使っていた人が、いますぐやること
- 1
センターの利用登録者相談員を名乗ってお金の振込を求めるメッセージには応じない。不安なときは県(県民政策課)かANPIに電話で確かめる
- 2
メッセージアプリを使う人アプリの運営会社を名乗る「セキュリティ更新」「アカウント確認」のメッセージには従わず、アプリの設定画面から自分で確かめる。SMSで届く確認コードは誰にも教えない
- 3
全員二段階認証(PINなど)を有効にし、「リンク済みのデバイス」に見覚えのない端末がないか確かめる。知人や公的な窓口からでも、振込を求められたら電話など別の方法で本人に確かめる
被害にあっているときの手順を見る →
いまの状況(調査中)被害の1名を除く52名は、不正利用や詐欺の被害がないことを確認。残る3名は確認中(8月20日時点)
02HOW THEY WERE HACKED
どんなハッキングをされた?
ひとことで長野県の「多文化共生相談センター」で、相談員が仕事に使うWhatsApp(ワッツアップ、メッセージアプリ)のアカウントが第三者に使われました。きっかけは、WhatsAppを名乗って「セキュリティ更新」を求めるメッセージでした。相談員になりすました偽のメッセージが送られ、1名が198,000円を振り込む詐欺の被害にあいました。利用登録者55名全員の氏名・電話番号・やり取りが見られたおそれがあります。
1公益財団法人長野県国際化協会(ANPI)(長野県が運営を委託) ・ 長野県多文化共生相談センターのWhatsApp偽のセキュリティ更新メッセージによるアカウントの乗っ取り
フィッシングとは →
- STEP 1偽の更新メッセージ
8月10日、WhatsAppを名乗り「セキュリティ更新」を求めるメッセージが届いた
- STEP 2言われた通りに操作
相談員がメッセージに従って、相談用の端末を操作した
- STEP 3なりすまし
8月11日、利用登録者2名の氏名が見られ、相談員を名乗る偽のメッセージが送られた
- STEP 4振り込ませる
1名が振込を求める偽のメッセージに従い、銀行ATMから198,000円を振り込んだ
くわしい内容を見る ↓
手口WhatsAppを名乗る偽のメッセージで「セキュリティ更新」を求められ、相談員がその通りに端末を操作しました。そのあと第三者がアカウントを使い、相談員になりすまして利用登録者にメッセージを送りました。どの操作で乗っ取られたかの細かい中身は公表されていません。
- きっかけ
- 8月10日。WhatsAppをかたるセキュリティ更新のメッセージに従って、相談員が相談用端末を操作
- なりすまし
- 8月11日。利用登録者55名のうち2名の氏名が見られ、偽のメッセージが送られた
- 発覚・報告
- 8月12日にANPIから県へ報告
- 公表
- 8月20日(長野県のプレスリリース)
- お金の被害
- 1名が銀行ATMから198,000円を振り込んだ(1件)
- 見られたおそれのある情報
- 全利用登録者の氏名、電話番号、相談員とのSNS上のやり取り
- いまの状況
- 被害の1名を除く52名は、不正利用や詐欺の被害がないことを確認。残る3名は確認中(8月20日時点)
- WhatsApp
WhatsAppをかたるセキュリティ更新のメッセージに従い、相談員が相談用端末を操作
- WhatsApp
利用登録者2名の氏名が見られ、相談員になりすました偽のメッセージが届く。1名が198,000円を振り込む
- 県・ANPI
ANPIから県へ報告。被害者と県・ANPIが警察に相談。利用登録者に、相談員をかたる詐欺への注意を呼びかけ
- WhatsApp
SNSアカウントのセキュリティ対策を実施
- 県・ANPI
利用登録者に、個人情報が漏えいしたおそれがあることを知らせる
- 長野県
プレスリリースで公表し、おわび
警察への相談被害者と県・ANPIが、警察に相談した
利用者への注意利用登録者に、相談員をかたる詐欺への注意を呼びかけ、個人情報が漏えいしたおそれを知らせた
アカウントの対策8月13日に、SNSアカウントのセキュリティ対策をした(中身は公表されていない)
研修相談員に、情報セキュリティとSNSの使い方の研修をする
体制の見直しANPIの情報セキュリティの管理体制を点検し直し、再発防止を徹底する