使っていた人が、いますぐやること
- 1
対象サービスを使う会社・学校の管理者管理者用と利用者用のパスワードを変える(z-FILTERは管理者用だけ、m-FILTER MailAdviser Microsoft 365 対応版は変更不要)。シングルサインオンを使っていても、クラウドサービス側のパスワードは変える
- 2
対象サービスを使う会社・学校の管理者統合管理画面の[検索]→[設定変更履歴](Deskはユーザーポータルの[管理]→[操作ログ検索])で、心当たりのない操作がないか確かめる
- 3
ログのダウンロードを使っている人案内に沿ってトークンを再発行し、ツールの設定を更新する
- 4
全員デジタルアーツを名乗ってパスワードや認証情報を聞く電話やメールには応じない
被害にあっているときの手順を見る →
漏れた可能性がある情報6つのクラウドサービスを使う一部の利用者。FINAL CODE@Cloudの仕組みを使うオプション(m-FILTER 暗号化強固オプションなど)と、クラウドで使うクライアント・エージェントも対象
含まれていないもの利用者が自分の環境に入れているソフトウェア版そのもの
いまの状況(調査中)サービスは続けている。10月21日正午時点で新しい不正アクセスはなく、監視を続けている。追加の対応が必要な利用者への連絡は11月上旬に終える予定
02HOW THEY WERE HACKED
どんなハッキングをされた?
ひとことで情報セキュリティ製品の会社デジタルアーツは2026年10月21日、クラウドサービスを運用する環境と社内環境に、第三者の不正アクセスの跡が見つかったと発表しました。10月9日にAIを使って総点検したところ、それまでの点検で見つからなかった跡が見つかり、中には2025年7月ごろにさかのぼるものもあります。運用に使う認証情報(ログインのための情報)が盗まれて入られ、i-FILTER@Cloudなど6つのクラウドサービスの一部の利用者の情報が、第三者に見られる状態にありました。10月29日時点で、外への持ち出しや悪用は確認されていません。
1デジタルアーツ ・ クラウドサービスの運用環境(i-FILTER@Cloud など6サービス)盗まれた運用用の認証情報による不正アクセス
不正アクセスとは →
- STEP 1認証情報を盗む
クラウドサービスの運用に使う認証情報が、第三者に不正に取られた
- STEP 2運用環境に入る
その認証情報で、サービスを運用する環境に入られた。跡は2025年7月ごろまでさかのぼる
- STEP 3情報が見られる状態に
6つのクラウドサービスの一部の利用者の情報が、第三者に見られる状態にあった
- STEP 4総点検で見つける
2026年10月9日、AIを使った総点検で、それまで見つからなかった跡を見つけた
くわしい内容を見る ↓
手口第三者が、クラウドサービスを運用するための認証情報を不正に手に入れ、それを使って運用環境に入りました。どのように認証情報を手に入れたかは、安全上の理由から公表されていません。見られる状態にあった情報の詳しい中身も公表されていません。
- 侵入
- 2025年7月ごろにさかのぼる跡がある
- 発覚
- 2026年10月9日。AIを使った総点検で見つけた
- 公表
- 10月21日。よくあるご質問は11月2日まで更新
- 影響の範囲
- 6つのクラウドサービスを使う一部の利用者。FINAL CODE@Cloudの仕組みを使うオプション(m-FILTER 暗号化強固オプションなど)と、クラウドで使うクライアント・エージェントも対象
- 情報の種類
- クラウドサービスの運用環境にある利用に関する情報。詳しい中身は安全上の理由から公表されていない
- 含まれないもの
- 利用者が自分の環境に入れているソフトウェア版そのもの
- 持ち出し
- 10月29日時点で、個人情報が実際に見られた・取られた・持ち出された・悪用された事実は確認されていない。ただし持ち出しがなかったと断定はしていない
- いまの状況
- サービスは続けている。10月21日正午時点で新しい不正アクセスはなく、監視を続けている。追加の対応が必要な利用者への連絡は11月上旬に終える予定
- 運用環境
この時期にさかのぼる不正アクセスの跡がある(後の点検で判明)
- 運用環境・社内環境
AIを使った総点検で、不正アクセスの跡を見つける
- 6つのクラウドサービス
公表。利用者に管理者用・利用者用のパスワードの変更をお願い
- 6つのクラウドサービス
個人情報が実際に見られた・持ち出された事実は確認されていないと、よくあるご質問で説明
- 6つのクラウドサービス
よくあるご質問を更新。個人情報保護委員会への報告の進め方などを追加
認証情報の無効化と交換不正アクセスに使われた認証情報を無効にし、運用に使う認証情報とサーバーの認証の鍵を交換した
不審なプログラムの停止見つかった不審なプログラムを止めた
予防の措置ログのダウンロード用のトークンを、予防のため無効にした(不正に使われた跡はない)
個人情報保護委員会への報告速報を出した。利用している会社・団体の分も、同意を得て連名報告や代行報告をまとめて行う
再発防止認証情報の管理、アクセスの管理、監視の体制を強め、サービスとネットワークを作り直している
07ABOUT THE COMPANY
どんな会社?
Webやメール、ファイルなどを守るセキュリティのソフトウェアを中心に事業をしている情報セキュリティのメーカーです。企業・官公庁・学校・家庭向けに製品を提供しています。
事業
- Webのフィルタリング(i-FILTER)
- メールのセキュリティ(m-FILTER)
- ファイルの暗号化(FINAL CODE)
- クラウドサービス
- 会社名
- デジタルアーツ株式会社
- 設立
- 1995年6月21日
- 本社
- 東京都千代田区大手町1-5-1 大手町ファーストスクエア ウエストタワー14F
- 上場
- 東京証券取引所 プライム市場(証券コード 2326)
- 代表者
- 代表取締役社長 道具 登志夫
- 従業員
- 326名(2026年3月31日現在)
- 資本金
- 7億1,359万0,262円(2026年3月31日現在)
出典:会社の公式サイト「会社概要」