SpeeCAN RAIDEN(スピーキャン・ライデン)など
手口ディレクトリパストラバーサルは、サーバーの中の、本来は見られないファイルを読み出せてしまう弱点です。攻撃者はこの弱点で設定ファイル(config.ini)を取り、そこにあった秘密の鍵を使って、アカウントIDを総当たりで試してログインしました。さらにWordPressに不正なプラグインを入れ、裏口(バックドア)を置いて、大量の詐欺メールを送りました。
- 侵入
- 10月11日6時26分にアクセス開始。16時39分に設定ファイルの取得に成功(10月23日の報告書)
- 発覚
- 10月11日。報告書では23時40分にデータベースの異常な負荷から検知(ブログでは16時30分に不審な挙動を確認)
- 公表
- 10月13日(第1報・第2報)。11月2日の第25報まで
- 影響の範囲
- SpeeCAN RAIDENでメールアドレス約3,136,000件、電話番号約105,000件、FAX番号約15,000件(推定)。全サービスが漏えいの可能性の対象。NET119は9,020件、119RAIDENはメールアドレス約97,000件、電話番号約17,000件、FAX番号約400件
- 情報の種類
- 連絡先の名前、メールアドレス、電話・FAX番号、担当者、契約情報、配信履歴の本文。NET119は名前、生年月日、性別、住所、電話番号、メールアドレス、FAX番号など
- 含まれないもの
- クレジットカードなどの決済情報(扱っていない)。NET119の要配慮個人情報(既往歴など)。映像通報
- 不正メール
- 10月13日1時17分〜7時16分に1,423,428通(うち少なくとも869,575通は会社が持つアドレス以外への送信)。10月22日〜23日にも、漏れたメール送信APIのアカウントを使った不正メール
- いまの状況
- 全サービスは10月15日15時10分に復旧。外部機関による脆弱性診断とダークウェブ調査を行っており、結果は後日報告するとしている