GMOイエラエがAIを使う診断を相次ぎ開始。Webアプリ診断は30万円から、年間契約も
- 2分で読める
- 一次資料3件
- セキュリティ図鑑編集部
9月に始まったAIを使うサービス
クイック診断の価格(税別)
1サイト最短3営業日フォーカス診断の価格(税別)
最短5営業日あんしんプランの保険(合算)
免責なしSUMMARY
要点をまとめると
- 01
GMOサイバーセキュリティ byイエラエは2026年9月、AI基盤「AIホワイトハッカー byGMO」を使ったサービスを3つ始めました。
- 02
攻撃が成立するかまでAIが確かめる侵入テスト(9月3日)、Webアプリ診断の3プラン(9月15日、最安は30万円・最短3営業日)、診断から事故対応までを年間契約でまとめる「あんしんプラン」(9月30日)です。
- 03
頼むときはAIと人の受け持ちを確かめてください。
この記事をスライドで理解する(7枚)
1 / 7GMOサイバーセキュリティ byイエラエが、2026年9月にAIを使った新サービスを続けて発表しました。7月に立ち上げたセキュリティ特化のAI基盤「AIホワイトハッカー byGMO」を、診断の主力商品に広げたものです。診断の値段や納期の目安が公開されたことで、これから診断を頼む会社にとって比べる材料が増えました。
01発表された3つのサービス
GMOが何を始めたの?
9月にAIを使った3つを発表しました。AIの侵入テスト、Webアプリ診断の3プラン、年間契約の「あんしんプラン」です。
攻撃が実際に成立するかまでAIが確かめ、成立したものだけ報告
AIが広く速く検出し、ホワイトハッカーが深く検証
診断・SOC・事故対応などを年間で確保したリソースから使う
- ネット de 診断 AIホワイトハッカー侵入テスト
外部公開のIT資産を棚卸しする「ネットde診断 ASM」に搭載。脆弱性を見つけるだけでなく、攻撃が実際に成立するかまでAIが自動で確かめ、成立したものだけを報告する
- Webアプリケーション脆弱性診断の3プラン
全プランでAI基盤を使い、AIが広く速く検出し、ホワイトハッカーがリスクの高い箇所を深く検証する
- GMOサイバーセキュリティ あんしんプラン
診断・ペネトレーションテスト・SOC・事故対応を、年間で確保した「リソース」から使う年間契約
02Webアプリ診断の3プラン
診断っていくらかかるの?
クイック診断は1サイト最短3営業日で30万円、フォーカス診断は最短5営業日で60万円〜です。フルスコープは規模で変わります。
AIの自動探索が中心。1サイト最短3営業日で30万円
範囲と項目をホワイトハッカーが選ぶ。最短5営業日
合意した範囲で全項目。納期は規模による
| プラン | やり方 | 納期 | 価格(税別) |
|---|---|---|---|
| クイック診断 | AIの自動探索が中心。主要なリスクを洗い出す | 1サイト最短3営業日 | 30万円 |
| フォーカス診断 | 注力すべき範囲と項目をホワイトハッカーが選んで診断 | 最短5営業日 | 60万円〜 |
| フルスコープ診断 | 合意した範囲で全ての診断項目を実施 | 規模による | リクエスト数で変動 |
同社は、AIの自動診断だけではビジネスロジックに起因する脆弱性や複雑な攻撃シナリオを十分に検証できない場合がある、と書いています。
03あんしんプランの付帯サービス
あんしんプランには何が付くの?
AIの侵入テスト、年1回・最大3日分の初動対応支援、合算100万円のサイバー保険、毎月のレポートです。金額は公開されていません。
ネットde診断 ASMによるIT資産の管理
年1回・最大3日分まで無償
東京海上日動との提携。合算100万円、免責なし
毎月のサイバーセキュリティレポート
- ネットde診断 ASMによるIT資産の管理と、AIによる侵入テスト
- 事故の初動対応支援(年1回・最大3日分まで無償)
- 東京海上日動との提携によるサイバーリスク保険(事故対応から損害賠償まで合算100万円、免責なし。ASMの利用が条件)
- 毎月のサイバーセキュリティレポート
割引率は契約プランにより異なるとされ、金額は公開されていません。
04読者への影響
安いプランで十分じゃないの?
安いプランほど人が見る範囲は狭くなります。会員登録や決済、管理画面があるなら、自動診断だけで足りるか考える必要があります。
見積もりを取らないと分からなかった値段の目安が出た
安いプランほど狭い。会員登録や決済があるなら要検討
診断の値段は、これまで見積もりを取らないと分からないことが多い分野でした。今回は価格と納期の目安が公開され、AIを使った短納期のプランが入り口として用意されました。一方で、安いプランほど人が見る範囲は狭くなります。自社のサイトに会員登録や決済、管理画面があるなら、自動診断だけで十分かを考える必要があります。
05診断を頼むときに確かめること
頼むとき、何を聞けばいい?
どこまでAIでどこから人が見るか、直し方や再診断が含まれるか、IPAの基準適合リストに載っているかを確かめてください。
ログイン後の画面や権限の確認が入るか
報告書に直し方があり、再診断が含まれるか
「成立したものだけ報告」方式の場合に確かめる
IPAの基準適合サービスリストに載っているか
- どこまでをAIが、どこからを人が見るか。ログイン後の画面や権限の確認が入るかを聞きます。
- 報告書に直し方が書かれるか、直したあとの再診断が含まれるか。
- 見つかった脆弱性の扱い。「攻撃が成立したものだけ報告」の方式では、報告に載らない指摘がないかも確かめます。
- 公的な基準に合っているか。IPAの「情報セキュリティサービス基準適合サービスリスト」に載っているかは、図鑑の会社ページで確認できます。
NEXT ・ 次に読む
週1回・無料
「今週気をつけること」をメールで受け取るいま悪用されている脆弱性と、出回っている詐欺の手口を、毎週まとめてお届けします。いつでも解除できます。出典(一次資料)3件被害を受けた組織や公的機関の発表だけを出典にしています(2026.10.30に確認)開く
- 1
- 2
- 3

