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注意喚起更新 2026.10.30

SiteGuard Server Edition に悪用済みの脆弱性。更新前に診断情報を保存し、修正版へ

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  • セキュリティ図鑑編集部
SiteGuard Server Edition に悪用済みの脆弱性。更新前に診断情報を保存し、修正版へ
7.8

CVSS v3.0 の基本値

JVNの深刻度は「緊急」
10月14日

開発元が一般に公表

悪用を確認
9月29日

保守契約の顧客に個別連絡

一般公表の前

SUMMARY

要点をまとめると

  1. 01

    EGセキュアソリューションズは2026年10月14日、WAF「SiteGuard Server Edition」の統計機能に、root(SYSTEM)権限でOSコマンドを実行される脆弱性(CVE-2026-106931)があり、悪用を確認したと公表しました。

  2. 02

    使っている会社は、更新の前に診断情報を保存し、修正版への更新かパッチの適用を急いでください。

この記事をスライドで理解する(7枚)

1 / 7
発表されている事実影響を受ける人今すぐやること同じことを防ぐには4つの見出し

この記事の流れ

SiteGuard Server Edition に悪用済みの脆弱性。更新前に診断情報を保存し、修正版へ

SiteGuardにどんな穴があったの?

初期設定で有効な統計機能の中の脆弱性です。JVNの深刻度は「緊急」で、開発元が悪用を確認しています。

7.8CVSS v3.0 の基本値
10月14日開発元が一般に公表
9月29日保守契約の顧客に個別連絡

数字で見る

数字で見ると、こうなります

CVSS v3.0 の基本値:7.8/開発元が一般に公表:10月14日

9月29日顧客に個別連絡保守契約のある顧客に個別に連絡
10月14日一般に公表悪用を確認。JPCERT/CCが注意喚起、JVNが JVN#88474777 を公開

POINT 1

発表されている事実

SiteGuardにどんな穴があったの?

初期設定で有効な統計機能の中の脆弱性です。JVNの深刻度は「緊急」で、開発元が悪用を確認しています。

本文で読む
対象Server Edition自社のWebサーバーに入れている会社。ホスティングの付属機能の場合も
対象外Cloud Editionクラウド型は今回の発表の対象として挙がっていない

POINT 2

影響を受ける人

うちは関係ある?

SiteGuard Server Editionを入れている会社です。レンタルサーバーの付属機能の場合もあります。クラウド型は対象に挙がっていません。

本文で読む
STEP 1有無とバージョン確認サーバー担当者や保守会社に、製品の有無と版を聞く
STEP 2診断情報を保存更新で痕跡が消えるおそれ。[診断情報をダウンロード]で保存
STEP 3修正版かパッチすぐ更新できなければパッチか統計機能の無効化を検討
STEP 4侵害の調査を検討不審な点があれば事故対応・フォレンジックの会社に相談

POINT 3

今すぐやること

じゃあ何から始めればいい?

まず使っているか版を確かめます。更新で痕跡が消えるおそれがあるので、診断情報を保存してから修正版に更新してください。

本文で読む
考え方守る製品も更新WAFやVPN装置もふつうのソフトと同じく更新が必要
やること保守契約と連絡窓口連絡先メールを最新にし、一般公表より前に知らせを受ける
選択肢クラウド型WAF運用が負担なら、更新を事業者が受け持つものも選択肢

POINT 4

同じことを防ぐには

次から同じ目にあわないためには?

守るための製品も更新が必要です。保守契約を結び、開発元からの連絡を受けるメールアドレスを最新にしておくと早く知らせを受けられます。

本文で読む
1
使っているか、バージョンを確かめる。
2
更新の前に診断情報を保存する。
3
修正版に更新するか、パッチを当てる。

まとめ

今すぐやること

くわしい手順と出典は、本文で確かめてください。

本文で読む

Webサーバーに入れて使うWAF「SiteGuard Server Edition」に、任意のOSコマンドを実行される脆弱性(CVE-2026-106931)が見つかりました。開発元のEGセキュアソリューションズは2026年10月14日に公表し、「すでに悪用が確認されています」としています。同じ日にJPCERT/CCも注意喚起を出しました。悪用されると、製品が動いているサーバー上で、rootまたはSYSTEM権限でコマンドを実行されるおそれがあります。

01発表されている事実

社長

SiteGuardにどんな穴があったの?

