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事件・被害更新 2026.11.01

自治体の防災メール配信「SpeeCAN RAIDEN」に不正アクセス。メールアドレス約313万件に漏えいの可能性

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  • 一次資料2件
  • セキュリティ図鑑編集部
自治体の防災メール配信「SpeeCAN RAIDEN」に不正アクセス。メールアドレス約313万件に漏えいの可能性
約313万6千件

漏えいの可能性があるメールアドレス

推定
1,423,428通

送られた詐欺の内容のメール

10月13日
約10万5千件

漏えいの可能性がある電話番号

推定
約1万5千件

漏えいの可能性があるFAX番号

推定

SUMMARY

要点をまとめると

  1. 01

    自治体などの一斉配信サービスを運営するアルカディアは2026年10月13日、不正アクセスを公表しました。

  2. 02

    メールアドレス約313万6千件などに漏えいの可能性があり、詐欺の内容のメールが1,423,428通送られています。

  3. 03

    防災メールなどに登録している人は、自治体名をかたるメールのリンクを開かないでください。

この記事をスライドで理解する(7枚)

1 / 7
発表されている事実読者への影響今すぐやること委託している組織がする…今後の発表5つの見出し

この記事の流れ

自治体の防災メール配信「SpeeCAN RAIDEN」に不正アクセス。メールアドレス約313万件に漏えいの可能性

防災メールのサービスで何があったの?

SpeeCAN RAIDENに不正アクセスがあり、10月13日に詐欺メールが計1,423,428通送られました。連絡先の名前やメールなどが漏えいの可能性です。

約313万6千件漏えいの可能性があるメールアドレス
1,423,428通送られた詐欺の内容のメール
約10万5千件漏えいの可能性がある電話番号
約1万5千件漏えいの可能性があるFAX番号

数字で見る

数字で見ると、こうなります

漏えいの可能性があるメールアドレス:約313万6千件/送られた詐欺の内容のメール:1,423,428通

10月11日不審な挙動を確認SpeeCAN RAIDENで確認。翌3時ごろ侵入経路を塞ぐ応急措置
10月13日詐欺メールを配信不正プログラムにより総数1,423,428通。第1報・第2報
10月14日NET119などでも形跡「NET119」「119RAIDEN」でも不正アクセスの形跡(第4報)
10月15日〜復旧と2段階認証15日にサーバー復旧。22日〜23日に2段階認証の設定を依頼

POINT 1

発表されている事実

防災メールのサービスで何があったの?

SpeeCAN RAIDENに不正アクセスがあり、10月13日に詐欺メールが計1,423,428通送られました。連絡先の名前やメールなどが漏えいの可能性です。

本文で読む
対象対象かもしれない人防災メール、学校・園の連絡メール、緊急通報サービスの登録者
確かめる自治体サイトで確認SpeeCAN RAIDENを使っているか、どのサービスが対象か
注意偽メールに注意自治体や防災を名乗る偽メールが届きやすくなる

POINT 2

読者への影響

自治体の防災メールに登録してたら関係ある?

対象かもしれません。お住まいの自治体のサイトで確かめてください。自治体や防災を名乗る偽メールが届きやすくなります。

本文で読む
やること1リンクを開かないログインや支払いを求めるメールは、自治体の公式サイトで確かめる
やること2電話・FAX・SMSも心当たりのない連絡にも注意する
やること3パスワードを分ける同じメールアドレスで使い回しているなら別々に変える

POINT 3

今すぐやること

じゃあ、いま何をすればいいの?

自治体を名乗るメールでも、入力や支払いを求めるリンクは開かないこと。パスワードを使い回しているなら別々に変えてください。

本文で読む
確認12段階認証配信サービスの管理画面に設定されているか
確認2脆弱性対応の体制委託先が弱点にどう対応しているか
確認3報告の流れ事故が起きたときの報告の流れを契約の時点で確かめる

POINT 4

委託している組織がすること

外に頼んでる側は何を確かめればいい?

管理画面の2段階認証、委託先の脆弱性対応の体制、事故時の報告の流れを、契約の時点で確かめておくことが大切です。

本文で読む
1
自治体・学校・防災を名乗るメールでも、ログインや支払い、個人情報の入力を求めるものはリンクを開かない。
2
心当たりのない電話・FAX・SMSにも注意する
3
同じメールアドレスで使っているサービスのパスワードが使い回しなら、別々のものに変える

まとめ

今すぐやること

くわしい手順と出典は、本文で確かめてください。

本文で読む
ハッキング事例図鑑アルカディア(SpeeCAN RAIDEN)の不正アクセス:漏れた情報・やること・時系列をまとめて見る→

株式会社アルカディア(大阪府箕面市)は2026年10月13日、自治体の防災メールや学校の連絡などに使われている一斉配信サービス「SpeeCAN RAIDEN」に不正アクセスがあったと発表しました。推定で、メールアドレス約313万6千件、電話番号約10万5千件、FAX番号約1万5千件に漏えいの可能性があるとしています。さらに不正なプログラムから、フィッシング詐欺の内容のメールが外部へ送られました。住民が自分で登録した防災メールが、委託先を通じて被害を受けた事例です。

01発表されている事実

社長

防災メールのサービスで何があったの?

