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HACKING CASE ・ 調査中 ・ 2026年9月15日の公式発表時点

root@se-curity:~/hacking$ cat ./jirei/odawara-eng.md

小田原エンジニアリングの不正アクセス(2026年9月公表)

株式会社小田原エンジニアリング ・ モーター用の巻線設備(機械)メーカー

ドイツ子会社に出向中の社員のメールに約5か月の不正アクセス。なりすましの入金指示で取引先に金銭被害

  • メールの乗っ取り
  • なりすましメール(ビジネスメール詐欺)
  • メールの閲覧
  • 個人情報の漏えい
  • 取引先の金銭被害
  • 約3,500通第三者による閲覧が確認できたメール
  • 約5か月不正アクセスが続いた期間(3月27日〜8月31日)
  • 1名不正アクセスを受けたメールアカウント(出向中の社員)
01
CHECK FIRST

まず、ここだけ確認

使っていた人が、いますぐやること

  1. 1
    小田原エンジニアリングの取引先

    会社名で振込先の口座・支払条件・担当者・連絡先の変更が届いたら、手続きを進めずに窓口(管理部 総務グループ 0465-83-1129、dataprotection@odawara-eng.co.jp)へ知らせる

  2. 2
    小田原エンジニアリングの取引先

    メールの差出人のアドレスをドメインまで確かめる。心当たりのない添付ファイルやリンクは開かない。会社はパスワードやカード情報をメールや電話で聞かない

  3. 3
    会社で振込を扱う人

    振込先の変更の連絡は、メールの返信ではなく、前から知っている電話番号など別の方法で相手に確かめる

被害にあっているときの手順を見る →
漏れた可能性がある情報

社員1名と取引先の担当者のあいだのメール。閲覧が確認できたのは約3,500通(最も古いものは2018年)。今後の調査で増減する可能性がある

含まれていないもの

健康状態などの機微な個人情報や、クレジットカード情報などが含まれていた事実は確認されていない

いまの状況(調査中)

ほかの取引先の被害の有無を個別に調べている。日次の監視を続けている

02
HOW THEY WERE HACKED

どんなハッキングをされた?

ひとことで

小田原エンジニアリングは2026年9月15日、ドイツの子会社に出向していた社員1名のメールアカウントに、第三者が不正にアクセスしていたと発表しました。第三者は3月27日から8月31日まで、約5か月にわたってメールを読んでいました。さらに社員になりすまして取引先に入金を指示するメールを送り、一部の取引先でお金の被害が出ています。閲覧が確認できたメールは約3,500通です。

1
小田原エンジニアリング(ドイツ子会社 Odawara Automation Deutschland GmbH へ出向中の社員) ・ 社員のメールアカウントメールの乗っ取りと、なりすましによる入金指示(ビジネスメール詐欺)
不正アクセスとは →
  1. STEP 1メールに入る

    3月27日から、第三者が社員のメールアカウントに入り、メールを読み続けた

  2. STEP 2やりとりを読む

    メールボックスに残っていた2018年からの過去のメールも読まれた

  3. STEP 3なりすまして入金を指示

    社員になりすまして取引先に入金を指示するメールを送り、一部の取引先でお金の被害が出た

くわしい内容を見る ↓
03
DETAILS

くわしい内容

1
小田原エンジニアリング(ドイツ子会社 Odawara Automation Deutschland GmbH へ出向中の社員)

社員のメールアカウント

手口第三者が社員のメールアカウントに入り込み、約5か月のあいだ、気づかれないままメールを読んでいました。本物のやりとりを読んだうえで、社員になりすまして入金を指示するメールを取引先に送りました。このような手口は「ビジネスメール詐欺」と呼ばれます。どのようにアカウントに入られたかは公表されていません。

侵入
2026年3月27日から8月31日まで、継続してアクセス
発覚
8月31日。不正アクセスの痕跡を確認
公表
9月15日
影響の範囲
社員1名と取引先の担当者のあいだのメール。閲覧が確認できたのは約3,500通(最も古いものは2018年)。今後の調査で増減する可能性がある
お金の被害
なりすましの入金指示メールにより、一部の取引先で金銭的な被害。金額は公表されていない
含まれないもの
健康状態などの機微な個人情報や、クレジットカード情報などが含まれていた事実は確認されていない
いまの状況
ほかの取引先の被害の有無を個別に調べている。日次の監視を続けている
04
TIMELINE

時系列

  1. メールアカウント

    第三者によるアクセスが始まる(後の調査で判明)

  2. メールアカウント

    不正アクセスの痕跡を確認。パスワードの変更と全セッションの強制ログアウトなどを実施

  3. メールアカウント

    公表。日本の個人情報保護委員会とドイツの監督当局への報告を実施済み

05
RESPONSE

会社の対応と補償

すぐに止める

メールアカウントのパスワードを変え、すべてのログイン状態を強制的に切った

多要素認証

会社の拠点の外からアクセスするときは、多要素認証を必須にした

偽のドメインを止める

不正に使われたドメインとのメールの送受信をブロックした

影響の調査

監査ログを取り出して調べ、ほかの社員のアカウントに同じ被害がないことを確認した。日次の監視を続けている

取引先との連携

被害が出た取引先と連携し、ほかの取引先は被害の有無を個別に調べている

当局への報告

顧問弁護士に相談し、日本の個人情報保護委員会とドイツ・バイエルン州のデータ保護監督当局に報告した

06
PROTECT YOUR COMPANY

同じことを自社で防ぐには

自社のセキュリティレベルを無料で診断する(18問・3分)
07
ABOUT THE COMPANY

どんな会社?

モーターを組み立てる工程を自動にする機械を作っている会社です。モーターやコイルに線を巻く設備(自動巻線機など)を開発・設計・製造・販売しています。

事業

  • モーター・コイル用の巻線設備の開発・設計
  • 巻線設備の製造・販売
  • 海外の拠点(ドイツなど)

今回の事故が起きたグループの会社

Odawara Automation Deutschland GmbHドイツの子会社。不正アクセスを受けた社員の出向先社員のメールアカウント
会社名
株式会社小田原エンジニアリング
創業
1950年(昭和25年)10月15日
設立
1979年(昭和54年)10月15日
本社
神奈川県足柄上郡松田町松田惣領1577番地
上場
東京証券取引所 スタンダード市場
代表者
代表取締役社長 保科 雅彦
資本金
1,250,816千円

出典:会社の公式サイト「会社概要」

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くわしい記事

08
SOURCES

出典

  1. 小田原エンジニアリング「会社概要」
  2. 小田原エンジニアリング「不正アクセスによる情報漏えいに関するお詫びとお知らせ」(2026年9月15日)
  3. 小田原エンジニアリング「お知らせ」一覧(2026年9月15日掲載)

このページは、会社の公式発表と適時開示だけをもとに作っています(2026年9月15日の公式発表時点、2026年11月4日更新)。被害を受けた会社を責めるものではありません。誤りに気づいたらお問い合わせからお知らせください。

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