窓口
フォーム

MicrosoftのID基盤Entraと一体で動くSWGとZTNA。Microsoft 365とEntra IDを使っている会社が、IDの条件付きアクセスと合わせて通信も管理…

9
ゼロトラスト・SASE

Prisma Access(Palo Alto Networks)

Palo Alto Networks, Inc.
37
  • 証拠15/35
  • 透明さ8/35
  • 使いやすさ14/30
料金
見積り
無料
—
返金
—
日本語窓口
フォーム

ファイアウォール大手パロアルトネットワークスのSASE。同社のファイアウォールと同じ考え方で拠点・在宅の通信を守れるため、すでに同社…

10
ゼロトラスト・SASE

Zscaler(ZIA / ZPA)

Zscaler, Inc.
37
  • 証拠15/35
  • 透明さ8/35
  • 使いやすさ14/30
料金
見積り
無料
—
返金
—
日本語窓口
フォーム

インターネット向けのZIAと社内アプリ向けのZPAからなるクラウド型セキュリティ。拠点や在宅の通信をクラウド経由でまとめて検査したい大…

11
ゼロトラスト・SASE

NetAttest EPS(ソリトンシステムズ)

株式会社ソリトンシステムズ
34
  • 証拠5/35
  • 透明さ15/35
  • 使いやすさ14/30
料金
見積り
無料
—
返金
—
日本語窓口
フォーム

社内の無線LAN・有線LAN・VPNにつなぐ端末と利用者を、電子証明書やID・パスワード、MACアドレスで認証するアプライアンスです。国内で自…

12
ゼロトラスト・SASE

iNetSecシリーズ(PFU)

株式会社PFU
34
  • 証拠5/35
  • 透明さ15/35
  • 使いやすさ14/30
料金
見積り
無料
—
返金
—
日本語窓口
フォーム

社内ネットワークにつながるPC・スマートフォン・複合機・IoT機器を検知し、許可のない機器の接続を遮断するアプライアンス製品です。不正…

13
ゼロトラスト・SASE

Cato SASE Cloud

Cato Networks Ltd.
30
  • 証拠5/35
  • 透明さ15/35
  • 使いやすさ10/30
料金
見積り
無料
—
返金
—
日本語窓口
不明

SD-WANとセキュリティ機能を自社の閉域網で一体提供するSASE。拠点が多い企業や海外拠点を持つ企業が、ネットワークとセキュリティをまと…

15
ゼロトラスト・SASE

Netskope One

Netskope, Inc.
23
  • 証拠5/35
  • 透明さ8/35
  • 使いやすさ10/30
料金
見積り
無料
—
返金
—
日本語窓口
不明

CASBから始まったSASE製品で、クラウドサービスの利用状況の把握やデータ保護に強みがある。SaaSを多く使い、情報の持ち出しを管理したい…

16
ゼロトラスト・SASE

Obsidian Security(テリロジー)

Obsidian Security, Inc.
23
  • 証拠5/35
  • 透明さ8/35
  • 使いやすさ10/30
料金
見積り
無料
—
返金
—
日本語窓口
電話

Microsoft 365、Google Workspace、Salesforce、Boxなど、会社で使うSaaSの設定や権限の不備を見える化し、不正なログインやアカウントの…

ARTICLES

この対策が役に立つ場面(記事)

03
CHAPTER 3 · HOW TO CHOOSE選び方の解説

01ゼロトラスト・SASEとは何か(何を守り、何は守れないか)

これまでの対策は、会社の出入口に壁を作り、内側は安全と見なす「境界型」が中心でした。クラウドの利用や在宅勤務が増えると、守る対象が出入口の外に出てしまいます。ゼロトラストは、内側か外側かで信頼を決めず、アクセスのたびに「誰が」「どの端末で」「何に」つなごうとしているかを確かめる考え方です。デジタル庁の「ゼロトラストアーキテクチャ適用方針」は、リソースの識別、主体の身元確認と認証、ネットワークの保護、端末の状態確認、アクセス制御、観測の6つを方針として挙げ、一度で終わる取り組みではなく、繰り返して成熟度を上げていくものとしています。

SASE(サシー)は、この考え方を実現する機能をクラウドでまとめて提供するサービスの呼び名です。主な機能は次のとおりです。

  • SWG:社員のWeb閲覧を検査し、危ないサイトへの接続を止めます。
  • ZTNA:社内のシステムへ、許可した人と端末だけを、許可したシステムにだけつなぎます。VPNの置き換えとして使われます。
  • CASB:クラウドサービスの利用状況を見える化し、許可していないサービスへの持ち出しを抑えます。
  • FWaaS:ファイアウォールをクラウドで提供します。
  • SD-WAN:拠点のネットワークをクラウドとつなぎ、まとめて管理します。

ゼロトラストの仕組みは、ID管理と端末管理が土台です。ID・パスワードの管理がばらばらなままでは、どの製品を入れても確かめる材料がありません。また、端末そのもののウイルス対策やデータのバックアップは別に必要です。

