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ゲームアカウントが乗っ取られた!ニンテンドー・PlayStation・Steam・Xboxの取り戻し方と窓口、課金の確かめ方

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  • 一次資料21件
  • セキュリティ図鑑編集部
ゲームアカウントが乗っ取られた!ニンテンドー・PlayStation・Steam・Xboxの取り戻し方と窓口、課金の確かめ方
6つ

任天堂が挙げる不正ログイン時の手順

パスワード→ログアウト→購入確認ほか
2年分

ニンテンドーアカウントで見られる購入履歴

[ご利用記録]から
0円

PlayStationの子どもの利用限度額の初期値

ファミリー管理者が設定
約33万円

小中高生のオンラインゲーム相談の平均購入額

国民生活センター(2022年度)

SUMMARY

要点をまとめると

  1. 01

    ゲームアカウントの乗っ取りは、まず機器をウイルス対策ソフトで調べ、登録メールのパスワードを変えてから、ゲームのパスワード変更、すべての機器からのログアウト、購入履歴の確認の順に進めます。

  2. 02

    ログインできなければ各社の窓口へ。

  3. 03

    任天堂は不正な購入でも返金しないため、カード会社にも連絡します。

ID●●●●

そもそも不正ログインとは?

他人のIDやパスワードを使って、本人になりすましてサービスにログインすることです。

  1. 1パスワードを手に入れる使い回し・偽サイト・マルウェア
  2. 2本人になりすますログインして設定を書き換え
  3. 3お金やアイテムを使う購入・売却・別の詐欺に悪用

警察庁「不正アクセス対策」とIPAの説明をもとに、やさしく言い換えています。

この記事をスライドで理解する(6枚)

1 / 6
この記事でわかること(…ゲームアカウント乗っ取…どのサービスでも最初に…サービス別の窓口と手順…ニンテンドーアカウント…PlayStation…6つの見出し

この記事の流れ

ゲームアカウントが乗っ取られた!ニンテンドー・PlayStation・Steam・Xboxの取り戻し方と窓口、課金の確かめ方

ゲームのアカウントが乗っ取られたかも!何からすればいいの?

まず機器を調べて、登録メールのパスワードを変えます。それからゲームのパスワードを変えて、全部の機器からログアウト。最後に購入履歴を確かめます。

6つ任天堂が挙げる不正ログイン時の手順
2年分ニンテンドーアカウントで見られる購入履歴
0円PlayStationの子どもの利用限度額の初期値
約33万円小中高生のオンラインゲーム相談の平均購入額

数字で見る

数字で見ると、こうなります

任天堂が挙げる不正ログイン時の手順:6つ/ニンテンドーアカウントで見られる購入履歴:2年分

?
ログインできない?パスワードやメールが変えられていないか
?
覚えのない通知やメール?認証コード・ログイン通知・変更の知らせ
?
買った覚えのない購入?ゲーム内通貨やソフトの明細
?
勝手に投稿されている?フレンドへのリンクやメッセージ

POINT 1

ゲームアカウント乗っ取りのサイン:こんなことが起きていませんか

各社のサポートページや警察庁の説明から、ゲームアカウントの乗っ取りを疑うきっかけを集めました。

本文で読む
1機器を調べるマルウェアを先に取り除く
2メールを守る登録メールのパスワード変更
3パスワード変更使い回していないものに
4全機器からログアウト変更の後に行う

POINT 2

どのサービスでも最初にやること:順番が大事

上の流れは、どのサービスにも共通する部分を、公式の案内からまとめたものです。サービスごとの細かい手順は後の節で書きます。

本文で読む
基本子ども用アカウント保護者が管理し課金を承認制に
よくあるログインしたまま渡さない親のアカウントで課金される
任天堂Switchは購入制限無料ソフトは対象外
PlayStationPSは限度額初期値は0円

