ひとことで言うと
たくさんのIDとパスワードを、1つの金庫にしまっておくアプリ
EXAMPLE
たとえば
サイトごとに20けたのばらばらのパスワードを作って覚えてくれるので、使い回しをなくせます。
01パスワード管理アプリでできること・できないこと
パスワード管理アプリ(パスワードマネージャー)は、たくさんのIDとパスワードを1つの「金庫」にしまっておくアプリです。サービスごとに長くばらばらのパスワードを作り、ログインのときに入力を手伝ってくれます。
パスワードで一番危ないのは使い回しです。総務省は、あるサービスから流出したアカウント情報を使って、ほかのサービスへの不正ログインを試す手口が知られているとしています(パスワードリスト攻撃)。そのうえで、サービスごとに違う安全なパスワードを覚えておくのは大変なので、覚える必要のないパスワード管理ツールを使うことも推奨されると書いています。IPAも、覚えきれない場合の方法として、OSやブラウザのパスワード管理機能や、パスワードマネージャーの利用を勧めています。
総務省は安全なパスワードの目安として、最低でも10文字以上のランダムな英数字の並びで、数字・記号・大文字・小文字が混ざっていることを挙げています。管理アプリを使えば、こうしたパスワードを覚えずに済みます。
できないこともあります。
- 金庫を開ける鍵(マスターパスワードや端末のロック)が破られると、中身がすべて危なくなります。総務省も、管理ツールはマスターパスワードや端末のロック(生体認証など)で守る必要があるとしています。
- 偽サイトに自分で手入力してしまえば防げません。
- マルウェアに感染して端末ごと乗っ取られた場合は守れません。
02どんな人・会社に必要か
サービスごとにパスワードを変えられていない人すべてです。会社では、社員がパスワードを付箋やExcelで管理している、共有アカウントのパスワードを口頭やメールで回している、といった状態をなくす手段になります。IPAは、パソコン内のファイルにパスワードを書かないこと、複数人で使うパソコンではブラウザにパスワードを記憶させないことも挙げています。
03選ぶときに見ること
- 使う端末すべて(Windows、Mac、iPhone、Android)で使えるか
- アプリ自体のログインに多要素認証を設定できるか
- パスキーの保存に対応しているか
- 会社で使うなら、退職者のアクセスを止める機能、共有の範囲を決める機能があるか
- 漏えいしたパスワードや使い回しを知らせる機能があるか
製品ごとの違いはパスワード管理の一覧で比べられます。
この解説の出典(2件)
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