ひとことで言うと
ファイアウォール・ウイルス検査・Webの制限などを1台にまとめた機器
EXAMPLE
たとえば
社員20人の事務所なら、出入り口にUTMを1台置き、危ないサイトの閲覧やウイルス付きのファイルを止めます。レンタルで月額数千円からのものもあります。
01UTMでできること・できないこと
UTM(統合脅威管理)は、いくつかのセキュリティ機能を1台の機器にまとめたものです。会社のネットワークの出入り口に置きます。フォーティネットの説明では、主に次のような機能が入っています。
| 機能 | 何をするか |
|---|---|
| ファイアウォール | 出入りする通信をルールで通す・止める |
| ウイルス対策 | 通信の中のウイルスを見つけて止める |
| 侵入防止(IDS/IPS) | 攻撃のパターンを見つけて止める |
| Webフィルタリング | 危ないサイトや業務に関係ないサイトの閲覧を止める |
| VPN | 社外から社内に暗号化してつなぐ |
| 情報漏えい対策(DLP) | 大事なデータが外に出るのを見張る |
機器を何台も置いて別々に管理する手間が減り、1つの画面で見られるのが利点です。
できないこともあります。社外に持ち出したノートパソコンや、自宅からクラウドに直接つなぐ通信は、会社のUTMを通りません。暗号化された通信の中身は、設定しなければ検査できません。入り込まれたあとのパソコンの中の動きは見えないので、EDRと組み合わせます。また、1台にまとめているぶん、その機器が止まるとネットが止まります。
02どんな会社・人に必要か
専任のIT担当者がいない、社員が数人から数十人ほどの事務所や店舗で使われることが多い機器です。社内にファイルサーバーや複合機があり、社員がオフィスからネットを使う働き方の会社に合います。逆に、ほぼ全員が在宅で、仕事の大半をクラウドで済ませる会社では、通信が会社の出入り口を通らないため、効き目が小さくなります。
03選ぶとき・導入するときに見ること
- 社員の数と回線の速さに合った処理能力か。機能を全部オンにすると、通信が遅くなる機種があります。
- 買い取りか、レンタル(月額)か。レンタルには設定や保守、故障時の交換が含まれることが多くあります。
- だれがログを見て、警告が出たときにだれが対応するか。見る人がいなければ、置いただけになります。
- 機器のソフトの更新を、だれがいつするか。UTM自体の弱点が入口になることもあります。
- 保守の契約が切れると、ウイルスの定義などが更新されなくなる製品があります。
製品はUTM・ファイアウォールで比べられます。
この解説の出典(1件)
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