02選ぶときに見る5つの点

  1. 含む機能:比較表の「含む機能」の列で、SWG・ZTNA・CASB・FWaaS・SD-WANのどれが入っているかを確かめます。図鑑の8件では、SWGのみのものから5つすべてを含むものまであります。
  2. 国内の接続拠点:通信は事業者の接続拠点を通ります。国内に拠点があると、通信の遅れを抑えやすくなります。図鑑で国内拠点を公式に確かめられたのは4件です。
  3. ID管理との連携:Microsoft Entra ID、Google Workspace、Oktaなど、今使っているID管理とつなげられるか。
  4. 端末の状態の確かめ方:OSの更新やウイルス対策の状態を確かめてから接続を許可できるか。EDRや端末管理の製品と連携できるか。
  5. 段階的に入れられるか:一部の部署やシステムから始めて、広げていけるか。

このほか、通信の記録をどこの国に何日残すか、管理画面と問い合わせが日本語に対応しているかも確かめます。社員の通信がすべて事業者を通るため、事業者側で障害が起きたときにどうなるか(つながらなくなるのか、検査を外して通すのか)も、契約前に聞いておく点です。

03料金の相場

図鑑の8件のうち、円建ての月額を公開しているのは3件で、1ユーザーあたり月500円〜1,000円(機能を絞った製品の最安値)でした。複数の機能をまとめた上位のプランは1ユーザー月1,799円の例があります。50ユーザーまで無料で使えるプランを持つものが1件あり、有料はドル建てです。大企業向けの4件は見積りのみです。機能を足すごとに料金が上がるので、最初に置き換える対象を決めてから見積りを取ります。

04よくある失敗と注意点

  • 製品を買えば実現すると考える:誰に何を許すかの決まりがないと、全員に全部を許す設定になりがちです。
  • VPNを残したままにする:ZTNAに移ったあとも古いVPNが動いていると、そこが入口のまま残ります。移行の終わりにVPNを止める日を決めます。
  • 例外が増える:通信が遅い、つながらないという声に例外を足し続けると、検査を通らない道が増えます。
  • 通信の中身を見る範囲を決めていない:暗号化された通信を検査するかどうか、社員への説明も含めて決めます。

05移行の進め方の例

一度にすべてを切り替えると、業務が止まったときに原因を追いにくくなります。次のように段階を分けると進めやすくなります。

  1. IDをまとめる:社員のアカウントを1つのID管理に集め、多要素認証を必須にします。
  2. 端末を把握する:会社の端末を登録し、OSの更新やウイルス対策の状態を見られるようにします。
  3. Web閲覧の検査から始める:社員のWeb閲覧をSWGに通し、危ないサイトへの接続を止めます。
  4. 社内システムへの接続を移す:利用者の少ないシステムからZTNAに移し、問題がなければ広げます。
  5. 古い仕組みを止める:移行が終わったVPNやプロキシを止め、残っていないか確かめます。

06無料で済ませられる場合

社員が少なく、業務がMicrosoft 365やGoogle Workspaceで完結しているなら、それぞれの管理画面で、多要素認証の必須化、会社の端末からだけ使える条件、管理者アカウントの分離を設定するだけで、ゼロトラストの考え方の多くを取り入れられます。社内に残したシステムへ社外からつなぐ必要が出たとき、または拠点や利用者が増えて管理が追いつかなくなったときに、SASEの導入を検討します。

この解説の出典(4件)
  1. デジタル庁「ゼロトラストアーキテクチャ適用方針」(DS-210)
  2. デジタル庁「標準ガイドライン群」
  3. 総務省「テレワークセキュリティガイドライン(第5版)」
  4. 警察庁「令和7年におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について」
04
CHAPTER 4 · MOREもっと知りたい

FAQよくある質問

ゼロトラストとSASEは何が違いますか?

ゼロトラストは、社内外を問わず利用者と端末を毎回確かめるという考え方です。SASEは、その考え方を実現するための機能(Web閲覧の検査、社内システムへの接続、クラウドの利用管理など)をクラウドでまとめて提供するサービスの呼び名です。

中小企業でもゼロトラストは必要ですか?

大がかりな製品を入れなくても、ID管理を1か所にまとめ、多要素認証を必須にし、会社の端末からだけ使える条件を設定することで、考え方の多くは取り入れられます。社内のシステムに社外からつなぐ必要がある場合に、専用のサービスを検討します。

VPNはなくせますか?

社内のシステムへの接続をZTNAに移せば、VPNを止められることがあります。警察庁はVPN機器をランサムウェアの主な侵入経路としており、使わなくなったVPNを残さないことが大切です。移行の順番と、止める日を先に決めます。

国内の接続拠点はなぜ大事ですか?

SASEでは社員の通信が事業者の接続拠点を経由します。拠点が遠いと通信が遅くなり、国内向けのサイトが海外からの接続と見なされることもあります。国内に拠点があるかを、事業者が公開している拠点一覧で確かめます。会議の映像など、遅れが気になる通信の扱いもあわせて確かめます。

導入はどこから始めればよいですか?

まず社員のIDを1か所にまとめ、多要素認証を必須にします。次に、置き換えたいもの(VPN、Webフィルタなど)を1つ決め、一部の部署で試します。デジタル庁の適用方針も、一度で完成させず段階的に成熟度を上げる取り組みとしています。

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