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HACKING CASE ・ 続報中 ・ 2026年10月30日の公式発表時点

root@se-curity:~/hacking$ cat ./jirei/nihon-kotsu.md

日本交通の不正アクセス(2026年7月公表)

日本交通株式会社 ・ タクシー・ハイヤー

日本交通の社内システムにマルウェア感染。電話でのタクシー配車が約3か月止まり、従業員や応募者などの情報が漏えいの可能性

  • 不正なプログラム(マルウェア)
  • 業務停止
  • 個人情報の漏えい
  • 情報の公開
  • 約107,900人漏えいの可能性がある採用応募者(過去の応募者を含む)
  • 約72,000人漏えいの可能性がある、乗務員が関わった事故などの相手方
  • 約60,100人漏えいの可能性がある乗務員・職員(退職者を含む)
  • 約3か月電話によるタクシー配車の停止(7月11日〜10月6日)
01
CHECK FIRST

まず、ここだけ確認

使っていた人が、いますぐやること

  1. 1
    日本交通から通知を受けた人

    名前や住所を言い当てて信用させようとする電話・メール・SMS・郵便に応じない。リンクや添付ファイルを開かない

  2. 2
    全員

    日本交通が電話やメールで暗証番号・パスワード・認証コードを聞くことはない。聞かれたら応じない

  3. 3
    暗証番号に生年月日や電話番号を使っている人

    推測されにくいものに変える

被害にあっているときの手順を見る →
漏れた可能性がある情報

氏名、住所、電話番号、メールアドレス、生年月日など。区分によって、本人確認書類・顔写真・銀行口座、人事・給与・健康診断の情報、一部の人のマイナンバー、事故対応の情報(けがの状況など)も含む

含まれていないもの

タクシー利用者の配車・乗車に関する情報。クレジットカード情報(もともと持っていない)

いまの状況(続報中)

電話配車と陣痛タクシーのWeb登録は10月6日に再開。ハイヤーWEB予約システムは作り直す予定。二次被害は確認されていない

02
HOW THEY WERE HACKED

どんなハッキングをされた?

ひとことで

2026年7月11日未明、日本交通の社内システムが外部からの不正アクセス(マルウェア感染)を受けました。システムを止めたため、電話でのタクシー配車やハイヤーのWeb予約などが使えなくなり、電話配車は10月6日に再開しました。調査で、会社のファイルの一部が外に流出していたことが分かり、10月30日の第6報で、ハイヤーのお客さま・従業員・採用の応募者・事故の相手方など6つの区分で個人情報が漏えいした可能性があると発表しました。タクシー利用者の配車・乗車の情報は対象外です。

1
日本交通株式会社 ・ 日本交通の社内システムマルウェア感染による不正アクセスとファイルの流出
マルウェアとは →
  1. STEP 1マルウェアに感染

    7月11日未明、社内システムが外部からの不正アクセス(マルウェア感染)を受けた

  2. STEP 2システムを止める

    検知後すぐにシステムを遮断し、社内ネットワークを切り離した

  3. STEP 3配車が止まる

    電話でのタクシー配車やハイヤーのWeb受注などが使えなくなった

  4. STEP 4ファイルが流出

    会社のファイルの一部が外に流出し、流出した疑いのある情報がインターネット上で見つかった

くわしい内容を見る ↓
03
DETAILS

くわしい内容

1
日本交通株式会社

日本交通の社内システム

手口社内システムが、外部からの不正アクセスでマルウェアに感染しました。どこから入られたかは公表されていませんが、会社は対策として「侵入に使われた経路の遮断」や「外部から社内システムへの接続経路の見直し」「重要なアカウントへの多要素認証の適用」を挙げています。攻撃者の名前は公表されていません。

