使っていた人が、いますぐやること
- 1
ユニリタと取引のある会社同社から個別の連絡が来たら、パスワードの変更などをすぐ行う。渡したことのある接続用のIDやパスワードは、連絡を待たずに変えてもよい
- 2
「おしごと改革らぼ」の会員ユニリタや関係者を名乗るメールのリンクや添付ファイルは使わない
- 3
全員漏れた情報を使ったフィッシングメールや迷惑メールに注意する
被害にあっているときの手順を見る →
漏れた可能性がある情報特定のSaaS型文書管理システムに限られる。システム障害はなく、業務に支障はない
含まれていないもの特定個人情報(マイナンバーを含む個人情報)
いまの状況(続報中)漏れたファイルは特定済み。中身を整理したうえで、関係者に個別に連絡する。侵入の経路と件数は公表されていない
02HOW THEY WERE HACKED
どんなハッキングをされた?
ひとことで2026年9月28日、ソフトウェア会社のユニリタは、自社の情報を盗んだとする内容がWebサイトに載っているのを見つけました。調べると、ネット経由で使う型(SaaS型)の社内の文書管理システムに不正アクセスがあり、データが盗まれていました。盗まれた情報には、お客様との契約書や、お客様のシステムのログイン情報も含まれます。10月12日には攻撃者が盗んだとする情報を公開し、ユニリタは自社の情報が含まれることを確かめました。このほか2026年には、委託先や外部サービスへの不正アクセスで、会員などの情報が漏れた件を2件発表しています。
1ユニリタ ・ 社内の文書管理システム(SaaS型)文書管理システムへの不正アクセスと情報の公開
不正アクセスとは →
- STEP 1文書管理システムに侵入
第三者が、SaaS型の文書管理システムに不正アクセスした
- STEP 2データを盗む
契約書、お客様のシステムのログイン情報、個人情報などが盗まれた
- STEP 3盗んだと公表
9月28日、情報を盗んだとする内容がWebサイトに載った
- STEP 4情報を公開
10月12日、攻撃者が盗んだと主張する情報を公開した
くわしい内容を見る ↓
2コミューン(委託先。プラットフォーム「Commune」) ・ オンラインコミュニティ「おしごと改革らぼ」委託先での管理者アカウントの不正利用
サプライチェーン攻撃とは →
- STEP 1管理者アカウントを悪用
コミュニティのサイトの管理者アカウントが不正に使われた
- STEP 2会員情報を取られる
最大1,169名の会員情報の一部が見られ、取られた
くわしい内容を見る ↓
3ディライトフル(外部サービス) ・ メール配信サービス「める配くん」外部のメール配信サービスへの不正アクセス
脆弱性とは →
- STEP 1弱点を突いて侵入
運営会社のシステムの脆弱性(作りの弱点)を突かれた
- STEP 2配信先の情報が漏れた可能性
会社名・名前・メールアドレスが漏れた可能性が高い
くわしい内容を見る ↓
手口第三者が、一部の社内文書管理システムに不正アクセスし、データを盗みました。被害はこのシステムだけで、データの書き換えや消失は確認されていません。どこから入られたかは公表されていません。
- 発覚
- 2026年9月28日13時30分ごろ。情報を盗んだとする内容がWebサイトに載っているのを見つけた
- 公表
- 9月29日(第1報)。10月9日 第2報(適時開示)、10月14日 第3報
- 影響の範囲
- 特定のSaaS型文書管理システムに限られる。システム障害はなく、業務に支障はない
- 盗まれた情報(お客様)
- お客様・取引先との契約書、お客様のシステムのログイン情報、お客様の従業員や社外関係者の個人情報、そのほか預かっている重要な情報
- 盗まれた情報(社内)
- 社内システムのログイン情報、社員の個人情報、そのほか社内の重要な情報
- 含まれないもの
- 特定個人情報(マイナンバーを含む個人情報)
- 情報の公開
- 10月12日、攻撃者が盗んだと主張する情報を公開。10月14日に自社の情報が含まれると確認
- いまの状況
- 漏れたファイルは特定済み。中身を整理したうえで、関係者に個別に連絡する。侵入の経路と件数は公表されていない
手口委託先のコミューンによると、サイトの管理者アカウントが不正に使われ、会員情報の一部が第三者に見られ、取られました。管理者アカウントがどう悪用されたかは、ユニリタの発表には書かれていません。
- 発覚
- 2026年10月7日、コミューンから報告を受けた
- 公表
- 10月13日(コミューンは10月9日に公表)
- 影響の範囲
- 最大1,169名(確認中)
- 情報の種類
- メールアドレス、ニックネーム、アカウント名、自己紹介、カスタムプロフィール項目、所属グループ、ポイント、最終アクティブ情報
- いまの状況
- サービスは停止中で、再開の見通しは立っていない
手口運営会社によると、同社システムの脆弱性(作りの弱点)を突いた第三者の不正アクセスが原因です。6月16日に同社のサーバーが不正アクセスを受け、保管されていた個人情報が盗まれた可能性が高いとされました。
- 侵入
- 2026年6月16日(運営会社のサーバー)
- 発覚
- 6月18日、運営会社から連絡を受けた
- 公表
- 6月22日
- 情報の種類
- ユニリタがこのサービスでメールを送ったお客様の会社名・名前・メールアドレス(の可能性)
- 含まれないもの
- クレジットカード情報と、暗号化されていないパスワード(サービスに保管していない)
- 件数
- 運営会社が調査中として、公表されていない
- める配くん
運営会社から、6月16日にサーバーが不正アクセスを受けたと連絡を受ける
- める配くん
公表
- 文書管理システム
13時30分ごろ、情報を盗んだとする内容がWebサイトに載っているのを確認。アクセスを遮断
- 文書管理システム
第1報
- おしごと改革らぼ
委託先のコミューンから不正アクセスの報告を受ける(サービスは10月6日に停止)
- おしごと改革らぼ
個人情報保護委員会に報告
- 文書管理システム
第2報(適時開示)。盗まれた情報の種類を公表。警察に連絡・相談
- 文書管理システム
攻撃者が盗んだと主張する情報が公開される
- おしごと改革らぼ
公表
- 文書管理システム
第3報。公開された情報に自社の情報が含まれることを確認
アクセスの遮断被害を広げないよう、すぐにアクセスを遮断した
対策本部と調査情報セキュリティ対策本部を置き、外部の専門家と経路や被害を調べている
お客様への連絡システムのログイン情報が漏れたお客様に個別に知らせ、パスワードの変更などを頼む
社内の守り社内システムのパスワードを変え、認証のやり方を強くした
届け出個人情報保護委員会に報告し、警察にも連絡・相談した
再発防止策実施済みの対策と中長期の対策を整理し、続報で公表する予定
07ABOUT THE COMPANY
どんな会社?
企業向けに、データの活用とシステムの運用のための製品・サービスをつくって売る会社です。周辺のシステム開発やコンサルティングも行っています。
事業
- ジョブ管理などシステム運用の製品
- データ連携・データ活用
- ヘルプデスク・カスタマーサクセスの支援
- 帳票のWeb配信
- 会社名
- 株式会社ユニリタ
- 設立
- 1982年5月24日
- 本社
- 東京都港区港南2-15-1 品川インターシティA棟
- 上場
- 東証スタンダード(証券コード 3800)
- 代表者
- 代表取締役 社長執行役員 北野 裕行
- 従業員
- 連結 698名(2026年3月31日現在)
- 資本金
- 13億3,000万円
出典:会社の公式サイト「会社概要」