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HACKING CASE ・ 調査中 ・ 2026年10月28日の公式発表時点

root@se-curity:~/hacking$ cat ./jirei/studio.md

Studioの不正アクセス(2026年10月公表)

Studio株式会社 ・ ノーコードのWebサイト制作サービス

ノーコードのサイト制作サービス「Studio」に不正アクセス。全利用者のアカウント情報やフォームの送信内容、APIキーが流出の可能性

  • ソフトの弱点
  • 不正アクセス
  • 個人情報の漏えい
  • 認証情報(APIキー)の流出
  • 全利用者流出の可能性がある範囲(件数は精査中)
  • 9月30日〜10月1日不正アクセスを確認できている期間
  • 10月14日弱点を直し、外から取れる状態を解消した日
  • 最大8,833件利用していたデジタル庁の、一般の意見・要望フォームの入力内容(同庁の発表)
01
CHECK FIRST

まず、ここだけ確認

使っていた人が、いますぐやること

  1. 1
    Studioの利用者全員

    Studioのパスワードを変える(ほかで同じパスワードを使っていれば、そちらも)。ライブプレビューのURLを消す

  2. 2
    API連携などを使う会社

    外部サービスで新しいキーを作り、Studioに登録して動くのを確かめてから、古いキーを止める

  3. 3
    フォームで個人情報を受けていた会社

    個人情報保護委員会への報告(個別か連名か)と、お客さま本人への通知を自社で進める

  4. 4
    全員

    Studioを名乗るメールのリンクや添付ファイルは開かない。Studioがメールでパスワードや認証情報を求めることはない

被害にあっているときの手順を見る →
漏れた可能性がある情報

Studioに登録しているすべての利用者(退会した人を含む)。アーカイブしたプロジェクトも対象。件数は精査中

含まれていないもの

「フォームの結果をStudioに保存」を無効にしていた間の回答、9月30日より前に完全に削除した回答、埋め込んだ外部サービス(Googleフォームなど)への回答。添付ファイルはファイル名だけが対象

いまの状況(調査中)

弱点を直し、鍵や認証情報を切り替えた。原因の詳しい調査は外部の専門機関に頼む方向で調整中

02
HOW THEY WERE HACKED

どんなハッキングをされた?

ひとことで

コードを書かずにWebサイトを作れるサービス「Studio」で、2026年9月30日〜10月1日に、第三者が一部機能の脆弱性(作りの弱点)を突いて会社のクラウド環境に入り、データを外から取れる状態にしていました。対象は、Studioに登録しているすべての利用者です。アカウント情報、サイトのフォームに送られた内容、外部サービスとつなぐAPIキーなどが流出した可能性があります。Studioは実際に取られた事実は確認できていないものの「取得されたものとみなして」対応しています。

1
Studio株式会社 ・ Studio一部機能の脆弱性を突いたクラウド環境への不正アクセス
脆弱性とは →
  1. STEP 1機能の弱点を突く

    第三者が、Studioの一部機能の脆弱性を悪用した

  2. STEP 2クラウドに入る

    会社が使うクラウド環境に入り、データを外から取れる状態にした

  3. STEP 3鍵も読み出す

    暗号化に使う鍵も同じ不正アクセスで読み出され、暗号化した中身も知られた可能性がある

  4. STEP 4気づいて塞ぐ

    10月13日に社内の調査で気づき、14日までに弱点を直して経路を塞いだ

くわしい内容を見る ↓
03
DETAILS

くわしい内容

1
Studio株式会社

Studio

手口第三者が、Studioの一部機能の脆弱性を突いて、会社のクラウド環境に不正にアクセスしました。環境の中のデータは、10月14日に会社が対処するまで外から取れる状態でした。第三者が手に入れた認証情報には書き換えの権限もありましたが、データを書き換えたり消したりした記録はないとしています。どの機能のどんな弱点かは公表されていません。