POINT 3

子どものアカウント:保護者が気をつけること

子どものゲームのアカウントは、乗っ取りだけでなく、知らないうちの課金にもつながります。

本文で読む
1
パソコンやスマートフォンを調べる:Steamは、パスワードを変える前にウイルスやスパイウェアがないか調べるよう求めていま
2
登録しているメールアドレスのパスワードを変える:Steamは、登録メールの不正アクセスがSteamアカウントの乗っ取りに
3
ゲームのアカウントのパスワードを変える:ほかのサービスと同じパスワードは使いません。

まとめ

今すぐやること

くわしい手順と出典は、本文で確かめてください。

本文で読む

ゲームにログインしようとしたら、パスワードが違うと言われる。登録したメールアドレスが勝手に変わっている。買った覚えのないソフトやゲーム内通貨の明細が届いた。何年も遊んできたアカウントや、お金をかけたアイテムがあると、乗っ取られたかもと思っただけで焦ってしまいます。ここでは、主なゲームのサービスごとに、取り戻すまでの流れをまとめました。

中身は、任天堂、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(PlayStation)、Valve(Steam)、Microsoft(Xbox)の公式サポート、国民生活センター、警察庁、IPA(情報処理推進機構)の公式ページを2026年10月31日時点で確かめたものです。画面の名前やメニューの場所は変わることがあります。見当たらないときは、各サービスのサポートページの最新の表記を確かめてください。GoogleアカウントやApple IDそのものの取り戻し方はほかの記事の担当なので、ここではゲームのアカウントに絞ります。

01この記事でわかること(3行まとめ)

社長

ゲームのアカウントが乗っ取られたかも!何からすればいいの?

まず機器を調べて、登録メールのパスワードを変えます。それからゲームのパスワードを変えて、全部の機器からログアウト。最後に購入履歴を確かめます。

ハカセ
最初にメールとパソコンから

乗っ取りの入口になりやすい

取り戻す変更→ログアウト

順番を逆にすると入り直される

お金購入はカード会社へ

任天堂は不正な購入でも返金しない

  • 乗っ取りの多くは、登録メールアドレスや、パソコンのマルウェアから始まります。Steamは「パスワードを変える前に、パソコンを調べ、メールのパスワードを変える」順番を案内しています。PlayStationもメールのパスワード変更を最初に挙げています。
  • パスワードを変えたら、すべての機器からログアウトし、購入履歴を確かめます。任天堂は、先にログアウトすると同じパスワードでまた入られるおそれがあるので、必ずパスワード変更の後に行うよう書いています。
  • 身に覚えのない購入は、まずカード会社などの支払い先にも連絡します。任天堂は、身に覚えのない購入でも返金はしていないと明記しています。

乗っ取りとは、他人があなたになりすましてアカウントを使うことです。言葉の意味はアカウント乗っ取りの用語ページ、ハッキング全体の話はハッキングのまとめで説明しています。

02ゲームアカウント乗っ取りのサイン:こんなことが起きていませんか

?
ログインできない?

パスワードやメールが変えられていないか

?
覚えのない通知やメール?

認証コード・ログイン通知・変更の知らせ

?
買った覚えのない購入?

ゲーム内通貨やソフトの明細

?
勝手に投稿されている?

フレンドへのリンクやメッセージ

各社のサポートページや警察庁の説明から、ゲームアカウントの乗っ取りを疑うきっかけを集めました。

  • ログインできない:パスワードが合わない、ログインIDやメールアドレスが変えられている。
  • アカウント変更のメールに身に覚えがない:PlayStationのサポートは、アカウント変更のメールに覚えがない場合の手順を別に用意しています。
  • ログインしようとしていないのに認証コードやログイン通知が届く:任天堂は、知らない機器や場所からのログイン通知を、不正ログインのサインとして扱うよう案内しています。
  • 買った覚えのない購入や、ゲーム内通貨・ポイントの減り:警察庁の「不正アクセス対策」も、よくある相談として「身に覚えのない購入やポイントの利用」を挙げています。
  • 自分が投稿していないメッセージやリンクがある:Steamは、アカウントが詐欺やフィッシングのリンクを投稿したと判断すると「疑わしいコンテンツ」としてロックすることがあり、身に覚えがなければ第三者が操作した可能性があるとしています。