発生
2026年7月11日(土)未明
公表
7月13日(第1報)。10月30日の第6報まで
止まったサービス
ハイヤーWEB受注・予約管理システム、電話によるタクシー配車、一部の社内向けシステム、陣痛タクシーのWebフォーム登録
漏えいの可能性がある人
ハイヤーのお客さま約13,100人、乗務員・職員約60,100人、採用応募者約107,900人、従業員の家族約37,700人、取引先の担当者約2,100人、事故などの相手方約72,000人
情報の種類
氏名、住所、電話番号、メールアドレス、生年月日など。区分によって、本人確認書類・顔写真・銀行口座、人事・給与・健康診断の情報、一部の人のマイナンバー、事故対応の情報(けがの状況など)も含む
含まれないもの
タクシー利用者の配車・乗車に関する情報。クレジットカード情報(もともと持っていない)
侵入の経路
公表されていない
いまの状況
電話配車と陣痛タクシーのWeb登録は10月6日に再開。ハイヤーWEB予約システムは作り直す予定。二次被害は確認されていない
04
TIMELINE

時系列

  1. 社内システム

    未明に外部からの不正アクセス(マルウェア感染)が起きた

  2. 社内システム

    第1報。システムの遮断で、電話配車やハイヤーWeb受注などが使えないと公表。陣痛タクシーのWebフォーム登録も停止

  3. 社内システム

    第3報。流出した疑いのある情報をインターネット上で確認

  4. 社内システム

    第4報。会社のファイルの一部が外部に流出していると判明

  5. 社内システム

    安全が確認できたとして、一部サービスの再開を予告

  6. 社内システム

    電話によるタクシー配車と陣痛タクシーのWeb登録を再開

  7. 社内システム

    第6報。6つの区分で個人情報が漏えいした可能性があると公表。個人情報保護委員会と警察に報告

05
RESPONSE

会社の対応と補償

被害の封じ込め

侵入に使われた経路を遮断し、感染した機器を止めて切り離した

入口の見直し

外部から社内システムへの接続経路を見直し、アカウントとパスワードを再設定。重要なアカウントに多要素認証を適用した

見張りの強化

不審な動きを検知・遮断する監視の仕組みを入れた

保管ルール

個人情報の保管期間のルールを作り、それに沿って削除した

これからの対策

ハイヤーWEB予約システムの作り直し、外部からの接続方式の刷新、委託先の対策の確認、全従業員の教育・訓練、大規模障害の手順づくりと訓練

対象者への連絡

該当する項目を書いた通知を、書面かメールで順に送っている

06
PROTECT YOUR COMPANY

同じことを自社で防ぐには

自社のセキュリティレベルを無料で診断する(18問・3分)
07
ABOUT THE COMPANY

どんな会社?

タクシー・ハイヤーによる旅客運送と、その管理、自動車整備などを行う会社です。ハイヤー2,350台、タクシー8,684台(2026年5月現在、業務提携会社などを含む)を持っています。

事業

  • タクシー
  • ハイヤー
  • ドライバー派遣
  • 自動車整備
会社名
日本交通株式会社
創業
1928年4月
設立
1945年12月1日
本社
東京都千代田区紀尾井町3-12 紀尾井町ビル
代表者
代表取締役副会長 林 紀孝、代表取締役社長 若林 泰治
資本金
100,000,000円
従業員
16,097人(2026年5月現在、連結)
売上高
116,097百万円(2026年5月期、連結)

出典:会社の公式サイト「会社概要」

08
SOURCES

出典

  1. 日本交通株式会社「会社概要」
  2. 日本交通株式会社「弊社システムへの不正アクセスによるシステム停止に関するお詫びとご報告」(2026年7月13日、以降追記)
  3. 日本交通株式会社「弊社システムへの不正アクセスによるシステム停止について(第3報)」(2026年7月22日)
  4. 日本交通株式会社「弊社システムへの不正アクセスによるシステム停止について(第4報)」(2026年8月19日)
  5. 日本交通株式会社「一部サービスの復旧について」(2026年10月5日)
  6. 日本交通株式会社「弊社システムへの不正アクセスに関するお知らせ(第6報)」(2026年10月30日)

このページは、会社の公式発表と適時開示だけをもとに作っています(2026年10月30日の公式発表時点、2026年11月4日更新)。被害を受けた会社を責めるものではありません。誤りに気づいたらお問い合わせからお知らせください。

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