バーガーキング公式アプリに不正アクセス。会員情報約1,118万件が漏えい、生年月日や電話番号も
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- 一次資料2件
- セキュリティ図鑑編集部
漏えいした会員情報
カード番号は対象外不正アクセスが続いた期間
10月2日〜7日ビーケー・ジャパンが公表
SUMMARY
要点をまとめると
- 01
バーガーキングを運営するビーケー・ジャパンは2026年10月15日、公式アプリの会員情報を管理するシステムに10月2日〜7日に不正アクセスがあり、会員情報約1,118万件が漏えいしたと発表しました。
- 02
氏名・電話番号・生年月日などが含まれ、カード番号は対象外です。
- 03
同社を装うメールやSMSのリンクは開かないでください。
この記事をスライドで理解する(7枚)
1 / 7バーガーキングを国内で運営するビーケー・ジャパンは2026年10月15日、公式アプリの会員情報を管理するシステムが第三者の不正アクセスを受け、会員情報約1,118万件が外部に漏えいしたと発表しました。同じ10月には、別の外食チェーンの公式アプリでも大規模な会員情報の漏えいが公表されており、飲食店のアプリが続けて狙われています。
01発表されている事実
バーガーキングで何があったの?
10月2日〜7日に会員システムへ不正アクセスがあり、氏名や電話番号、生年月日などが漏れました。カード番号は漏れていません。
会員情報を管理するシステムへの不正アクセス
通信元からのアクセスを遮断
対策本部の設置、個人情報保護委員会への報告を実施済み
会員情報を管理するシステムへの不正アクセス
会員情報の漏えいが判明。通信元からのアクセスを遮断
公表。対策本部の設置、個人情報保護委員会への報告を実施済み
漏えいしたのは、会員ID、メールアドレス、登録種別、都道府県、性別、生年月日、氏名(漢字・カナ)、電話番号、モバイルオーダー履歴の有無、メールアドレス認証の有無です。クレジットカード番号は同社が持っておらず、漏えいしていません。ログインパスワードの漏えいは確認されていないとしています。発表時点で二次被害は確認されていません。不正アクセスが可能になった経緯と詳しい原因は、外部の専門機関と調べています。対象者にはメールで案内するとしています。
02読者への影響
名前や電話番号くらいなら平気でしょ?
それらがそろうと、もっともらしい偽の連絡を作れます。同社は、装ったメールやSMSのURLを開かないよう求めています。
氏名や電話番号、生年月日がそろうと本人宛の偽の連絡を作れる
「クーポンを配布」「再登録が必要」などで偽サイトに誘導
会員情報やパスワードを入れないよう同社が呼びかけ
氏名、電話番号、メールアドレス、生年月日がそろうと、本人の情報を書き込んだ「それらしい」偽の連絡を作れます。たとえば「漏えいのお詫びにクーポンを配布」「会員情報の再登録が必要」といった内容で、偽サイトに誘導する手口が考えられます。同社は、当社や当社サービスを装った不審なメール、SMS、電話に注意し、URLを開いたり、会員情報やパスワードを入れたりしないよう求めています。問い合わせ先はカスタマーサービス(0120-945-630、平日10時〜17時)です。
03今すぐやること
会員の人は何をすればいい?
メールやSMSのリンクから操作せず、アプリか公式サイトで確かめてください。生年月日をパスワードに使っていれば変えましょう。
確認はアプリか公式サイトで
パスワードや暗証番号に使っていれば別のものに変える
携帯会社のブロック機能を使い、ブックマークから入る
- バーガーキングを名乗るメール・SMSのリンクから操作しない。確認はアプリか公式サイトで
- 生年月日をパスワードや暗証番号に使っていれば、別のものに変える
- 警察庁も勧めるように、携帯会社の迷惑メッセージのブロック機能を使い、ブックマークや公式アプリからサービスに入る習慣をつける
04同じことを防ぐには(会員アプリを持つ企業)
うちも会員アプリがあるけど、何に気をつける?
今回は不正アクセスが6日続き、判明までさらに6日かかりました。その日のうちに気づける監視と、年1回の脆弱性診断が基本です。
会員DBから大量に読み出す動きを早く見つける
ログ監視や異常時の連絡を契約で確かめる
年に1回の脆弱性診断と、WAFによる既知の攻撃の遮断
事故対応(フォレンジック)の会社と相談しておく
不正アクセスは6日間続き、判明までにさらに6日かかりました。会員データベースから大量の情報が読み出される動きを、その日のうちに検知できるかが分かれ目です。アプリの開発・運用を外部に任せている場合も、ログの監視や異常時の連絡の取り決めを契約で確かめてください。年に1回の脆弱性診断と、WAFによる既知の攻撃の遮断も基本になります。事故が起きた後は、今回の同社のように、漏えいした項目と漏えいしていない項目をはっきり示すと、利用者が何に気をつければよいか判断しやすくなります。対応の手順は、平時に事故対応(フォレンジック)の会社と相談して決めておくと安心です。図鑑では、脆弱性診断とWAFのサービスを比べられます。
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出典(一次資料)2件被害を受けた組織や公的機関の発表だけを出典にしています(2026.10.30に確認)開く
- 1ビーケー・ジャパン「不正アクセスによる公式アプリ会員情報漏えいに関するお詫びとお知らせ」(2026年10月15日) ↗www.burgerking.co.jp
- 2警察庁「フィッシング対策」 ↗www.npa.go.jp

