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HACKING CASE ・ 調査完了 ・ 2026年4月27日の公式発表時点

root@se-curity:~/hacking$ cat ./jirei/kowa-emori.md

興和江守の不正アクセス(2026年1月公表)

興和江守株式会社 ・ 化学品・電子材料などの商社

福井の商社・興和江守がランサムウェアに感染。受注・出荷が遅れ、メールも一時使えなくなる

  • ランサムウェア
  • 業務の遅れ
  • メールの停止
  • 1月7日ランサムウェア感染を確認した日
  • 1月27日新しいPCで業務とメールを順に再開した日
  • 4回続報の数(4月27日の第4報で定期報告を終了)
01
CHECK FIRST

まず、ここだけ確認

使っていた人が、いますぐやること

  1. 1
    取引先

    興和江守からの添付ファイルはURLで届き、パスワードは別送になる。心当たりのない送り主や内容なら、URLを開かず担当者に確かめる(会社のお願い)

  2. 2
    全員

    取引先を名乗るメールの添付ファイルやURLは、送り主に確かめてから開く(一般的な対策)

被害にあっているときの手順を見る →
漏れた可能性がある情報

外部専門機関のフォレンジック調査(証拠を残しながら調べること)で、外部への明確な情報漏洩の痕跡は確認されていない

いまの状況(調査完了)

システムと業務は安定している。再発防止の短期の施策は3月末までに完了。定期的な報告は第4報で終了

02
HOW THEY WERE HACKED

どんなハッキングをされた?

ひとことで

2026年1月7日、興和江守は、ランサムウェア(データを暗号化して使えなくするウイルス)に感染し、システム障害が起きたと発表しました。受注・出荷の業務が遅れ、メールも使えなくなったため、取引先とは電話とFAXでやり取りしました。会社は、古い環境と切り離した新しいネットワークとPCを用意し、1月27日から業務とメールを順に再開しました。4月27日の第4報では、外部への明確な情報漏洩の痕跡は確認されていないとし、定期的な報告を終えました。

1
興和江守 ・ 社内システムランサムウェアによるシステム障害
ランサムウェアとは →
  1. STEP 1サーバーが感染

    1月7日、社内業務に使う特定のサーバーで、ランサムウェアの感染を確認した

  2. STEP 2受注・出荷が遅れる

    受注・出荷の業務が遅れ、メールも使えなくなった

  3. STEP 3新しい環境で再開

    古い環境と切り離した新しいネットワークとPCを用意し、1月27日から順に業務を再開した

くわしい内容を見る ↓
03
DETAILS

くわしい内容

1
興和江守

社内システム

手口社内業務に使っている特定のサーバーで、ランサムウェアの感染を確認しました。会社は、被害が広がるのを防ぐため、攻撃の詳しい内容は公表を控えるとしています。どこから入られたか(侵入の経路)は公表されていません。

発生
2026年1月7日
公表
1月7日(第1報)。1月20日、1月26日(第2報)、2月16日(第3報)、4月27日(第4報)に続報
業務への影響
受注・出荷の業務が遅れた。メールが使えず、取引先には電話かFAXでの連絡を頼んだ
情報の漏えい
外部専門機関のフォレンジック調査(証拠を残しながら調べること)で、外部への明確な情報漏洩の痕跡は確認されていない
原因
攻撃の詳しい内容は、被害拡大を防ぐため公表を控えている
いまの状況
システムと業務は安定している。再発防止の短期の施策は3月末までに完了。定期的な報告は第4報で終了
04
TIMELINE

時系列

  1. 興和江守

    ランサムウェア感染によるシステム障害が発生。第1報

  2. 興和江守

    感染したサーバーを調査中と報告。新しいネットワークとPCの安全を確かめてから使う方針

  3. 興和江守

    第2報。1月27日から新しいPCで業務とメールを順に再開。添付ファイルの送り方を変えると発表

  4. 興和江守

    第3報。報告書「サイバーセキュリティ事案の収束と再発防止に向けた取り組み」を公開

  5. 興和江守

    再発防止ロードマップの短期の施策を完了(第4報で報告)

  6. 興和江守

    第4報。新たな不正アクセスや業務への影響はなく、定期報告を終了

05
RESPONSE

会社の対応と補償

新しい環境

古い環境と切り離した新しいネットワークとPCを用意。OSの更新、ウイルス検査、権限の確認をしてから使い始めた

添付ファイルの送り方

ファイルは安全な専用の場所に置き、ダウンロード用のURLを知らせ、パスワードは別のメールで送る

調査

外部専門機関と一緒にフォレンジック調査をした

再発防止のロードマップ

短期(〜3月末)・中期(〜9月)・長期(下期〜)の3段階。中期では、NIST(米国の機関)の指針での点検、外部サービスによる常時監視、多要素認証の段階的な導入を挙げた

06
PROTECT YOUR COMPANY

同じことを自社で防ぐには

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07
ABOUT THE COMPANY

どんな会社?

福井市に本社がある商社です。化学品・合成樹脂・繊維加工剤・電子材料・電子部品・環境関連の商品を売ったり、輸出入したりしています。主な株主は興和株式会社です。

事業

  • 化学品・合成樹脂
  • 電子材料・電子部品
  • 輸出入
会社名
興和江守株式会社
創業
1906年3月5日
設立
2013年4月25日
本社
福井県福井市毛矢一丁目6番23号
代表者
代表取締役社長 岩佐大秀
従業員
225名(2026年3月31日現在)
資本金
450百万円

出典:会社の公式サイト「会社概要」

08
SOURCES

出典

  1. 興和江守「ランサムウェア感染によるシステム障害発生に関するお知らせ」(2026年1月7日)
  2. 興和江守「ランサムウェア感染によるシステム障害に関する対応状況について」(2026年1月20日)
  3. 興和江守「同(第2報)」(2026年1月26日)
  4. 興和江守「同(第3報)」(2026年2月16日)
  5. 興和江守「サイバーセキュリティ事案の収束と再発防止に向けた取り組み」(2026年2月16日)
  6. 興和江守「同(第4報)」(2026年4月27日)
  7. 興和江守「会社概要」

このページは、会社の公式発表と適時開示だけをもとに作っています(2026年4月27日の公式発表時点、2026年11月4日更新)。被害を受けた会社を責めるものではありません。誤りに気づいたらお問い合わせからお知らせください。

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