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HACKING CASE ・ 調査中 ・ 2026年10月30日の公式発表時点

root@se-curity:~/hacking$ cat ./jirei/saga-u.md

佐賀大学の不正アクセス(2026年9月公表)

国立大学法人佐賀大学 ・ 国立大学(附属病院を含む)

事務部門のNASがランサムウェアで暗号化。事務用の端末を3日止め、学生・教職員など約8万人分と患者情報が流出した可能性

  • ランサムウェア
  • 業務停止
  • 個人情報の流出の可能性
  • 病気の情報の流出の可能性
  • 約80,000人分流出した可能性がある学生・教職員・関係者などの情報
  • 調査中流出した可能性がある患者情報の件数
  • 約8時間暗号化の連絡から事務用端末の停止まで
  • 9月28日通常業務を再開
01
CHECK FIRST

まず、ここだけ確認

使っていた人が、いますぐやること

  1. 1
    学生・教職員・卒業生など

    大学や関係機関を名乗る、身に覚えのないメール・SMS・電話のURLや添付を開かない。不審なサイトに個人情報やパスワードを入れない

  2. 2
    大学のパスワードを他でも使っている人

    同じか似たパスワードを使うほかのサービスで、パスワードを変える

  3. 3
    附属病院の患者・家族

    気になることは、附属病院のお詫びのページにある問い合わせフォームから尋ねる

被害にあっているときの手順を見る →
漏れた可能性がある情報

氏名、生年月日、性別、住所、電話番号、メールアドレス、パスワード。患者情報は要配慮個人情報(診療科、傷病名、受診日など)

いまの状況(調査中)

外部専門事業者と、侵入経路と影響範囲の調査を続けている

02
HOW THEY WERE HACKED

どんなハッキングをされた?

ひとことで

2026年9月24日、佐賀大学の事務部門が使うNAS(ネットワークにつなぐ記憶装置)のファイルが、ランサムウェア(データを使えなくする不正なプログラム)とみられる被害で暗号化されました。大学は事務用の端末を止め、9月28日から通常の業務に戻りました。10月30日には、学生・教職員などの約8万人分の個人情報と、患者の情報(診療科や病名など)が外に流出した可能性が否定できないと発表しました。患者情報の件数は調べているところです。

1
佐賀大学 ・ 事務情報システム(事務部門のNAS)ランサムウェアによるファイルの暗号化と、情報の流出の可能性
ランサムウェアとは →
  1. STEP 1ファイルが暗号化

    9月24日朝、事務部門のNASの中のファイルが暗号化されているのが見つかった

  2. STEP 2隔離して端末を停止

    NASをネットワークから切り離し、同じ日の午後4時45分に事務用の端末を止めた

  3. STEP 3復旧して業務を再開

    9月27日に端末を使えるようにし、9月28日から通常の業務に戻った

  4. STEP 4流出の可能性が判明

    外部の専門事業者の調査で、約8万人分と患者情報が外に出た可能性が否定できないと分かった

くわしい内容を見る ↓
03
DETAILS

くわしい内容

1
佐賀大学

事務情報システム(事務部門のNAS)

手口事務部門が使っていたNASのファイルが、ランサムウェアとみられるもので暗号化されました。どこから入られたか(侵入経路)は、調査が続いていて公表されていません。10月30日の発表で、大学が持つ個人情報が外に流出した可能性が否定できないとしています。

発覚
9月24日午前8時42分。事務部門から、NASのファイルが暗号化されているとの連絡
公表
9月25日(第1報)。9月28日に業務の再開、10月30日に流出の可能性を公表
業務への影響
9月24日午後4時45分から事務用端末を停止。9月27日午前11時3分に再開し、28日から通常業務
流出した可能性がある人数
学生、教職員、元学生、元教職員、関係者など約80,000人分。患者情報は件数を調査中
情報の種類
氏名、生年月日、性別、住所、電話番号、メールアドレス、パスワード。患者情報は要配慮個人情報(診療科、傷病名、受診日など)
影響がないもの
教育・研究・診療の業務に関わるシステムへの影響は確認されていない(9月の発表)
侵入経路
公表されていない(調査中)
いまの状況
外部専門事業者と、侵入経路と影響範囲の調査を続けている
04
TIMELINE

時系列

  1. 事務情報システム

    午前8時42分、NASのファイルの暗号化が分かる。CSIRTが対応を始め、NASを隔離

  2. 事務情報システム

    午後4時45分、被害が広がらないよう事務用端末の利用を止める

  3. 事務情報システム

    ランサムウェアの被害を公表

  4. 事務情報システム

    午前11時3分、警察に相談しながら復旧を進め、事務用端末の利用を再開

  5. 事務情報システム

    通常業務を再開し、公表

  6. 事務情報システム

    約8万人分の個人情報と患者情報が流出した可能性が否定できないと公表。附属病院のサイトでも知らせる

05
RESPONSE

会社の対応と補償

隔離と停止

被害の出たNASをすぐにネットワークから切り離し、事務用端末を止めた

事故対応チーム

CSIRT(情報セキュリティの事故に対応するチーム)を中心に、関係する端末を調べて回収した

届け出

文部科学省などに報告し、警察に相談した

外部の調査

外部の専門事業者に調査を頼み、侵入経路と影響範囲を調べている

患者への窓口

附属病院のサイトにお詫びを載せ、問い合わせのフォームを用意した

06
PROTECT YOUR COMPANY

同じことを自社で防ぐには

自社のセキュリティレベルを無料で診断する(18問・3分)
07
ABOUT THE COMPANY

どんな会社?

佐賀市にある国立大学です。教育・芸術地域デザイン・経済・医学・理工・農の6つの学部と大学院を持ち、医学部附属病院もあります。

事業

  • 教育(6学部と大学院)
  • 研究
  • 附属病院での診療
  • 地域貢献・国際交流
名称
国立大学法人佐賀大学
設置
2003年10月(佐賀大学と佐賀医科大学の統合)。2004年4月に国立大学法人に
所在地
佐賀市本庄町1
学長
野出 孝一(2026年5月1日現在)
学部
教育学部、芸術地域デザイン学部、経済学部、医学部、理工学部、農学部

出典:会社の公式サイト「会社概要」

+
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くわしい記事

08
SOURCES

出典

  1. 佐賀大学「役職員紹介」
  2. 佐賀大学「沿革・歴史」
  3. 佐賀大学「事務情報システムにおけるランサムウェア被害の発生について」(2026年9月25日)
  4. 佐賀大学「事務情報システムにおけるランサムウェア被害の発生について」(2026年9月28日)
  5. 佐賀大学「事務情報システムにおけるランサムウェア被害の発生について」(2026年10月30日)
  6. 佐賀大学「事務情報システムにおけるランサムウェア被害の発生について」(2026年10月30日、関係者へのお願いつき)
  7. 佐賀大学医学部附属病院「【お詫び】事務情報システムにおけるランサムウェア被害の発生について(10/30追記)」

このページは、会社の公式発表と適時開示だけをもとに作っています(2026年10月30日の公式発表時点、2026年11月4日更新)。被害を受けた会社を責めるものではありません。誤りに気づいたらお問い合わせからお知らせください。

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