使っていた人が、いますぐやること
- 1
ブラストメールの契約者同社からの個別連絡の有無を確かめ、配信先リストが対象かを確認する。対象なら読者への通知と、個人情報保護委員会への報告(連名も選べる)を検討する
- 2
メルマガを受け取っている人いつものメルマガに似たメールでも、ログインやカード情報を求めるリンクは開かず、公式サイトをブックマークから開く
- 3
エックスサーバーの利用者など利用しているサービスからの個別の案内を確かめ、その会社を名乗る不審なメールに注意する
被害にあっているときの手順を見る →
含まれていないものクレジットカード番号(同社は持っていない)
いまの状況(続報中)11月11日ごろの再開を目指し、新しい環境を準備中。OEM版は再開のめどが未定
02HOW THEY WERE HACKED
どんなハッキングをされた?
ひとことでラクスの子会社ラクスライトクラウドは2026年10月21日、メール配信サービス「ブラストメール」が不正アクセスを受け、データが持ち出されたと発表しました。外部の第三者がAPI用のサーバー2台に入り込んでコマンドを実行し、販売管理システムとサービスのデータベースにつないで、全契約者の情報と一部の契約者の配信先リストなどを持ち出しました。サービスは10月21日0時30分から止まっています。利用者側でも、エックスサーバーがメールアドレス459,679件の漏えいを発表するなど、影響が広がりました。
1ラクスライトクラウド ・ ブラストメールAPIサーバーへの侵入とデータの持ち出し
不正アクセスとは →
- STEP 1APIサーバーに入る
外部の第三者がAPI用のサーバー2台に侵入し、コマンドを実行した
- STEP 2データベースにつなぐ
そこから販売管理システムとサービスのデータベースに接続した
- STEP 3データを持ち出す
全契約者の情報と、一部の契約者の配信先リストなどを持ち出した
- STEP 4緊急停止
監視のアラートで気づき、10月21日0時30分からサービスを止めた
くわしい内容を見る ↓
手口外部の第三者が、同社のAPI用のサーバー2台に入り込んでコマンド(命令)を実行しました。そこから販売管理システムとサービスのデータベースにつなぎ、データを持ち出しています。どこから入られたか(侵入経路)の詳しいことは調べている最中です。
- 発覚
- 10月20日21時52分、システム監視のアラートを検知
- 停止
- 10月21日0時30分ごろから管理画面とAPIを止めた。メールの配信も1時ごろから停止
- 公表
- 10月21日17時25分。11月3日の更新まで続報
- 持ち出された情報(全契約者)
- 会社名、担当者名、電話番号、メールアドレス、請求先のメールアドレス、契約と支払いの履歴など
- 持ち出された情報(一部の契約者)
- 配信先のリストなど配信に関する情報。漏えいが確認された契約は345件(全件に個別連絡済み)
- 含まれないもの
- クレジットカード番号(同社は持っていない)
- 侵入経路
- 調査中(公表されていない)
- いまの状況
- 11月11日ごろの再開を目指し、新しい環境を準備中。OEM版は再開のめどが未定
- ブラストメール
21時52分、システム監視のアラートを検知し、対応を始める。22時39分ごろパスワード再設定メールなどの通知を止める
- ブラストメール
0時27分〜37分、管理画面とAPIを緊急停止。1時ごろAPIへの外部からの通信を遮断し、配信も停止
- ラクスライトクラウド
17時25分、不正アクセスとデータの持ち出しを公表
- 利用者側
エックスサーバーや長野県などが、ブラストメール経由の漏えいを発表
- ラクス
ラクスグループのほかのクラウドサービスへの影響は確認されていないと追記
- エックスサーバー
漏えいしたメールアドレスが459,679件と判明したと追記
- ラクスライトクラウド
個人情報保護委員会への連名報告などの第2次受付を始める
- ラクスライトクラウド
前回の報告から新たに漏えいが分かった客はいないと更新。11月11日ごろの再開を目指す
緊急停止と遮断管理画面・API・配信を止め、外部との通信を遮断
個別の連絡配信先リストなどの漏えいが確認された345件の契約者に、すべて個別に連絡
報告の手伝い契約企業の個人情報保護委員会への報告を連名で受け付け。行政機関・自治体には代行報告
届け出個人情報保護委員会、日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)、総務省 関東総合通信局に報告し、警視庁に通報
再開の準備安全性に配慮した新しい環境を準備し、11月11日ごろの再開を目指す