03どのサービスでも最初にやること:順番が大事

1機器を調べる

マルウェアを先に取り除く

2メールを守る

登録メールのパスワード変更

3パスワード変更

使い回していないものに

4全機器からログアウト

変更の後に行う

5購入と支払いを確認

カード会社にも連絡

  1. パソコンやスマートフォンを調べる:Steamは、パスワードを変える前にウイルスやスパイウェアがないか調べるよう求めています。Microsoftも「パスワードを変更する前に、ウイルスやマルウェアのPCをクリアする」を手順1にしています。マルウェアが残っていると、新しいパスワードも盗まれるからです。
  2. 登録しているメールアドレスのパスワードを変える:Steamは、登録メールの不正アクセスがSteamアカウントの乗っ取りにつながることが多いとしています。PlayStationも、まずメールアカウントのパスワードを変え、変えられなければメールの会社に連絡するよう案内しています。
  3. ゲームのアカウントのパスワードを変える:ほかのサービスと同じパスワードは使いません。
  4. すべての機器からログアウトする:パスワード変更の後に行います。
  5. 購入履歴と支払い方法を確かめる:覚えのない購入があれば、カード会社などに連絡します。
  6. 2段階認証かパスキーを設定し、ゲーム会社に被害を連絡する:ログインできないときは、早めにサポートに問い合わせます。

上の流れは、どのサービスにも共通する部分を、公式の案内からまとめたものです。サービスごとの細かい手順は後の節で書きます。順番を守るのが大事です。

警察庁は、被害に遭ったらログイン履歴の画面を保存・印刷し、サービスの会社とのやり取りも記録しておくよう案内しています。警察に相談するときに使えます。

04サービス別の窓口と手順の早見表

サービス 最初に見る公式ページ 取り戻せないときの窓口
ニンテンドーアカウント 任天堂サポート「不正ログインを防ぐために」 任天堂テクニカルサポートセンター
PlayStation PlayStationサポート「アカウント乗っ取りと身に覚えのない請求」 プレイステーション カスタマーサポート
Steam Steamサポート「アカウント盗難」 Steamサポート(ヘルプサイトから)
Xbox Microsoftサポート「ハッキングまたは侵害されたMicrosoftアカウントを回復する方法」 Microsoftアカウントの回復フォーム

どの会社も、サポートの担当者がパスワードを聞くことはありません。Steamは「Steamサポートのスタッフがパスワードを尋ねることはない」と明記しています。「運営です」「復旧を手伝います」と名乗ってパスワードや確認コードを聞いてくる相手は、相手にしないでください。

05ニンテンドーアカウントの取り戻し方

任天堂サポートの「不正ログインを防ぐために」は、不正ログインされたときの手順を6つ挙げています。この順番で行います。

  1. パスワードを変更する:[アカウント設定]>[ログインとセキュリティ]>[パスワード]から変更します。
  2. すべての機器からログアウトする:[ログインとセキュリティ]>[ログイン履歴]の[すべての機器からログアウトする]を選びます。必ず1の後に行います。先にログアウトすると、同じパスワードでまた入られるおそれがあります。ログアウトした後は、使う機器ごとにログインし直します。
  3. 身に覚えのない購入を確かめる:[残高とお支払い方法]>[注文履歴]>[ご利用記録]で見られます。表示されるのは過去2年分です。身に覚えのない購入があれば、クレジットカード会社かPayPal社に問い合わせます。任天堂は、身に覚えのない購入でも返金には応じていないとしています。
  4. 連携しているGoogle・Appleのアカウントを確かめる:そちらにも不正ログインの可能性があれば、各社のサイトでパスワードを変えます。ニンテンドーアカウントからは変えられません。変えられないときは、[アカウント設定]>[個人の情報]>[連携アプリやサービス]から連携を解除できます。
  5. パスキーか二段階認証を設定する:後の「乗っ取りを防ぐ対策」の節で書きます。
  6. 任天堂テクニカルサポートセンターに連絡する:不正ログインの被害を伝えます。連絡先は任天堂サポートの連絡先のページで確かめます。

