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HACKING CASE ・ 調査中 ・ 2026年6月3日の公式発表(続報)時点

root@se-curity:~/hacking$ cat ./jirei/awa-bank.md

阿波銀行の不正アクセス(2026年4月公表)

株式会社阿波銀行 ・ 銀行(徳島県の地方銀行)

阿波銀行の使われなくなるはずだったテスト環境に不正アクセス。お客さまや株主の情報のべ2万7,745件が漏えい

  • ID・パスワードの不正利用
  • テスト環境への侵入
  • 個人情報の漏えい
  • 口座番号の漏えい
  • 取引情報の漏えい
  • のべ27,745件漏えいが確認されたお客さま情報など
  • 10,872件法人インターネットバンキング契約先の氏名(会社名)とメールアドレス
  • 11,122件株主の情報(うち5,271件は配当金を受け取る口座番号を含む)
01
CHECK FIRST

まず、ここだけ確認

使っていた人が、いますぐやること

  1. 1
    阿波銀行から案内が届いた人

    漏れた情報を使った電話・メール・郵便物による勧誘や詐欺に注意する。不審に思ったら、あわぎんお客さまサポートセンターに相談する

  2. 2
    株主で口座番号が対象の人

    口座の入出金明細に覚えのない動きがないか確かめる

  3. 3
    全員

    銀行を名乗って暗証番号やパスワードを聞く連絡には答えない

被害にあっているときの手順を見る →
漏れた可能性がある情報

氏名(会社名)、メールアドレス、株主の住所・株主番号・保有株式数・配当金の口座番号(5,271件)、一部(127件)は預金・貸出などの取引情報

含まれていないもの

暗証番号・パスワードなど。取引の環境とは切り離されており、取引は通常どおり

いまの状況(調査中)

警察などと漏えいの経路や不正利用の調査を続けている。さらなる漏えいや二次被害は確認されていない(6月3日時点)

02
HOW THEY WERE HACKED

どんなハッキングをされた?

ひとことで

2026年4月3日、徳島県の阿波銀行は、行内の情報共有に使うシステムの「テスト環境」が不正アクセスを受け、保管していたお客さまや株主の情報のべ27,745件が漏えいしたと発表しました。気づいたきっかけは、外部のセキュリティ会社からの連絡でした。何者かがIDとパスワードなどを不正に使って外から入ったことが直接の原因です。調査では、廃止すべきテスト環境を使い続け、データも消していなかったなど、管理の不備があったと銀行自身が説明しています。

1
阿波銀行 ・ OAシステムのテスト環境IDとパスワードの不正利用によるテスト環境への侵入
不正アクセスとは →
  1. STEP 1IDとパスワードを悪用

    何者かがIDとパスワードなどを不正に使った

  2. STEP 2外からテスト環境へ

    廃止されずに使われていたテスト環境に外部から入り込んだ

  3. STEP 3残っていたデータが漏えい

    消されずに残っていたお客さまや株主の情報が持ち出された

  4. STEP 4外部からの連絡で発覚

    3月24日、外部のセキュリティ会社から情報が漏れている可能性を知らされた

くわしい内容を見る ↓
03
DETAILS

くわしい内容

1
阿波銀行

OAシステムのテスト環境

手口何者かがIDとパスワードなどを不正に使い、外部からテスト環境に入りました。IDとパスワードをどう手に入れたかは公表されていません。銀行は、目的が終わったテスト環境を廃止せずに使い続けていたこと、データを消していなかったこと、不正なアクセスを防ぐ仕組みが十分に働いていなかったことの3つを、管理の不備として挙げています。

侵入
IDとパスワードなどを不正に使って外部からアクセス。日時は公表されていない
発覚
2026年3月24日、外部のセキュリティ会社からの連絡。3月25日夜に銀行の情報だと確認し、アクセスを遮断
公表
4月3日(第一報)。6月3日に続報(原因と処分)
漏えいした件数
のべ27,745件。法人インターネットバンキング契約先10,872件、株主11,122件、その他のお客さまや関係先5,751件
情報の種類
氏名(会社名)、メールアドレス、株主の住所・株主番号・保有株式数・配当金の口座番号(5,271件)、一部(127件)は預金・貸出などの取引情報
含まれないもの
暗証番号・パスワードなど。取引の環境とは切り離されており、取引は通常どおり
いまの状況
警察などと漏えいの経路や不正利用の調査を続けている。さらなる漏えいや二次被害は確認されていない(6月3日時点)
04
TIMELINE

時系列

  1. 阿波銀行

    外部のセキュリティ会社から、情報が漏えいしている可能性の連絡を受け、調査を始める

  2. 阿波銀行

    夜、漏えいした情報が銀行のものだと確認。テスト環境へのアクセスを遮断し、緊急対策本部を設置

  3. 阿波銀行

    のべ27,745件の漏えいを公表。対象者に個別に案内し、監督官庁などに報告、警察に相談

  4. 阿波銀行

    続報。原因と3つの管理の不備、再発防止策、役員の処分を公表

05
RESPONSE

会社の対応と補償

被害の拡大を防ぐ

テスト環境へのアクセスを遮断し、緊急対策本部を設けた

お客さまへの連絡

漏えいが確認された人に、直接または郵送で個別に案内。お問い合わせ窓口(0120-39-8689)を設けた

テスト環境の廃止

警察の捜査が終わったあと、テスト環境をすみやかに廃止する

全システムの見直し

行内のすべての情報システムを見直し、危険の大きさに応じて最新の対策を計画的に入れる

処分

担当の常務取締役の報酬を30%・1か月減額。頭取と専務は報酬の30%・1か月を自主返納

06
PROTECT YOUR COMPANY

同じことを自社で防ぐには

自社のセキュリティレベルを無料で診断する(18問・3分)
07
ABOUT THE COMPANY

どんな会社?

徳島市に本店がある、1896年創業の銀行です。徳島県を中心に、東京・大阪など9都府県に105店舗を持っています(2026年3月末)。

事業

  • 預金・貸出などの銀行業務
  • 法人のお客さまの支援
  • インターネット・モバイルバンキング
会社名
株式会社阿波銀行
設立
1896年(明治29年)6月19日
本店
徳島市西船場町二丁目24番地の1
代表者
代表取締役頭取 福永 丈久
従業員
1,397名(2026年3月末現在)
資本金
234億5,288万円

出典:会社の公式サイト「会社概要」

08
SOURCES

出典

  1. 阿波銀行「当行の概要」
  2. 阿波銀行「不正アクセスによるお客さま情報等の漏えい発生について」(2026年4月3日)
  3. 阿波銀行「不正アクセスによるお客さま情報等の漏えい発生について(続報)」(2026年6月3日)

このページは、会社の公式発表と適時開示だけをもとに作っています(2026年6月3日の公式発表(続報)時点、2026年11月4日更新)。被害を受けた会社を責めるものではありません。誤りに気づいたらお問い合わせからお知らせください。

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