ひとことで言うと
見つかった弱点をふさぐための、ソフトの更新
EXAMPLE
たとえば
毎月第2火曜日(日本では翌水曜日)に、マイクロソフトはWindowsの更新を出します。自動更新にしておくのが基本です。
01アップデート(修正版)でできること・できないこと
アップデートは、ソフトに見つかった不具合や弱点(脆弱性)をふさぐための更新です。「パッチ」「更新プログラム」「修正プログラム」とも呼ばれます。総務省の用語集では、完成したプログラムの脆弱性などを直すため、あとから配られる修正プログラムと説明されています。
できるのは、すでに見つかって直し方が分かっている弱点をふさぐことです。逆に、まだ修正版が出ていない弱点(ゼロデイ)は防げません。また、すでに入り込まれていた場合、当てても入られたあとに仕込まれたものは消えません。
02Windowsの更新の出方
マイクロソフトの説明では、Windowsの月例のセキュリティ更新は、毎月第2火曜日の午前10時(米国太平洋時間)に公開されます。日本では時差の関係で翌日の水曜日になります。このほか、急ぎの問題があるときは、月例を待たずに臨時の更新(帯域外更新)が出ます。月例の更新は累積型で、それまでの修正もまとめて入っています。
03どんな会社・人に必要か
パソコンやスマホを使うすべての人に必要です。ルーターやVPN機器、防犯カメラ、複合機なども、中のソフトに更新があります。特に、インターネットから見えている機器(VPN機器、Webサーバー、Webサイトの管理画面)は、更新が遅れるとすぐ狙われます。
04導入するときに見ること
- 自動更新をオンにします。総務省も、多くの機器は自動で更新されるので、その機能を切らないよう呼びかけています。
- 会社では、だれがいつ何を更新するかを決め、更新できていない端末を一覧で見られるようにします。
- 業務ソフトが動かなくなる心配があるときは、少数の端末で先に試し、問題がなければ全体に当てます。ただし試す期間は短くします。
- ルーターやVPN機器のように自動で更新されない機器は、メーカーのお知らせを受け取れるようにします。
- メーカーのサポートが終わった製品には修正版が出ません。サポートの期限を一覧にして、前もって入れ替えの予算と時期を決めておきます。
更新を当てる前に、念のためバックアップを取っておくと、万一動かなくなったときに元の状態へ戻せます。
この解説の出典(3件)
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