使っていた人が、いますぐやること
- 1
レンタルサーバの利用者身に覚えのないファイルや管理者アカウント、サイトの不審な変更、覚えのないログインやメール送信がないか確かめる
- 2
初期パスワードのままの人会員メニューから、サーバーパスワードを自分のものに変える。VPSの管理者(root)パスワードも同じ
- 3
会員全員便乗したフィッシングに注意。会社はメールや電話でパスワードやカード情報を聞かない
- 4
会員IDのパスワードを使い回している人ほかのサービスのパスワードを変え、管理ツールで別々にする
被害にあっているときの手順を見る →
漏れた可能性がある情報951アカウント(初報の583件に、追加調査の368件を加えた数)
含まれていないものクレジットカード情報(持っていない)。利用者が自分で変えたあとのパスワードも保存していない
02HOW THEY WERE HACKED
どんなハッキングをされた?
ひとことで2026年8月、さくらインターネットは「さくらのレンタルサーバ」の一部のお客さま環境に、第三者の不正アクセスがあったと発表しました。一部のサーバーには不正なプログラム(マルウェア)が置かれていました。調べる中で、契約情報を管理する販売管理システムへの不正アクセスも見つかり、1,360,563アカウントの会員情報が見られた・取られた可能性があります。9月10日の第三報で調査が終わり、外へ持ち出されたことを裏付ける明確な事実や、二次被害は確認されていないとしています。
1さくらインターネット ・ さくらのレンタルサーバ管理環境を経由した不正アクセスとマルウェアの設置
マルウェアとは →
- STEP 1管理環境を通る
会社が管理する環境を経由して、お客さまの環境に入り込んだ
- STEP 2マルウェアを置く
一部のサーバーに、不正なプログラムが置かれた
- STEP 3情報が見える状態に
攻撃者は、お客さまのアカウントにアクセスできる領域まで達していた
くわしい内容を見る ↓
2さくらインターネット ・ 販売管理システム契約情報のデータベースへの不正アクセス
不正アクセスとは →
- STEP 1データベースに入る
2023年4月〜2026年3月の間に、販売管理システムのデータベースに入られた
- STEP 2会員情報が見える状態に
1,360,563アカウントの会員情報が見られた・取られた可能性
- STEP 3初期パスワードも
一部の初期パスワードが、ハッシュ化されずに保存されていた
くわしい内容を見る ↓
手口8月9日、レンタルサーバのメンテナンス用サーバーで異常を見つけました。第三者は会社の管理環境を経由して、一部のお客さまの環境に不正アクセスし、一部のサーバーにマルウェアを置いていました。侵入の経路などの技術的なくわしい内容は、まねされるのを防ぐため公表されていません。
- 発覚
- 8月9日。メンテナンス用サーバーで異常を検知
- 公表
- 8月17日(第1報)。9月10日の第三報で調査完了
- 対象
- 951アカウント(初報の583件に、追加調査の368件を加えた数)
- 見られた可能性のある情報
- お客さまの領域に保存された情報、利用者を見分ける情報など
- 持ち出し・二次被害
- 外へ持ち出されたことを裏付ける明確な事実、不正利用などの二次被害は確認されていない
- ほかのサービス
- レンタルサーバ以外のサービスの環境では、不正アクセスの兆しは確認されていない
- 古い痕跡
- 2025年7月以降とみられる不審な活動の痕跡があった。続いている侵害ではないと確認したが、本件と同じかは確かめられなかった
手口レンタルサーバの調査の途中で、販売管理システムのデータベースへの不正アクセスが見つかりました。不正アクセスは2023年4月から2026年3月までの間に起きていました。レンタルサーバの件との関係を示す明確な根拠は確認されておらず、侵入の経路は公表されていません。
- 発生
- 2023年4月以降、2026年3月までの間
- 公表
- 8月19日の第二報で可能性を公表。9月10日の第三報で調査結果
- 会員情報
- 1,360,563アカウント(レンタルサーバの利用者を含む)
- 会員IDのパスワード
- 30アカウントで、ハッシュ化(元に戻しにくい形に加工)されたパスワードが見られた可能性
- 初期パスワード
- 一部のレンタルサーバの初期サーバーパスワードと、一部のVPSの管理者初期パスワードが、ハッシュ化されない形で保存されていた
- 含まれないもの
- クレジットカード情報(持っていない)。利用者が自分で変えたあとのパスワードも保存していない
- 持ち出し
- 外へ持ち出されたことを裏付ける明確な事実は確認されていない
- 販売管理システム
不正アクセスが起きていた(第三報で判明)
- レンタルサーバ
メンテナンス用サーバーで異常を検知し、調査を始める
- レンタルサーバ
第1報。583アカウントへの不正ログインとマルウェアの設置を公表
- 販売管理システム
第二報。不正アクセスの可能性と、1,360,563アカウントの会員情報への影響の可能性を公表
- 全体
第二報を更新し、本件専用の電話窓口を案内
- 全体
第三報。調査完了。対象を951アカウントに更新し、原因と再発防止策を公表
封じ込め認証情報の無効化、不審な通信の遮断、環境の切り離し、マルウェアの除去
パスワードの変更影響の可能性がある初期パスワードが今も使われている契約は、会社がサーバーパスワードを変えた
個別の案内対象のお客さまにメールなどで個別に連絡。連絡できない人には公表で代える
監視の強化EDR(端末やサーバーの見張り)の範囲を広げるなど
再発防止権限の総点検、接続経路の見直し、レンタルサーバの全サーバーの作り直し、定期的な外部監査など
関係機関への報告総務省、個人情報保護委員会などに報告
07ABOUT THE COMPANY
どんな会社?
クラウドコンピューティングなどのサービスの提供と、データセンターの運営をしている会社です。「さくらのレンタルサーバ」「さくらのVPS」「さくらのクラウド」などを提供しています。
事業
- クラウド(さくらのクラウドなど)
- レンタルサーバ
- VPS・専用サーバ
- データセンターの運営
- 会社名
- さくらインターネット株式会社
- 創業
- 1996年12月23日
- 設立
- 1999年8月17日
- 本社
- 大阪府大阪市北区大深町6-38 グラングリーン大阪 北館 JAM BASE 3F
- 上場
- 東京証券取引所 プライム市場(証券コード 3778)
- 代表者
- 代表取締役社長 田中 邦裕
- 従業員
- 1,135名(連結、2026年3月末時点)
- 資本金
- 112億8,316万円
出典:会社の公式サイト「会社概要」