ログインできないときは、パスワードの再設定のQ&Aを見て、それでも解決しなければテクニカルサポートセンターに問い合わせます。なお、ニンテンドーアカウントを持っていないのに「本人確認」のメールが届いた場合は、ほかの人がメールアドレスを打ち間違えた可能性が高く、削除してよいと任天堂は案内しています。

06PlayStation Network(PlayStationのアカウント)の取り戻し方

PlayStationサポートの「アカウント乗っ取りと身に覚えのない請求」は、状況ごとに手順を分けています。

アカウント変更のメールに身に覚えがない

  1. まずメールアカウントのパスワードを変えます。変えられないときは、メールの会社に早めに連絡します。
  2. 変えられたら、PlayStationの「アカウントを回復する」の手順に進み、サインイン方法を変えます。
  3. サインイン方法を変えられない場合は、カスタマーサポートに連絡します。

身に覚えのない支払いがある

  • [利用履歴を確認する]でPlayStation Storeの取引履歴を見ます。
  • サブスクリプションの支払いではないかを確かめます。解約は設定の[サブスクリプション設定]から。返金には条件があるので「PlayStation Storeキャンセルポリシー」を確かめます。
  • 家族(子ども)が使った可能性も確かめます(「子どものアカウント」の節)。
  • 同じものを2回買っていないか、同じ支払い方法を使う別のアカウントがないかも見ます。

本体を盗まれた・ほかの機器から使われている

  1. [全ての機器からサインアウトする]を行います。
  2. [機器を登録解除する]で本体の登録を外します。
  3. 予期しない購入を防ぐため、[お支払い方法の削除]で支払い方法を外します。
  4. サインインできない場合は、すぐにカスタマーサポートに連絡します。

2段階認証を設定していて携帯電話番号が使えなくなったときは、バックアップコードでサインインします。PlayStationサポートによると、バックアップコードはサインインした状態でないと確認できず、控えていなければ本人確認によるアカウントの回復が必要になります。設定したときに必ず控えておいてください。

07Steamの取り戻し方

Steamサポートの「アカウント盗難」は、取り戻す順番をはっきり決めています。

  1. コンピュータを調べる:パスワードをリセットする前に、ウイルスやスパイウェアがないか確かめます。
  2. メールのパスワードを変える:登録メールの不正アクセスがSteamアカウントの乗っ取りにつながることが多いため、先に変えます。Steamは、これで再度の乗っ取りや、サポートとの連絡の邪魔を防げるとしています。
  3. Steamのパスワードをリセットする:コンピュータとメールが安全だと確認できてから行います。

ログイン情報を入れてよいのは、steampowered.comやsteamcommunity.comなどの公式サイトだけです。公式でないと思われるサイトにログイン情報を求められたら、何も入れずに無視するよう、Steamは案内しています。

自分のアカウントが「疑わしいコンテンツ」としてロックされ、投稿に覚えがないときは、Steamサポートは次の順で進めるよう書いています。コンピュータをスキャンしてアドウェアやウイルスなどのマルウェアを調べる、関連するメールアカウントを守るか新しい安全なメールアカウントを作る、アカウントセキュリティの推奨事項を確かめる。そのうえでSteamサポートに連絡し、復旧とロック解除を頼みます。

Steamは、アカウントに携帯番号を登録しておくと、パスワードを忘れたとき、登録メールに入れなくなったとき、不正アクセスを受けたときなどに、回復しやすくなるとしています。

08Xbox(Microsoftアカウント)の取り戻し方

Xboxは、Microsoftアカウントでサインインします。Microsoftサポートの「ハッキングまたは侵害されたMicrosoftアカウントを回復する方法」は、次の3つの手順を案内しています。

  1. パスワードを変える前に、PCのウイルスやマルウェアを取り除く:ウイルス対策ソフトを最新にしてフルスキャンします。ソフトがなければMicrosoft Defenderを案内しています。
  2. パスワードを変更またはリセットする:サインインできなければ、パスワードのリセットに進みます。
  3. アカウントの設定を確かめる:他人が入ったときに変えられている可能性があるので、接続済みのアカウント、転送、自動応答を見ます。

