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事件・被害更新 2026.10.30

デジタルアーツのクラウドサービスに不正アクセス。i-FILTER@Cloudなど6サービスの利用者にパスワード変更のお願い

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  • 一次資料2件
  • セキュリティ図鑑編集部
デジタルアーツのクラウドサービスに不正アクセス。i-FILTER@Cloudなど6サービスの利用者にパスワード変更のお願い
6サービス

顧客情報が閲覧された可能性

ソフトウェア版は対象外
2025年7月ごろ

さかのぼる不正アクセスの痕跡

10月9日

AIを使った総点検で痕跡を発見

公表は10月21日

SUMMARY

要点をまとめると

  1. 01

    デジタルアーツは2026年10月21日、クラウドサービスの運用環境と社内環境に不正アクセスの痕跡が見つかったと発表しました。

  2. 02

    i-FILTER@Cloud、m-FILTER@Cloud、z-FILTERなど6サービスで一部の顧客情報が閲覧された可能性があります。

  3. 03

    利用している会社は、管理者用と利用者用のパスワードを変え、設定変更の履歴を確かめてください。

この記事をスライドで理解する(7枚)

1 / 7
発表されている事実読者への影響今すぐやること今後の発表4つの見出し

この記事の流れ

デジタルアーツのクラウドサービスに不正アクセス。i-FILTER@Cloudなど6サービスの利用者にパスワード変更のお願い

デジタルアーツで何があったの?

運用用の認証情報を盗まれ、クラウドの運用環境に入られました。2025年7月ごろまでさかのぼる痕跡があり、6つのサービスが対象です。

6サービス顧客情報が閲覧された可能性
2025年7月ごろさかのぼる不正アクセスの痕跡
10月9日AIを使った総点検で痕跡を発見

数字で見る

数字で見ると、こうなります

顧客情報が閲覧された可能性:6サービス/さかのぼる不正アクセスの痕跡:2025年7月ごろ

2025年7月痕跡の始まりこの時期にさかのぼる不正アクセスの痕跡がある
2026年10月9日AIで総点検運用環境と社内環境の痕跡を発見
10月21日公表正午時点で新たな不正アクセスは確認されず、監視を継続

POINT 1

発表されている事実

デジタルアーツで何があったの?

運用用の認証情報を盗まれ、クラウドの運用環境に入られました。2025年7月ごろまでさかのぼる痕跡があり、6つのサービスが対象です。

本文で読む
対象会社や学校が契約社員のWeb閲覧やメールを守るためのサービス
リスク管理画面に入られるとフィルタリング設定の変更や利用状況を見られるおそれ
教訓どの会社にも共通運用の認証情報が盗まれればセキュリティ企業でも入られる

POINT 2

読者への影響

それって使ってる会社に何が困るの?

管理画面に入られると、フィルタリングの設定を変えられたり、利用状況の情報を見られたりするおそれがあります。

本文で読む
STEP 1パスワードを変える管理者用と利用者用。SSO利用でもサービス側は変える
STEP 2設定変更履歴を見る心当たりのない操作がないか確かめる
STEP 3トークンを再発行ログのダウンロード用トークンは無効化済み
STEP 4名乗る連絡に応じないデジタルアーツを名乗り認証情報を尋ねる電話やメール

POINT 3

今すぐやること

使ってたら、まず何をすればいい?

対象サービスの管理者用パスワードを変え、設定変更履歴で心当たりのない操作がないか確かめてください。

本文で読む
対応関係機関と協力関係機関への報告と協力を進める
対策管理と監視を強化認証情報の管理・アクセス管理・監視体制
今後サービスを再構築サービスとネットワークを再構築。個別に案内

POINT 4

今後の発表

この先、会社はどうするの?

関係機関への報告と協力、認証情報の管理や監視体制の強化、サービスとネットワークの再構築を進めるとしています。

本文で読む
1
対象サービスの管理者用パスワードを変える。
2
Microsoft Entra IDなどでシングルサインオンしている場合も、クラウドサービス側の管理者用・利用者用パスワ
3
統合管理画面の[検索]→[設定変更履歴](Deskはユーザーポータルの[管理]→[操作ログ検索])で、心当たりのない操作

まとめ

今すぐやること

くわしい手順と出典は、本文で確かめてください。

本文で読む
ハッキング事例図鑑デジタルアーツの不正アクセス:漏れた情報・やること・時系列をまとめて見る→

デジタルアーツ株式会社は2026年10月21日、同社のクラウドサービスの運用環境と社内環境に、第三者による不正アクセスの痕跡が見つかったと発表しました。サイバー攻撃が増えていることを受けて10月9日にAIを使ってシステム・製品・社内環境を総点検したところ、従来の点検では見つからなかった痕跡が見つかったとしています。痕跡には2025年7月ごろにさかのぼるものも含まれます。同社はWebフィルタリングの「i-FILTER」やメールの「m-FILTER」で知られ、学校や中小企業でも広く使われています。

01発表されている事実

社長

デジタルアーツで何があったの?

