10月のWindows更新で、悪用済みの「Webのマーク」回避の脆弱性を修正。個人のパソコンも更新を
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- 一次資料2件
- セキュリティ図鑑編集部
CVSSの基本値
深刻度は「重要」月例のセキュリティ更新を公開
日本時間修正済みのEdgeの版
10月26日に追加SUMMARY
要点をまとめると
- 01
マイクロソフトは2026年10月14日(日本時間)に月例のセキュリティ更新を公開しました。
- 02
このうち Windows シェルの脆弱性 CVE-2026-96951 は悪用が確認されており、ネットから入手したファイルに付く「Webのマーク」の保護をすり抜けられます。
- 03
会社も個人も、Windows Update で10月の更新を当ててください。
この記事をスライドで理解する(7枚)
1 / 7マイクロソフトは2026年10月14日(日本時間)、月例のセキュリティ更新プログラムを公開しました。JPCERT/CCは同じ日に注意喚起を出し、このうち Windows シェルのセキュリティ機能のバイパスの脆弱性(CVE-2026-96951)について、マイクロソフトが悪用を確認していると伝えています。
01発表されている事実
Windowsにどんな穴が見つかったの?
CVE-2026-96951で、ネットから入手したファイルに付く「Webのマーク」の防御を回避されるおそれがあります。悪用も確認済みです。
CVE-2026-96951。開く前の警告などをすり抜けられる
細工したファイルを送り開かせる攻撃を想定
Windows 11・10・Server、Edge、Outlook.com
Windows 11 24H2などはKB5127648で修正
CVE-2026-96951 を悪用されると、「Webのマーク」(MOTW)の防御を回避されるおそれがあります。Webのマークは、インターネットから入手したファイルに Windows が付ける目印です。これがあると、開く前に警告が出たり、Office のマクロが止められたりします。マイクロソフトは、メールやメッセージで細工したファイルを送り、利用者にリンクをクリックさせたり添付ファイルを開かせたりする攻撃を想定しています。
| 項目 | 出典の記載 |
|---|---|
| 影響する製品 | Windows 11(23H2、24H2、25H2、26H1、26H2)、Windows 10(1607、1809、21H2、22H2)、Windows Server 2012 R2/2016/2019/2022/2025、Microsoft Edge(Chromium版)、Outlook.com |
| 直した更新 | 例:Windows 11 24H2/25H2/26H2 は KB5127648、23H2 は KB5126653、26H1 は KB5127646、Windows 10 21H2/22H2 は KB5126657、Windows Server 2025 は KB5126646、2022 は KB5126655。Edge は 154.0.4258.62 |
| 回避策 | 示されていません |
| 悪用の有無 | あり(マイクロソフトが「悪用の事実を確認済み」)。一般への公開(事前の公表)はなし |
深刻度は「重要」、CVSS の基本値は8.8です。マイクロソフトは10月26日(現地時間)に情報を更新し、Edge を対象に加えました。
02影響を受ける人
うちのパソコンも関係ある?
Windowsのパソコンを使うすべての人と会社です。「開く前に警告が出るから大丈夫」という最後の防御が効かなくなります。
パソコンを使っているすべての人と会社
「開く前に警告が出る」が効かなくなる
よそおった添付ファイルを開く場面は誰にもある
Windows のパソコンを使っているすべての人と会社です。この脆弱性は、だまされてファイルを開くことが前提です。逆に言えば、「開く前に警告が出るから大丈夫」という最後の防御が効かなくなります。請求書や配送通知をよそおった添付ファイルを開く場面は、個人にも会社にもあります。
03今すぐやること
じゃあ、今すぐ何をすればいい?
Windows Updateで10月の更新を入れて再起動し、Edgeも更新してください。それまで心当たりのない添付やリンクは開かないことです。
10月の更新を入れ、再起動まで済ませる
設定→Microsoft Edge についてを開く
WSUSやIntuneで適用済みの端末の割合を見る
更新までの間は特に注意
- Windows Update を実行する。[設定]→[Windows Update]→[更新プログラムのチェック]で10月の更新を入れ、再起動まで済ませます。
- Edge も更新する。Edge の[設定]→[Microsoft Edge について]を開くと更新されます。
- 会社では配布状況を確かめる。WSUS や Intune で更新を配っている場合、承認と適用が済んだ端末の割合を確認してください。
- 心当たりのない添付ファイルやリンクは開かない。更新を当てるまでの間は特に注意します。
04同じことを防ぐには
今後のために何をしておけばいい?
Windows 10のサポートは2025年10月に終わっています。Windows 11への移行を急ぎ、Defenderが有効かも確かめましょう。
サポートは2025年10月に終了。11へ移行を
Windows標準のMicrosoft Defenderが有効か
メールの添付や危険なサイトを止めるソフトを選ぶ
Windows 10 のサポートは2025年10月に終わっています。更新が届かないパソコンを使い続けると、今回のような修正を受けられません。買い替えや Windows 11 への移行を急いでください。
あわせて、Windows 標準の Microsoft Defender が有効か確かめましょう。市販のセキュリティソフトを使う場合は、メールの添付ファイルや危険なサイトを止める機能があるものを選ぶと、だまされて開く前に止められる場面が増えます。図鑑の「セキュリティソフト」の分類で比べられます。
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出典(一次資料)2件被害を受けた組織や公的機関の発表だけを出典にしています(2026.10.30に確認)開く
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- 2JPCERT/CC「2026年10月マイクロソフトセキュリティ更新プログラムに関する注意喚起」 ↗www.jpcert.or.jp

