ひとことで言うと
受け取る人が望んでいないのに一方的に送られてくるメール。詐欺やウイルスの入口にもなる
EXAMPLE
たとえば
広告のメールだけでなく、宅配業者や銀行を装ってリンクを押させるフィッシングメールも迷惑メールの一種です。
01迷惑メールのしくみ
迷惑メールは、受け取る人が望んでいないのに、一方的に送られてくるメールです。スパムメールとも呼ばれます。中身は大きく3つに分かれます。
- 同意なく送られてくる広告や宣伝のメール。
- 宅配業者や銀行、カード会社を名乗り、偽のサイトに誘うフィッシングメール。SMSで届くものはスミッシングと呼ばれます。
- ウイルスの入った添付ファイルや、ウイルスを落とすサイトへのリンクが付いたメール。
送り主の名前やアドレスは偽れるため、表示だけでは本物かどうか分かりません。総務省は、ウイルスに感染したパソコンが、持ち主の知らないうちに迷惑メールの送信に使われることがあるとも説明しています。
02法律のルール(特定電子メール法)
広告や宣伝のメールは「特定電子メール法」(特定電子メールの送信の適正化等に関する法律)で送り方が決められています。SMSも対象です。主な決まりは次のとおりです。
- あらかじめ同意した人などにしか、広告や宣伝のメールを送ってはいけません(オプトイン。2008年12月施行の改正で導入)。同意の記録も残す必要があります。
- 受信を断られたら、それ以降は送ってはいけません。
- 送り主の名前と、受信を断るための連絡先をメールに正しく書かなければいけません。
- 送信元のアドレスなどを偽って送ること、でたらめなアドレスに大量に送ることは禁じられています。
会社がメルマガを送るときも、この法律を守る必要があります。
03防ぐには
- メールやSMSの、身に覚えのないリンクは開きません。ログインは、ブックマークや公式アプリから行います。
- 知らない相手からの添付ファイルは開きません。
- メールソフトやメールサービスの迷惑メールの振り分けを使います。
- 会社では、自社の名前をかたったメールを減らすため、DMARCなどの送信ドメイン認証を設定します。社員に届く前に止める製品はメールセキュリティ・訓練で比べられます。
04届いたら
- リンクを開かず、添付ファイルも開かずに削除するか、迷惑メールとして報告します。
- 本物か気になるときは、メールに書かれた連絡先ではなく、公式サイトで調べた窓口に確かめます。
- リンク先でIDやパスワード、カード番号を入れてしまったら、すぐにパスワードを変え、カード会社や銀行に連絡します。
- 同意なく送られてくる広告メールの相談は、日本データ通信協会が開いている「迷惑メール相談センター」(電話 03-5974-0068、平日10時〜12時・13時〜17時)で受け付けています。