運用用の認証情報を盗まれ、クラウドの運用環境に入られました。2025年7月ごろまでさかのぼる痕跡があり、6つのサービスが対象です。

ハカセ
2025年7月痕跡の始まり

この時期にさかのぼる不正アクセスの痕跡がある

2026年10月9日AIで総点検

運用環境と社内環境の痕跡を発見

10月21日公表

正午時点で新たな不正アクセスは確認されず、監視を継続

  1. この時期にさかのぼる不正アクセスの痕跡がある

  2. AIを使った総点検で、運用環境と社内環境の痕跡を発見

  3. 公表。同日正午時点で新たな不正アクセスは確認されておらず、監視を継続

発表によると、クラウドサービスの運用に使う認証情報が第三者に不正に取得され、それを使って運用環境に侵入されました。このため一部の顧客の情報が閲覧された可能性があります。対象のクラウドサービスは、i-FILTER@Cloud、m-FILTER@Cloud(Modern Edition)、m-FILTER MailAdviser Microsoft 365 対応版、FINAL CODE@Cloud、z-FILTER、Deskの6つです。自社の環境に入れているソフトウェア版は対象外です。

10月21日正午時点で、顧客情報が外部に持ち出された事実や二次被害の報告は確認されていません。ただしFAQでは、持ち出しがなかったと断定はしておらず、個人情報が含まれる可能性も否定できないとしています。閲覧された可能性のある情報の具体的な内容は、セキュリティ上の理由から公開していません。同社は不正に使われた認証情報の無効化、運用用の認証情報とサーバー認証鍵の交換、不審なプログラムの停止を済ませ、サービスの提供は続けています。

02読者への影響

社長

それって使ってる会社に何が困るの?

管理画面に入られると、フィルタリングの設定を変えられたり、利用状況の情報を見られたりするおそれがあります。

ハカセ
対象会社や学校が契約

社員のWeb閲覧やメールを守るためのサービス

リスク管理画面に入られると

フィルタリング設定の変更や利用状況を見られるおそれ

教訓どの会社にも共通

運用の認証情報が盗まれればセキュリティ企業でも入られる

これらのサービスは、社員のWeb閲覧やメールを守るために会社や学校が契約しているものです。管理画面に入られると、フィルタリングの設定を変えられたり、利用状況の情報を見られたりするおそれがあります。セキュリティ製品の会社でも、運用のための認証情報が盗まれれば入られる、という点はどの会社にも共通します。

03今すぐやること

社長

使ってたら、まず何をすればいい?

対象サービスの管理者用パスワードを変え、設定変更履歴で心当たりのない操作がないか確かめてください。

ハカセ
STEP 1パスワードを変える

管理者用と利用者用。SSO利用でもサービス側は変える

STEP 2設定変更履歴を見る

心当たりのない操作がないか確かめる

STEP 3トークンを再発行

ログのダウンロード用トークンは無効化済み

STEP 4名乗る連絡に応じない

デジタルアーツを名乗り認証情報を尋ねる電話やメール

  1. 対象サービスの管理者用パスワードを変える。利用者用パスワードを設定している場合は、ふだん使っていなくても変える(z-FILTERは管理者用のみ、m-FILTER MailAdviser Microsoft 365 対応版は変更不要)
  2. Microsoft Entra IDなどでシングルサインオンしている場合も、クラウドサービス側の管理者用・利用者用パスワードは変える(認証基盤側は変更不要)
  3. 統合管理画面の[検索]→[設定変更履歴](Deskはユーザーポータルの[管理]→[操作ログ検索])で、心当たりのない操作がないか確かめる
  4. ログのダウンロード用トークンは予防のため無効化されています。使っている場合は案内に沿って再発行し、ツールの設定を更新する
  5. 「デジタルアーツ」を名乗ってパスワードや認証情報を尋ねる電話やメールには応じない

FINAL CODE@Cloudの仕組みを使うオプション(m-FILTER 暗号化強固オプションなど)や、クラウドで使うクライアント・エージェントは、ソフトウェア版の利用者でも対象になります。図鑑ではi-FILTER@Cloud、z-FILTER、m-FILTERの各ページで、サービスの内容を確かめられます。

04今後の発表

社長

この先、会社はどうするの?

関係機関への報告と協力、認証情報の管理や監視体制の強化、サービスとネットワークの再構築を進めるとしています。

ハカセ
対応関係機関と協力

関係機関への報告と協力を進める

対策管理と監視を強化

認証情報の管理・アクセス管理・監視体制

今後サービスを再構築

サービスとネットワークを再構築。個別に案内

同社は関係機関への報告と協力、認証情報の管理・アクセス管理・監視体制の強化、サービスとネットワークの再構築を進めるとしています。追加の対応が必要な顧客には個別に案内するとしています。

ハッキングの手口と、防ぐ対策の一覧を見る →

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