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HACKING CASE ・ 調査完了 ・ 2026年4月27日の公式発表(第三報)時点

root@se-curity:~/hacking$ cat ./jirei/murata.md

村田製作所の不正アクセス(2026年3月公表)

株式会社村田製作所 ・ 電子部品メーカー

村田製作所の社内の情報共有システムに不正アクセス。従業員と社外関係者の個人情報 約8.8万件が取得されたおそれ

  • 不正アクセス
  • 個人情報の漏えい
  • 取引情報の漏えい
  • 約7.3万件従業員・家族・退職者の個人情報(取得のおそれを含む)
  • 約1.5万件お客様・仕入先など社外関係者の個人情報
  • 影響なし生産・販売活動(第二報・第三報)
01
CHECK FIRST

まず、ここだけ確認

使っていた人が、いますぐやること

  1. 1
    村田製作所と取引のある人

    村田製作所を名乗るメールやSMSに注意する。会社はなりすまし・フィッシングメール・SMSによる攻撃の可能性を挙げている

  2. 2
    従業員・退職者とその家族

    銀行口座や住所を使った不審な連絡が来ても、リンクを開かず、会社の窓口に確かめる

  3. 3
    全員

    同じパスワードを使い回していれば、ほかのサービスで変えておく

被害にあっているときの手順を見る →
漏れた可能性がある情報

従業員と家族・退職者など約7.3万件、お客様・仕入先など社外関係者 約1.5万件(同じ人が重ねて数えられている可能性あり)

いまの状況(調査完了)

4月6日以降、新たな被害は確認されていない。情報がネット上に公開された事実や二次被害も確認されていない

02
HOW THEY WERE HACKED

どんなハッキングをされた?

ひとことで

2026年3月6日、電子部品大手の村田製作所が、社内のIT環境への不正アクセスを公表しました。ねらわれたのは社内の情報共有に使うシステムで、データが不正に取得されました。4月27日の第三報では、従業員とその家族・退職者など約7.3万件、お客様や仕入先など社外関係者の約1.5万件の個人情報が、取得された、またはそのおそれがあるとしています。生産・販売への影響はなく、侵入の経路は公表されていません。

1
村田製作所 ・ 社内の情報共有システム社内システムへの不正アクセスとデータの取得
不正アクセスとは →
  1. STEP 1システムに入り込む

    第三者が社内の情報共有システムに不正にアクセスした

  2. STEP 2データを取り出す

    従業員や取引先などの情報を含むデータが不正に取得された

  3. STEP 3発覚して調べる

    2月28日に可能性に気づき、3月1日から本格的な調査を始めた

くわしい内容を見る ↓
03
DETAILS

くわしい内容

1
村田製作所

社内の情報共有システム

手口第三者が、社内の情報共有に使うシステムに不正にアクセスし、データを取得しました。どこから、どうやって入ったのかは公表されていません。購買・生産・出荷を支える基幹システムと、電子メールのシステムには被害がなかったとしています。

発覚
2026年2月28日に不正アクセスの可能性に気づき、初動調査を開始
公表
3月6日(第一報)。4月6日に第二報、4月27日に第三報
ねらわれたシステム
社内の情報共有を主な目的に使うシステム
影響の範囲
従業員と家族・退職者など約7.3万件、お客様・仕入先など社外関係者 約1.5万件(同じ人が重ねて数えられている可能性あり)
情報の種類
従業員:会社メールアドレス、電話番号、所属、人事・労務・福利厚生の情報、氏名、生年月日、性別、住所、連絡先、銀行口座情報、健康情報など。社外関係者:氏名、メールアドレス、電話番号など
個人情報以外
一部の取引先との請求書・契約書・売上などのデータも取得されたおそれ。詳しい中身は二次被害を防ぐため公表しない
被害がなかったもの
基幹システム(購買・生産・出荷)と電子メールのシステム。社内システムへの外部ファイルのアップロードも確認されていない
いまの状況
4月6日以降、新たな被害は確認されていない。情報がネット上に公開された事実や二次被害も確認されていない
04
TIMELINE

時系列

  1. 村田製作所

    不正アクセスの可能性に気づき、初動調査を開始。危機対策本部を設置

  2. 村田製作所

    外部の専門機関と本格的な調査を開始

  3. 村田製作所

    第一報。データが不正に取得され、社外関係者の情報などが読み出された可能性を公表

  4. 村田製作所

    第二報。お客様・取引先の情報と従業員の個人情報の取得を確認。生産・販売に支障がないと報告

  5. 村田製作所

    第三報。個人情報 約7.3万件・約1.5万件の内訳と、再発防止策を公表

  6. 村田製作所

    第三報の問い合わせ先を更新

05
RESPONSE

会社の対応と補償

すぐの対策

不正アクセスの経路を遮断し、外からのアクセス制限を強め、セキュリティ設定を見直した

影響を受けた人への連絡

影響を受けるお客様・取引先には、会社から順に案内する

ネットの監視

外部の専門機関と組んで、情報がネット上に出回っていないかの監視を強めた

認証と権限

不正ログインやなりすましを防ぐため、ログインの方式と権限の管理を強めた

見張りの拡大

セキュリティ監視の範囲と検知のルールを広げ、定期的な外部監査を増やす

06
PROTECT YOUR COMPANY

同じことを自社で防ぐには

自社のセキュリティレベルを無料で診断する(18問・3分)
07
ABOUT THE COMPANY

どんな会社?

セラミックスをもとにした電子部品の研究開発・生産・販売を行う、世界的な総合電子部品メーカーです。

事業

  • コンデンサ
  • インダクタ・EMIフィルタ
  • 高周波・通信
  • エナジー・パワー
  • 機能デバイス
会社名
株式会社村田製作所
設立
1950年12月23日(創業1944年10月)
本社
京都府長岡京市東神足1丁目10番1号
上場
東京証券取引所(証券コード 6981)
代表者
代表取締役社長 中島 規巨
従業員
連結 74,302名(2026年3月31日現在)
資本金
694億44百万円

出典:会社の公式サイト「会社概要」

08
SOURCES

出典

  1. 村田製作所「会社概要(Facts & Figures)」
  2. 村田製作所「当社のIT環境への不正アクセスに関するお知らせ」(2026年3月6日)
  3. 村田製作所「当社のIT環境への不正アクセスに関するお知らせ(第二報)」(2026年4月6日)
  4. 村田製作所「当社のIT環境への不正アクセスに関するお知らせ(第三報)」(2026年4月27日)

このページは、会社の公式発表と適時開示だけをもとに作っています(2026年4月27日の公式発表(第三報)時点、2026年11月4日更新)。被害を受けた会社を責めるものではありません。誤りに気づいたらお問い合わせからお知らせください。

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