侵入
2026年9月30日〜10月1日(日本時間、確認できている期間)
発覚
10月13日。社内の調査で確認
公表
10月16日(第一報)。10月28日まで案内ページを更新
影響の範囲
Studioに登録しているすべての利用者(退会した人を含む)。アーカイブしたプロジェクトも対象。件数は精査中
情報の種類
アカウント情報(ユーザー名・メールアドレス・ハッシュ化したパスワード)、デザインエディタとCMSの内容、フォームに送られた内容、ライブプレビューのURL、外部サービスのAPIキーやトークン、パスワード保護ページのパスワード、Googleスプレッドシート連携の認証情報など
含まれないもの
「フォームの結果をStudioに保存」を無効にしていた間の回答、9月30日より前に完全に削除した回答、埋め込んだ外部サービス(Googleフォームなど)への回答。添付ファイルはファイル名だけが対象
改ざん
データの書き換えや削除の記録は確認されていない
いまの状況
弱点を直し、鍵や認証情報を切り替えた。原因の詳しい調査は外部の専門機関に頼む方向で調整中
04
TIMELINE

時系列

  1. Studio

    第三者が脆弱性を悪用し、データを外から取れる状態にした(確認できている期間)

  2. Studio

    社内の調査で不正アクセスを確認

  3. Studio

    脆弱性を直し、使われた経路を塞ぐ。外から取れる状態を解消

  4. Studio

    ログインしていた全員を一度ログアウト。スプレッドシート連携の鍵を更新

  5. Studio

    第一報を公表。機能ごとに個別のメールを送る

  6. Studio

    暗号化の鍵を新しくする。フォーム利用者に、個人情報保護委員会への報告をいったん保留するようお願い

  7. Studio

    委員会と協議し、個別の報告か、Studioとの連名の報告かを選べると案内

  8. Studio

    PHPの重大な脆弱性の告知を受け、予防として一部機能を止める緊急メンテナンス(被害を確認したものではないと説明)

  9. デジタル庁

    デジタル庁が、自らのフォームの入力内容などが対象になりうると公表

  10. Studio

    連名での報告の受付は11月上旬に始める予定と案内

05
RESPONSE

会社の対応と補償

弱点の修正

脆弱性を直し、不正アクセスに使われた経路を塞いだ

鍵の切り替え

決済やログインに使う認証情報を新しくし、10月17日に暗号化の鍵も切り替えた

一括ログアウト

10月14日に、ログインしていた全員を一度ログアウトさせた

個別の案内

API連携・パスワード保護ページ・フォームなど、機能ごとにやることをメールで知らせた

報告の取りまとめ

フォームで個人情報を受けていた利用者のために、個人情報保護委員会への連名の報告を取りまとめる

06
PROTECT YOUR COMPANY

同じことを自社で防ぐには

自社のセキュリティレベルを無料で診断する(18問・3分)
07
ABOUT THE COMPANY

どんな会社?

コードを書かずにWebサイトのデザインから公開までできるサービス「Studio」を運営する会社です。会社の発表では、ユーザーは90万人以上、公開されたサイトは25万以上です。

事業

  • ノーコードのWebサイト制作(Studio)
  • CMS(記事の管理)
  • フォーム
  • サイトの公開と運用
会社名
Studio株式会社(Studio, Inc.)
設立
2016年4月
本社
東京都目黒区青葉台三丁目6番28号 住友不動産青葉台タワー9階
代表者
代表取締役CEO 石井 穣
従業員
75名(2026年10月時点、役員と正社員)
資本金
1億円(資本準備金を除く)

出典:会社の公式サイト「会社概要」

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くわしい記事

08
SOURCES

出典

  1. Studio「会社概要」
  2. Studio「【重要】不正アクセスによる情報流出に関するお詫びとお願い(第一報)」(2026年10月16日)
  3. Studio「Studioにおける不正アクセスに関するご案内」(2026年10月28日更新)
  4. Studio「【重要】フォーム機能などで個人情報を取り扱っているお客様へ:個人情報保護委員会へのご報告についてのご案内」(2026年10月17日、20日・28日追記)
  5. Studio「【重要】10月21日(水) 22:00からの緊急メンテナンスのお知らせ」(2026年10月21日)
  6. デジタル庁「Studio株式会社における不正アクセスによる個人情報の漏えいの可能性について」(2026年10月22日)

このページは、会社の公式発表と適時開示だけをもとに作っています(2026年10月28日の公式発表時点、2026年11月4日更新)。被害を受けた会社を責めるものではありません。誤りに気づいたらお問い合わせからお知らせください。

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