ひとことで言うと
パスワードの代わりに、スマホの指紋や顔でログインするしくみ
EXAMPLE
たとえば
パスワードそのものがないので、偽サイトに入力してしまう心配がありません。対応するサービスが増えています。
01パスキーでできること・できないこと
パスキーは、パスワードの代わりに、スマホやパソコンのロック解除(指紋、顔、PINなど)でログインするしくみです。規格を作るFIDOアライアンスは、パスキーはパスワードを暗号の鍵のペアに置き換え、フィッシングに強いログインを実現するもの、と説明しています。技術としてはFIDO2(WebAuthnとCTAP)という標準を使っています。
パスキーには、次の特徴があります。
- 偽サイトに入力させられる「パスワード」そのものがない。FIDOアライアンスは、パスキーは常に強く、フィッシングに強いとしています
- 指紋や顔の情報は端末の中だけで処理され、サービスの側には送られない
- FIDOアライアンスは、パスキー単独でも「パスワード+ワンタイムパスワード」や「パスワード+スマホでの承認」より安全だとしています
IPAの「情報セキュリティ10大脅威2026[個人編]」も、不正ログインやネットバンキングの不正利用への対策として「パスキーが利用可能な場合は、極力利用する」と書いています。
できないこともあります。サービスが対応していなければ使えません。また、パスキーを保存した端末やアカウント(スマホのロック、Apple IDやGoogleアカウントなど)を乗っ取られれば守れません。
02どんな人・会社に必要か
ネットバンキング、通販、SNS、メールなど、乗っ取られると困るサービスを使っている人すべてです。会社では、社員が使うクラウドサービスのログインをフィッシングから守る手段になります。
03使うときに見ること
| 種類 | しくみ | 向いている場面 |
|---|---|---|
| 同期するパスキー | クラウド経由で自分の複数の端末に同期される。同期はエンドツーエンドで暗号化される | 個人の日常のサービス。機種変更でも引き継ぎやすい |
| 端末に固定のパスキー | 1台の端末やセキュリティキーから出ない | 管理者アカウントなど、特に守りたいもの |
パスキーを保存・同期する役割の「パスキープロバイダー」には、OSやブラウザに組み込まれたもの(iCloudキーチェーン、Googleパスワードマネージャーなど)と、パスワード管理アプリなどの別のアプリがあります。
- スマホやパソコンのロックを必ずかける。パスキーの守りはここに依存します
- 端末をなくしたときの戻し方を確かめておく。同期先のアカウントの多要素認証も設定します
- パスキーに切り替えたあと、古いパスワードでのログインが残っていないかを確かめる
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