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三井不動産に不正アクセス。ログイン情報を悪用され、役職員と社外関係者の連絡先が最大5万5千件閲覧された可能性

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  • 一次資料3件
  • セキュリティ図鑑編集部
三井不動産に不正アクセス。ログイン情報を悪用され、役職員と社外関係者の連絡先が最大5万5千件閲覧された可能性
最大19,000件

役職員等の氏名・メールアドレスなど

部署・役職も
最大36,000件

社外関係者のメールアドレス

表示名も
8月28日

不正アクセスを確認

確認されず

パスワード・業務情報の漏えい

第二報時点

SUMMARY

要点をまとめると

  1. 01

    三井不動産は2026年9月1日、グループが使う一部のシステムで資格情報(ログインに使う情報)が不正に利用され、役職員等の氏名やメールアドレスなど最大19,000件と、社外関係者のメールアドレスなど最大36,000件が閲覧された可能性があると発表しました。

  2. 02

    取引先の人は、同社グループの社員を装うメールのURLや添付ファイルを開かないでください。

この記事をスライドで理解する(7枚)

1 / 7
発表されている事実読者への影響今すぐやること同じことを防ぐには今後の発表5つの見出し

この記事の流れ

三井不動産に不正アクセス。ログイン情報を悪用され、役職員と社外関係者の連絡先が最大5万5千件閲覧された可能性

何が見られたかもしれないの?

役職員等の氏名やメールアドレスなど最大19,000件と、社外関係者のメールアドレスなど最大36,000件です。パスワードやメール本文の漏えいは確認されていません。

最大19,000件役職員等の氏名・メールアドレスなど
最大36,000件社外関係者のメールアドレス
8月28日不正アクセスを確認
確認されずパスワード・業務情報の漏えい

数字で見る

数字で見ると、こうなります

役職員等の氏名・メールアドレスなど:最大19,000件/社外関係者のメールアドレス:最大36,000件

8月28日不正アクセスを確認資格情報の無効化などで被害拡大を防ぐ
9月1日公表個人情報保護委員会と関係官庁に報告
9月7日〜17日対象者にメールお詫びとお知らせを順に送付
9月28日第二報確報を提出し、再発防止策を完了

POINT 1

発表されている事実

何が見られたかもしれないの?

役職員等の氏名やメールアドレスなど最大19,000件と、社外関係者のメールアドレスなど最大36,000件です。パスワードやメール本文の漏えいは確認されていません。

本文で読む
注意取引先の担当者メールアドレスと表示名で本物らしい偽メールが作られるおそれ
対象外一般のお客様発表では対象に挙げられていない

POINT 2

読者への影響

取引先だけど、気をつけることは?

実在する担当者の名前を使った偽メールが届くおそれがあります。URLや添付を開く前に、別の方法で確かめてください。

本文で読む
STEP 1URLや添付は開かない社員を名乗るメールは別の方法で確かめる
STEP 2送金依頼は電話で確認振込先の変更や急ぎの支払いに注意
STEP 3社内で共有経理・総務に偽メールのおそれを伝える

POINT 3

今すぐやること

振込先の変更メールが来たら?

メールに返信せず、普段の電話番号などで本人に確認してください。

本文で読む
基本二段階認証を必須にパスワードだけで入れる状態をなくす
基本使わないアカウントを止める棚卸しで入口を減らす
基本いつもと違うログインに気づく通知や監視を設定する

POINT 4

同じことを防ぐには

自分の会社で同じことを防ぐには?

二段階認証を必須にし、使っていないアカウントを止め、いつもと違うログインに気づける設定にしてください。

本文で読む
1
三井不動産グループの社員を名乗るメールで、URL・添付ファイル・個人情報の入力や回答を求めるものは開かず、普段の連絡先に
2
振込先の変更や急ぎの支払いの依頼がメールで来たら、電話など別の経路で本人に確認する
3
社内の経理・総務に、取引先を装うメールが届くおそれがあることを共有する

まとめ

今すぐやること

くわしい手順と出典は、本文で確かめてください。

本文で読む
ハッキング事例図鑑三井不動産の不正アクセス:漏れた情報・やること・時系列をまとめて見る→

三井不動産株式会社は2026年9月1日、同社グループが利用する一部のシステムへの不正アクセスにより、同社とグループ会社の役職員等、そして社外関係者の一部の情報が外部に漏えいした可能性があると発表しました。同社によると、システムに係る「資格情報が不正に利用され」、第三者に情報の一部を閲覧された可能性があります。資格情報とは、IDやパスワードなど、システムにログインするための情報です。

01発表されている事実

社長

何が見られたかもしれないの?