「最近のアクティビティ」で確かめる

Microsoftサポートによると、過去30日間にアカウントが使われた日時と場所は「最近のアクティビティ」のページで見られます。不審なものがあれば、展開して[自分ではありません]を選ぶと、パスワード変更やセキュリティ情報の更新などの手順が案内されます。何度もサインインを試みられた、覚えのないプロフィールの変更がある、といった場合は[アカウントの保護]を選びます。

サインインできないときは回復フォーム

  • フォームの前に、まず「サインイン ヘルパー」を試すよう案内されています。
  • 回復のための連絡先メールは、家族や友人のものや、無料で作った一時的なものでもかまいません。回復の連絡にだけ使われます。
  • 使った覚えのある古いパスワードを書き出しておきます。Xboxについては、よく使っていた本体のハードウェアIDを聞かれることがあります。
  • 結果は24時間以内に連絡先メールに届きます。確認できなかったときは、1日に最大2回までやり直せます。
  • 2段階認証を有効にしていて、代わりの確認方法に入れない場合は、サポートは対応できないとされています。サポートの担当者がパスワード再設定のリンクを送ったり、アカウントの情報を変えたりすることもできません。

09ゲーム内通貨・購入品・登録カードの確認

社長

勝手にゲーム内通貨を買われてた…返してもらえる?

任天堂は不正な購入でも返金しないとしています。カード会社やPayPalにすぐ連絡してください。ほかのサービスは各社のキャンセルポリシーで決まります。

ハカセ
  • ニンテンドーアカウント:[残高とお支払い方法]>[注文履歴]>[ご利用記録]。過去2年分が見られます。
  • PlayStation:[利用履歴を確認する]でPlayStation Storeの取引履歴。サブスクリプションが勝手に申し込まれていないかも見ます。
  • 登録しているクレジットカード・PayPalなど:ゲームの会社の画面だけでなく、カード会社の利用明細も見ます。身に覚えのない請求があれば、カード会社に連絡します。
  • 支払い方法を外すかどうか:PlayStationは、予期しない購入を防ぐために支払い方法を削除する方法を案内しています。普段あまり買わないなら、カードを登録したままにしない考え方もあります。
  • 連携しているアカウント:Google・Appleなどでログインできるようにしているなら、そちらも確かめます(任天堂の手順4)。
  • ゲーム内のアイテムやフレンド:各ゲームの中で、勝手に交換・売却されたものがないか、フレンドに怪しいメッセージを送られていないかを見ます。

乗っ取った人の目当ては、ゲーム内通貨や購入品、登録してあるカードであることが少なくありません。取り戻したら、上の項目を必ず確認してください。

任天堂は、身に覚えのない購入でも返金には応じていないと明記しています。ほかのサービスも、返金の条件はそれぞれのキャンセルポリシーで決まっています。お金の被害は、カード会社への連絡が一番の近道になることが多いので、明細を見つけたらすぐ連絡してください。カード情報を入れてしまったときの全体の動き方はAmazonの偽メールの記事にもまとめています。

10ゲーム会社から「情報が漏れた」と知らせが来たとき

ゲーム会社が不正アクセスを受け、会員の情報が漏れることもあります。2026年10月には、カプコンが会員サービス「CAPCOM ID」への不正アクセスを発表しました。くわしくはカプコンのCAPCOM IDのニュースにまとめています。

こうした知らせを受けたら、その会社の公式サイトのお知らせを自分で開いて確かめます。知らせに便乗した偽メールが届くことがあるので、メールのリンクからはログインしません。任天堂も、任天堂のメールアドレスを装った不審なメールについて注意を出しています。同じパスワードをほかのゲームやメールで使っているなら、そちらも変えてください。会社から漏れたときの見分け方はハッキングされたか確認する方法の記事にあります。

