ひとことで言うと
機器やソフトの設定・見張りを、専門の会社が代わりに行うサービス
EXAMPLE
たとえば
UTMやWAFは入れるだけでは効果が出にくく、ルールの更新や警告の確認を専門家に任せるのがマネージドサービスです。
01マネージドサービスでできること・できないこと
マネージドサービス(運用代行)は、セキュリティの機器やソフトの設定・見張りを、専門の会社が代わりに行うサービスです。経済産業省の「情報セキュリティサービス基準」は、「セキュリティ監視・運用サービス」として次の3つを挙げています。
| 種類 | 基準での説明 |
|---|---|
| マネージドセキュリティサービス | セキュリティインシデントやその予兆の検知・防御を目的とするもの |
| セキュリティ監視サービス | セキュリティ製品が出力するログの分析、通知、レポートの提供を継続して行うもの |
| 複合的なサービス | 上の2つを含むもの |
具体的には、UTMやEDRのルールの更新、出てきた警告が本物かどうかの確認、危ないときの通知や通信の遮断などを任せます。警察庁も、セキュリティ製品は導入するだけでなく、最新の状態に保ち適切に運用することが重要だとしています。人が足りない会社で、ここを外に任せるのがマネージドサービスです。
できないこともあります。任せられるのは契約した機器と範囲だけです。社内のルールづくりや、警告を受けたあとに社内で誰が何をするかは、自社で決めておく必要があります。
02どんな会社に必要か
- UTMやEDRを入れたが、警告を見る人がいない
- 夜間や休日に何か起きても、気づける人がいない
- 情報システムの担当が1人で、ほかの仕事と兼ねている
中小企業向けには、見張り・相談・駆け付け・保険をまとめたお助け隊サービスもあります。
03選ぶときに見ること
- 見張る時間。24時間365日か、平日の昼だけか。
- 見つけたあとに何をしてくれるか。通知だけか、遮断や隔離までしてくれるか。
- 連絡の方法と速さ。誰に、どの手段で、どれくらいで連絡が来るか。
- 月次の報告の中身。何件の警告があり、どう判断したかが分かるか。
- IPAの基準適合リストの「セキュリティ監視・運用」の区分に載っているか。
依頼先はSOC・MDR・SIEMの一覧から探せます。
04任せるときの注意
運用を任せる会社は、自社のネットワークに入る強い権限を持ちます。JPCERT/CCは、侵入型ランサムウェアの侵入口の1つとして、運用保守サービスの事業者(MSPなど)を攻撃し、そこを足がかりに顧客のネットワークへ入る手口を挙げています。委託先の接続の方法と、その認証に多要素認証が使われているかを確かめておきます。
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