ひとことで言うと
外から入ってくる不要な通信を止める「壁」
EXAMPLE
たとえば
会社のネットの出入り口に置き、外部から社内のパソコンへの直接の接続を止めます。パソコン自体にも同じ機能があります。
01ファイアウォールでできること・できないこと
ファイアウォールは、社内のネットワークとインターネットの境目に置き、外からの不正な侵入を防ぐしくみ、またはその機器です(総務省の用語集より)。「防火壁」の意味で、通してよい通信と止める通信をルールで分けます。たとえば「社外から社内のパソコンへ直接つなごうとする通信は止める」「社内からWebを見る通信は通す」といった決まりです。
会社の出入り口に置く機器のほか、パソコンそのものにも同じ機能があります。総務省はこれをパーソナルファイアウォールと呼んでいます。
できないこともはっきりしています。
- 通してよいと決めた通信にまぎれた攻撃は止められません。Webサイトを見る通信や、メールで届く添付ファイルの中身までは見ていない機器が多くあります。
- 社員が自分で開いたメールから入るマルウェアは、内側から外へ出る通信になるため、止めにくくなります。
- ファイアウォール自体に弱点があれば、そこが入口になります。
02どんな会社・人に必要か
ネットにつながるすべての会社と個人に必要です。家庭や小さな事務所では、ルーターに入っている機能と、パソコンのファイアウォールで基本は足ります。パソコンの機能を切らないことが大事です。ソフトを入れるときに「ファイアウォールを無効にしてください」と求められても、理由が分からないうちは従わず、提供元に確かめます。
社員が増え、社外からの接続やWeb閲覧の制限も必要になると、ファイアウォールにウイルスの検査やWebの制限を足したUTMや次世代ファイアウォールを選ぶ会社が多くなります。Webサイトを守るには、別にWAFを使います。
03選ぶとき・導入するときに見ること
- ルールは「必要なものだけ通す」を基本にします。「とりあえず全部通す」設定のままでは役に立ちません。
- だれがルールを変えられるか、変えた記録が残るかを決めます。
- 機器のソフトを最新にします。メーカーのサポート期限も確かめます。
- 止めた通信の記録(ログ)を残し、ときどき見るか、見てくれるサービスを使います。
- 管理画面をインターネットから見えないようにし、初期パスワードを変えます。
製品はUTM・ファイアウォールで比べられます。