役職員等の氏名やメールアドレスなど最大19,000件と、社外関係者のメールアドレスなど最大36,000件です。パスワードやメール本文の漏えいは確認されていません。

ハカセ
8月28日不正アクセスを確認

資格情報の無効化などで被害拡大を防ぐ

9月1日公表

個人情報保護委員会と関係官庁に報告

9月7日〜17日対象者にメール

お詫びとお知らせを順に送付

9月28日第二報

確報を提出し、再発防止策を完了

  1. 一部のシステムへの不正アクセスを確認。資格情報の無効化など被害拡大防止の措置

  2. 公表。個人情報保護委員会と関係官庁に報告

  3. 対象者にメールでお詫びとお知らせを送付

  4. 第二報。個人情報保護委員会に確報を提出し、再発防止策の実施を完了

対象 内容 件数
三井不動産とグループ会社の役職員等 氏名、メールアドレス、部署、役職 最大19,000件
社外関係者 メールアドレス、メールの表示名 最大36,000件

件数は「漏えいした可能性のある情報の最大件数」で、すべてが実際に閲覧・取得されたと確認したものではないとしています。メール・チャット・ファイルなどの業務情報やパスワードの漏えいは確認されていません。第二報では、要配慮個人情報は含まれないこと、この件が原因と確認された二次被害は把握していないこと、情報が外部に流出した事実も確認されていないことが加わりました。

第二報によると、原因調査の結果「攻撃者による資格情報の不正利用」が確認されました。同社は、使われた資格情報の無効化、不正アクセスに使われるおそれのある全アカウントの棚卸しと設定確認、監視の強化、不正アクセスを検知する仕組みの追加を行ったとしています。

02読者への影響

社長

取引先だけど、気をつけることは?

実在する担当者の名前を使った偽メールが届くおそれがあります。URLや添付を開く前に、別の方法で確かめてください。

ハカセ
注意取引先の担当者

メールアドレスと表示名で本物らしい偽メールが作られるおそれ

対象外一般のお客様

発表では対象に挙げられていない

影響を受けやすいのは、三井不動産グループと仕事でメールをやりとりしている会社や団体の担当者です。メールアドレスと表示名が知られると、実在する担当者の名前を使った、本物らしい偽メールを作りやすくなります。同社も、グループの役職員等を装った不審なメールに注意するよう呼びかけています。マンションの入居者や物件の購入者など、一般のお客様の情報は、発表で対象として挙げられていません。

03今すぐやること

社長

振込先の変更メールが来たら?

メールに返信せず、普段の電話番号などで本人に確認してください。

ハカセ
STEP 1URLや添付は開かない

社員を名乗るメールは別の方法で確かめる

STEP 2送金依頼は電話で確認

振込先の変更や急ぎの支払いに注意

STEP 3社内で共有

経理・総務に偽メールのおそれを伝える

  1. 三井不動産グループの社員を名乗るメールで、URL・添付ファイル・個人情報の入力や回答を求めるものは開かず、普段の連絡先に別の方法で確かめる
  2. 振込先の変更や急ぎの支払いの依頼がメールで来たら、電話など別の経路で本人に確認する
  3. 社内の経理・総務に、取引先を装うメールが届くおそれがあることを共有する
  4. 心当たりのない連絡は、同社の専用窓口(mfirst@mitsuifudosan.co.jp)に問い合わせる

04同じことを防ぐには

社長

自分の会社で同じことを防ぐには?

二段階認証を必須にし、使っていないアカウントを止め、いつもと違うログインに気づける設定にしてください。

ハカセ
基本二段階認証を必須に

パスワードだけで入れる状態をなくす

基本使わないアカウントを止める

棚卸しで入口を減らす

基本いつもと違うログインに気づく

通知や監視を設定する

今回の入口は、ログインのための情報の不正利用でした。IDとパスワードだけで外から入れる業務システムは、その情報が盗まれると正規の利用者と見分けにくくなります。二段階認証(多要素認証)を必須にする、使っていないアカウントを止める、ふだんと違う場所からのログインに気づける設定にする、の3つが基本です。図鑑の「乗っ取り・不正ログイン」の入口で、会社で使える対策をまとめています。

05今後の発表

同社は第二報で、再発防止策の実施を終え、対応を完了したとしています。

ハッキングの手口と、防ぐ対策の一覧を見る →

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