11子どものアカウント:保護者が気をつけること

基本子ども用アカウント

保護者が管理し課金を承認制に

よくあるログインしたまま渡さない

親のアカウントで課金される

任天堂Switchは購入制限

無料ソフトは対象外

PlayStationPSは限度額

初期値は0円

子どものゲームのアカウントは、乗っ取りだけでなく、知らないうちの課金にもつながります。国民生活センターによると、オンラインゲームの相談件数(PIO-NETに登録されたもの)は2023年度8,473件、2024年度7,191件、2025年度6,234件でした。2022年度に小中高生が契約した当事者になったオンラインゲームの相談は4,024件で、契約購入金額の平均は約33万円だったとしています(国民生活センター、2024年3月13日)。

保護者がやること

  • 子ども専用のアカウントを作り、保護者が管理する:国民生活センターは、子ども専用のアカウントを作って保護者が管理し、課金を承認制にするようすすめています。
  • 保護者のアカウントにログインしたままの端末を渡さない:国民生活センターの事例では、親のアカウントにログインしたままのスマートフォンを渡し、子どもがパスワードを変えて登録カードで課金した例や、親の古いスマートフォンで子どもが自分の指紋を登録して課金した例がありました。
  • カード情報を消し、決済にパスワードや生体認証をかける:子どものスマートフォンに入れたカード情報は消し、アカウントの決済とキャリア決済の両方に承認をかけ、キャリア決済の上限額も必要に応じて下げます(国民生活センター)。
  • 決済完了のメールや明細を日ごろから見る:国民生活センターのすすめです。

ゲーム機ごとの設定

  • Nintendo Switch:保護者のアカウントでニンテンドーアカウントのサイトにログインし、[ファミリーグループ]から子どものアカウントを選んで[購入制限]にチェックを入れて保存します。制限には「子どもアカウント」が必要です。任天堂によると、無料のダウンロードソフトは制限の対象外です。13歳以上で本人のメールアドレスで一般のアカウントを使っている場合は、子どもアカウントを作る必要はありません。
  • PlayStation:PlayStationサポートによると、ファミリーメンバー(子ども)は、管理者が決めた利用限度額の範囲で管理者のウォレットを使えます。限度額の初期値は0円です。設定を変えたなら、限度額を見直してください。
  • Xbox:Xboxの「Xbox Family Settings」では、子どもがゲームやアプリを買うときに保護者にメールが届く「購入の承認」や、子どもが自分で使える上限額を決める機能が用意されています。

国民生活センターは、民法では未成年者が保護者の同意なく結んだ契約は取り消せる一方、保護者のアカウントでログインした端末で課金した場合は、保護者が決済したとみなされることもあると説明しています。困ったら消費者ホットライン「188」に相談してください。

12RMT・アカウント売買・チート配布・「無料でもらえる」誘いのリスク

社長

「アイテム無料でもらえる」ってサイト、使っても大丈夫?

PlayStationは、無料の通貨やアイテムをうたうサイトにアカウント情報を渡さないよう注意しています。開いてしまったら、サインイン方法を変えてください。

ハカセ

ゲームのアカウントは、アカウントの売買や「無料でもらえる」誘いをきっかけに乗っ取られることがあります。公式に説明されている範囲で、リスクをまとめます。

アカウントの売買・RMT・代行

任天堂は2023年7月24日、正規の販売店以外の通販サイトやフリマサイトで、購入済みアカウントの売買、第三者のアカウントを使った代理購入、アカウントを使った有料のソフト共有、セーブデータの改ざんやプレイ代行などが行われていると注意しました。アカウント情報の受け渡しは乗っ取りなどの被害につながるおそれがあるとしています。他人のアカウントを使うことや、自分のアカウントを第三者に貸したり譲ったりすることは利用規約違反で、違反が確認されるとアカウントの利用が止められることがあり、止められたアカウントは問い合わせに応じられない場合もあるとしています。また、第三者のカードやPayPalを不正に使って手に入れたダウンロード番号が売られている例も挙げています。安すぎるダウンロード番号は買わないでください。