初期設定で有効な統計機能の中の脆弱性です。JVNの深刻度は「緊急」で、開発元が悪用を確認しています。

ハカセ
9月29日顧客に個別連絡

保守契約のある顧客に個別に連絡

10月14日一般に公表

悪用を確認。JPCERT/CCが注意喚起、JVNが JVN#88474777 を公開

  1. EGセキュアソリューションズが、保守契約のある顧客に個別に連絡

  2. EGセキュアソリューションズが一般に公表。JPCERT/CCが注意喚起、JVNが JVN#88474777 を公開

脆弱性は統計機能の中にあります。統計機能は初期設定で有効です。JVNの深刻度は「緊急」、CVSS v3.0 の基本値は7.8です。

項目 出典の記載
影響するバージョン Ver2.20 以降で、統計機能が有効なもの。Apache版・Nginx版・IIS版は Ver8.00 Update5 より前、FreeBSD の Apache版・Nginx版は Ver7.00 Update6 より前。IIS版の Ver3.10〜Ver4.00 Update4 は影響なし
直したバージョン Apache版・Nginx版・IIS版:Ver8.00 Update5(FreeBSDを除く)/FreeBSD の Apache版・Nginx版:Ver7.00 Update6
回避策 更新が難しい場合は、統計処理の対象ファイルを差し替えるパッチ(サポート終了版向けも提供)。JPCERT/CCは、統計機能を無効にすれば影響を回避できるとしています(手順は開発元の情報を参照)
悪用の有無 あり(開発元が悪用を確認)

02影響を受ける人

社長

うちは関係ある?

SiteGuard Server Editionを入れている会社です。レンタルサーバーの付属機能の場合もあります。クラウド型は対象に挙がっていません。

ハカセ
対象Server Edition

自社のWebサーバーに入れている会社。ホスティングの付属機能の場合も

対象外Cloud Edition

クラウド型は今回の発表の対象として挙がっていない

WAF自体に穴があると、サーバーごと乗っ取られるおそれ

自社のWebサーバーに SiteGuard Server Edition を入れている会社です。レンタルサーバーやホスティングの付属機能として使っている場合もあります。クラウド型の「SiteGuard Cloud Edition」は、今回の発表の対象として挙がっていません。

WAFはWebサイトを守るために入れるものですが、そのWAF自体に穴があると、サーバーごと乗っ取られるおそれがあります。管理者権限でコマンドを実行されると、サイトの書き換えや、サーバー内の個人情報の持ち出しにつながります。

03今すぐやること

社長

じゃあ何から始めればいい?

まず使っているか版を確かめます。更新で痕跡が消えるおそれがあるので、診断情報を保存してから修正版に更新してください。

ハカセ
STEP 1有無とバージョン確認

サーバー担当者や保守会社に、製品の有無と版を聞く

STEP 2診断情報を保存

更新で痕跡が消えるおそれ。[診断情報をダウンロード]で保存

STEP 3修正版かパッチ

すぐ更新できなければパッチか統計機能の無効化を検討

STEP 4侵害の調査を検討

不審な点があれば事故対応・フォレンジックの会社に相談

  1. 使っているか、バージョンを確かめる。サーバー担当者や保守会社に、SiteGuard Server Edition の有無と版を聞いてください。ホスティング会社が入れている場合は、その会社の案内を確認します。
  2. 更新の前に診断情報を保存する。開発元は、更新やパッチの適用で攻撃の痕跡が消えるおそれがあるとしています。Web管理画面の[診断情報]→[診断情報をダウンロード]で保存してから作業してください。
  3. 修正版に更新するか、パッチを当てる。すぐに更新できない場合は、パッチの適用か統計機能の無効化を検討します。
  4. 侵害の調査を検討する。JPCERT/CCは侵害調査の実施も勧めています。不審な点があれば、事故対応・フォレンジックを頼める会社に相談してください。

04同じことを防ぐには

社長

次から同じ目にあわないためには?

守るための製品も更新が必要です。保守契約を結び、開発元からの連絡を受けるメールアドレスを最新にしておくと早く知らせを受けられます。

ハカセ
考え方守る製品も更新

WAFやVPN装置もふつうのソフトと同じく更新が必要

やること保守契約と連絡窓口

連絡先メールを最新にし、一般公表より前に知らせを受ける

選択肢クラウド型WAF

運用が負担なら、更新を事業者が受け持つものも選択肢

WAFやVPN装置のような「守るための製品」も、ふつうのソフトと同じく更新が必要です。保守契約を結び、開発元からの個別連絡を受け取れる窓口(メールアドレス)を最新にしておくと、今回のように一般公表より前に知らせを受けられます。サーバーに入れるWAFの運用が負担なら、更新を事業者が受け持つクラウド型WAFも選択肢です。図鑑の「WAF」の分類で比べられます。

問い合わせ先は、契約内容確認書に書かれたサポート窓口か、購入した販売店です。

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