SpeeCAN RAIDENに不正アクセスがあり、10月13日に詐欺メールが計1,423,428通送られました。連絡先の名前やメールなどが漏えいの可能性です。

ハカセ
10月11日不審な挙動を確認

SpeeCAN RAIDENで確認。翌3時ごろ侵入経路を塞ぐ応急措置

10月13日詐欺メールを配信

不正プログラムにより総数1,423,428通。第1報・第2報

10月14日NET119などでも形跡

「NET119」「119RAIDEN」でも不正アクセスの形跡(第4報)

10月15日〜復旧と2段階認証

15日にサーバー復旧。22日〜23日に2段階認証の設定を依頼

  1. SpeeCAN RAIDENで不審な挙動を確認

  2. 侵入経路を塞ぐ応急措置

  3. 不正プログラムにより詐欺の内容のメールを配信。総数1,423,428通(うち少なくとも869,575通は同社が保有するアドレス以外への送信。第17報)

  4. 第1報・第2報。一部サーバーの利用者向けサービスを緊急停止、漏えい可能性の件数(推定)を公表

  5. 緊急通報の「NET119」「119RAIDEN」でも不正アクセスの形跡を確認(第4報)

  6. 個人情報保護委員会へ報告済みと公表。停止していたサーバーを復旧し、全利用者にパスワード変更を依頼

  7. 利用者(自治体など)にログイン時の2段階認証の設定を依頼。説明資料と報告書を公開

漏えいの可能性がある情報は、連絡先の名前、メールアドレス、電話・FAX番号、担当者、契約情報、配信履歴の本文などで、決済情報は扱っていないとしています。NET119については、要配慮個人情報は漏えいしていないことを確認したと発表しています(第11報)。

北九州市は10月14日、市の「災害情報自動配信サービス」の登録者は氏名・メールアドレス・電話番号・FAX番号、「もらって安心災害情報配信サービス」の登録者はメールアドレスに漏えいの可能性があると案内しました。

02読者への影響

社長

自治体の防災メールに登録してたら関係ある?

対象かもしれません。お住まいの自治体のサイトで確かめてください。自治体や防災を名乗る偽メールが届きやすくなります。

ハカセ
対象対象かもしれない人

防災メール、学校・園の連絡メール、緊急通報サービスの登録者

確かめる自治体サイトで確認

SpeeCAN RAIDENを使っているか、どのサービスが対象か

注意偽メールに注意

自治体や防災を名乗る偽メールが届きやすくなる

自治体の防災メールや学校・園の連絡メール、緊急通報サービスに登録している人は、対象かもしれません。自分の住む自治体のサイトで、SpeeCAN RAIDENを使っているか、どのサービスが対象かを確かめてください。漏えいしたのが「防災メールに登録している」という事実と結びついたアドレスなので、自治体や防災を名乗る偽メールが届きやすくなります。

03今すぐやること

社長

じゃあ、いま何をすればいいの?

自治体を名乗るメールでも、入力や支払いを求めるリンクは開かないこと。パスワードを使い回しているなら別々に変えてください。

ハカセ
やること1リンクを開かない

ログインや支払いを求めるメールは、自治体の公式サイトで確かめる

やること2電話・FAX・SMSも

心当たりのない連絡にも注意する

やること3パスワードを分ける

同じメールアドレスで使い回しているなら別々に変える

  1. 自治体・学校・防災を名乗るメールでも、ログインや支払い、個人情報の入力を求めるものはリンクを開かない。自治体の公式サイトから確かめる
  2. 心当たりのない電話・FAX・SMSにも注意する
  3. 同じメールアドレスで使っているサービスのパスワードが使い回しなら、別々のものに変える

04委託している組織がすること

社長

外に頼んでる側は何を確かめればいい?

管理画面の2段階認証、委託先の脆弱性対応の体制、事故時の報告の流れを、契約の時点で確かめておくことが大切です。

ハカセ
確認12段階認証

配信サービスの管理画面に設定されているか

確認2脆弱性対応の体制

委託先が弱点にどう対応しているか

確認3報告の流れ

事故が起きたときの報告の流れを契約の時点で確かめる

住民の連絡先を預ける配信サービスは、自治体や学校にとっての「委託先」です。管理画面の2段階認証、委託先の脆弱性対応の体制、事故が起きたときの報告の流れを、契約の時点で確かめておくことが大切です。図鑑の「取引先から対策を求められた」の入口では、委託先管理で確認する項目と、頼める会社を探せます。迷惑メールの入口を絞るには「メールセキュリティ・訓練」も参考になります。

防災メール以外の情報の受け取り方や警戒レベルの意味は、防災サイト「bichiku」のはじめての防災にまとまっています。

05今後の発表

社長

この後どうなる予定なの?

アルカディアは、個人情報保護委員会への代行報告への回答を10月中に見込み、回答があり次第知らせるとしています。

ハカセ
10月26日第23報

個人情報保護委員会への代行報告への回答を10月中に見込む

今後回答があり次第

アルカディアが知らせるとしている

アルカディアは、個人情報保護委員会への代行報告への回答を10月中に見込み、回答があり次第知らせるとしています(10月26日、第23報)。

ハッキングの手口と、防ぐ対策の一覧を見る →

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出典(一次資料)2件被害を受けた組織や公的機関の発表だけを出典にしています(2026.11.01に確認)開く
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