大阪ガスの「FitDish」で利用者のメールアドレス34,489件が流出。委託先のメール配信サービスに不正アクセス
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- 一次資料3件
- セキュリティ図鑑編集部
流出したFitDishのメールアドレス
この間にメールを配信したアドレス
アララ社が公表した持ち出し件数
利用企業全体メールアドレス以外の情報
氏名・カード情報は含まれないSUMMARY
要点をまとめると
- 01
大阪ガスは2026年11月2日、おかずの定期便サービス「FitDish」のメール配信を任せていたアララ社のサービスが不正アクセスを受け、10月8日から29日までに配信したメールアドレス34,489件が流出したと発表しました。
- 02
氏名やカード情報は含まれません。
- 03
利用者は、同社を装った不審なメールやSMSのリンクを開かないでください。
この記事をスライドで理解する(7枚)
1 / 7大阪ガス株式会社は2026年11月2日、同社が提供するおかずの定期便サービス「FitDish(フィットディッシュ)」で、お客さまへのメール配信に使っているアララ株式会社のサービスが第三者による不正アクセスを受け、FitDishのお客さまのメールアドレスが流出したと発表しました。件数は34,489件です。大阪ガス自身のシステムへの攻撃ではなく、メール配信を任せていた委託先で起きたことです。
01発表されている事実
何が起きたの?
FitDishのメール配信を任されていたアララ社が不正アクセスを受け、FitDishのお客さまのメールアドレス34,489件が流出しました。
アララ社が不正アクセスを確認し、サーバーを切り離す
利用企業のメールアドレス約301万件が持ち出される
FitDishのメールアドレス34,489件が流出
アララ社が、提供する一部のシステムで不正アクセスが起きたことを確認し、サーバーをネットワークから切り離す(アララ社の発表)
アララ社が、メール配信サービスのうち1つのシステムから、利用企業が持つメールアドレス約301万件が持ち出されたと公表
大阪ガスがアララ社から、FitDishのお客さまのメールアドレスが流出したとの報告を受け、同じ日に公表
流出したのは、2026年10月8日から10月29日までにメールを配信したメールアドレスです。大阪ガスによると、氏名・住所・電話番号・クレジットカード情報・購買データなど、メールアドレス以外の情報は含まれていません。アララ社は、原因について、システムの一部の環境でWebサーバーの脆弱性(ぜいじゃくせい、システムの弱点)を第三者に悪用されたものと説明しています。
02読者への影響
名前やカード番号は?
大阪ガスによると、メールアドレス以外の情報は含まれていません。ただ、FitDishを名乗る偽メールには注意です。
氏名・住所・カード情報・購買データは含まれない
FitDishを名乗る偽メールが届くおそれ
対象の人には大阪ガスからメールで連絡
メールアドレスだけでは、アカウントに勝手にログインされることはありません。ただ、流出したアドレスは「FitDishを使っている人」のものだと分かっています。そのため、FitDishや大阪ガスを名乗り、「お届けの確認」「お支払い方法の更新」などと見せかけた偽のメール(フィッシング)が届くおそれがあります。大阪ガスも、流出したアドレスを悪用した不審なメールやSMSが送られる可能性があるとして、心当たりのないメールのリンクや添付ファイルを開かないよう呼びかけています。対象の人には、大阪ガスから個別にメールで連絡するとしています。
03今すぐやること
FitDishを使っているなら?
メールのリンクからログインせず、公式サイトから開いてください。怪しい連絡はお客さま窓口に聞きましょう。
公式サイトやブックマークから開く
FitDishお客さま窓口 0120-609-048
迷惑メールが増えたら受信設定を見直す
- FitDishや大阪ガスを名乗るメールのリンクから、ログインや支払い情報の入力をしない。公式サイトやブックマークから開く
- 大阪ガスを装った不審な連絡には対応せず、FitDishお客さま窓口(0120-609-048、9時〜18時)に問い合わせる
- 迷惑メールが増えたら、受信設定の迷惑メールフィルターを強める
04メール配信を外に任せている会社へ
委託先の事故はどう防ぐの?
委託先の取り組みを確かめ、預ける情報を必要なものだけにしぼること。DMARCで偽メールを届きにくくするのも効きます。
セキュリティの取り組みと事故の報告の仕方を契約で決める
DMARCなどの送信ドメイン認証を設定する
今回のように、自社のシステムが無事でも、配信を任せた会社から顧客のアドレスが漏れることがあります。委託先を選ぶときにセキュリティの取り組みを確かめ、契約で事故のときの報告の仕方を決めておきましょう。配信サービスに置くのは配信に必要な情報だけにし、古いアドレスや退会者を残さないことも被害を小さくします。また、送信ドメイン認証(DMARCなど)を設定すると、自社の名前をかたる偽メールがお客さまに届きにくくなります。
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出典(一次資料)3件被害を受けた組織や公的機関の発表だけを出典にしています(2026.11.02に確認)開く
- 1大阪ガス「当社委託先のメール配信サービスへの不正アクセスによるお客さま情報の流出について」(2026年11月2日) ↗www.osakagas.co.jp
- 2大阪ガス「当社委託先のメール配信サービスへの不正アクセスによるお客さま情報の流出について」(2026年11月2日、PDF) ↗www.osakagas.co.jp
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