Z会の「Z-ID」で13件のパスワードが勝手に変えられる。パスワード再設定の機能を一時停止
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- 一次資料2件
- セキュリティ図鑑編集部
勝手に変えられたパスワード
10月15日未明再設定機能を再開
14時30分問い合わせ電話
平日10時〜18時SUMMARY
要点をまとめると
- 01
Z会は2026年10月19日、グループのサービスに共通のログインID「Z-ID」で、第三者による不正ログインがあったと発表しました。
- 02
10月15日未明、パスワード再設定の機能で短時間に連続して13件のパスワードが変えられています。
- 03
氏名・メールアドレス・Z-IDが閲覧された可能性があります。
この記事をスライドで理解する(7枚)
1 / 7通信教育のZ会は2026年10月19日、Z会グループのサービスへのログインに使う「Z-IDシステム」で、第三者による不正ログインがあったと発表しました。パスワード再設定の機能を使って、一部の利用者のパスワードが勝手に変えられていました。
01発表されている事実
Z会で何があったの?
10月15日未明、Z-IDのパスワード再設定機能で第三者による変更が13件ありました。氏名やメールアドレスが見られた可能性があります。
パスワード再設定機能で短時間に連続した変更
11時ごろ、一部の利用者のアカウントで確認
氏名・メールアドレス・Z-IDが閲覧の可能性
14時30分、セキュリティを強化して再開
Z-IDのパスワード再設定機能で、通常と異なる短時間の連続したパスワード変更が13件発生
一部の利用者のアカウントで、第三者によるパスワードの再設定を確認
第一報を公表
セキュリティを強化したうえで、パスワード再設定の機能を再開
対象の13アカウントでは、氏名、メールアドレス、Z-IDが第三者に閲覧された可能性があります。ほかの情報が閲覧されたことは、現時点で確認されていません。Z会は、サーバーやデータベースへの直接の侵入や、顧客情報の社外への流出は確認されていないとしています。パスワードを変えられたZ-IDは一時停止し、対象の利用者には個別に連絡しました。不正利用などの二次被害も確認されていません。原因と影響範囲の調査を続けており、最終報を出すとしています。問い合わせは専用フォームか電話(0120-636-322、平日10時〜18時)です。
02読者への影響
原因は分かってるの?
まだ公表されていません。一般に再設定は登録メールで本人を確かめるので、メールのアカウントを使われると別のサービスまで奪われるおそれがあります。
どのように再設定が行われたかは公表されていない
再設定は登録メールアドレスに届くリンクやコードで確かめる
登録メールを使われると別のサービスまで奪われるおそれ
Z会は、どのようにして再設定が行われたのか、詳しい原因をまだ公表していません。一般に、パスワード再設定の機能は登録メールアドレスに届くリンクや確認コードで本人を確かめます。そのため、登録メールアドレスのアカウントを他人に使われると、そこにつながる別のサービスのアカウントまで奪われるおそれがあります。原因がはっきりする前でも、利用者として備えられることはあります。
03今すぐやること
利用者は何をすればいい?
登録メールのアカウントに別のパスワードと二段階認証を設定してください。Z-IDのパスワードを他で使っていれば変えましょう。
他と違うパスワードと二段階認証
Z-IDのパスワードを他で使っていれば変える
公式サイトからログインを確かめ窓口へ
学習用アカウントのパスワード管理を手伝う
- Z-IDに登録したメールアドレスのアカウント(GmailやYahoo!メールなど)に、他と違うパスワードと二段階認証を設定する
- Z-IDのパスワードを他のサービスで使っていないか確かめる。使っていれば別のものに変える
- 「パスワードを変更しました」という覚えのない通知が届いたら、すぐ公式サイトからログインを確かめ、窓口に連絡する
- 子どもの学習用アカウントも、保護者がパスワードの管理を手伝う
04同じことを防ぐには(会員サイトを運営する企業)
会員サイトを持つ会社はどう防ぐの?
再設定の回数制限、再設定時の追加の本人確認、変更後の本人への通知が基本です。異常に気づいたら機能をいったん止める判断も有効です。
短時間の連続した再設定を止める
再設定のときに追加で本人を確かめる
変更後に本人へ知らせる
異常に気づいたら機能をいったん止める
パスワード再設定の機能は、ログイン画面より対策が手薄になりやすい部分です。短時間の連続した再設定を止める回数制限、再設定のときの追加の本人確認、変更後に本人へ知らせる通知が基本になります。Z会のように、異常に気づいたら該当の機能をいったん止め、強化してから再開する判断も被害を小さくします。子ども向けのサービスでは、保護者のメールアドレスが登録されていることが多く、保護者側のアカウントの守りも大切です。図鑑では、脆弱性診断のサービスと、パスワード管理アプリを比べられます。
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出典(一次資料)2件被害を受けた組織や公的機関の発表だけを出典にしています(2026.10.30に確認)開く
- 1Z会「Z-IDシステムへの不正ログインについて(第一報)」(2026年10月19日、10月20日更新) ↗www.zkai.co.jp
- 2総務省 国民のためのサイバーセキュリティサイト「安全なパスワードの設定・管理」 ↗www.soumu.go.jp