PlayStationも、アカウント情報を他人と共有すると安全性が損なわれ、利用規約にも違反するとしています。

「無料でもらえる」誘い

PlayStationサポートは、無料のプロダクトコード、ギフトカード、ゲーム内アイテムなどの限定特典を約束して誘う「QRコード詐欺」に注意するよう呼びかけ、信頼できる公式の情報源以外のQRコードは読み取らないよう案内しています。個人情報と引き換えに無料で仮想通貨(ゲーム内通貨など)を配るという外部サイトには、アカウント情報を渡さないこと、そうしたサイトを開いてしまったらサインイン方法を変えることも書いています。招待やアカウントの復旧を名乗る知らない相手のメッセージ(DM詐欺)にも注意が必要です。

チートツールや非公式のツール

チートや改造のツールを配るサイトについて、ゲーム会社の公式ページで手口まで説明しているものは見つかりませんでした。ただ、公式に言えることはあります。GoogleのYouTubeヘルプは、マルウェアが入り込む道として信頼できない提供元からのプログラムのダウンロードや偽のソフト更新を挙げ、SteamやMicrosoftは乗っ取りの回復の最初にパソコンのスキャンを求めています。任天堂は、セーブデータの改ざんを不正な取引の例に挙げています。公式ではないツールを入れることは、アカウントの停止とマルウェアの両方のリスクを背負うことになります。入れてしまったら、パソコンを調べてからパスワードを変えてください。

怪しいサイトを開いてしまったときの対処は怪しいサイトを開いてしまったときの記事、フィッシングの見分け方はフィッシングの用語ページにあります。

13乗っ取りを防ぐ対策(サービス別の設定)

  1. パスワードを使い回さない:PlayStationは、アカウントごとに違うパスワードを使い、パスワードマネージャーを活用するようすすめています。メールアカウントはほかのサービスの入り口になるので、特に強いパスワードにします。管理が大変ならパスワード管理の分類ページも見てください。
  2. ニンテンドーアカウント:パスキーか二段階認証、ログイン方法は「ログインIDのみ」:パスキーはスマートフォンの指紋や顔認証でログインでき、ニンテンドーアカウント専用に作られるのでフィッシング対策に有効だと任天堂は説明しています。二段階認証はGoogle Authenticatorの6桁のコードを使います。[アカウント設定]>[ログインとセキュリティ]>[ログイン方法]で[ログインIDのみ(推奨)]を選ぶと、メールアドレスでのログインを止められます。
  3. PlayStation:2段階認証とパスキー:PS5では[設定]>[ユーザーとアカウント]>[セキュリティー]>[2段階認証]から設定します。認証アプリ(Authy、Google Authenticator、Microsoft Authenticatorなど)かSMSを選べます。表示されるバックアップコードは必ず控えます。対応機器ではパスキーも使えます。
  4. Steam:Steamガード モバイル認証と携帯番号:SteamモバイルアプリをSteamガードのモバイル認証機器にすると、ログインの認証やトレード・マーケットの確認ができます。別の端末を使う二要素認証なので、パスワードが漏れても、認証の端末を持たない人はログインできないとSteamは説明しています。
  5. 共有の機器でサインインしない:PlayStationは、ネットカフェや図書館などの公共の端末でのサインインを避け、使ったら必ずサインアウトするよう案内しています。友だちの本体でサインインしたときも同じです。
  6. 認証コードやパスワードは誰にも教えない:友だちでも、運営を名乗る相手でも同じです。

ここに挙げたのは、各社が案内している設定です。乗っ取られた後の立て直しにも、これから守るためにも使えます。

IPAも、パスキーや多要素認証の設定、長く複雑で使い回さないパスワードをすすめています(二段階認証、パスキーの用語ページ)。守り方全体は乗っ取り・不正ログインの悩みのページにまとめています。

14困ったときの相談先

  • 各ゲーム会社の窓口:任天堂テクニカルサポートセンター、プレイステーション カスタマーサポート、Steamサポート、Microsoftアカウントの回復フォーム(「サービス別の窓口と手順の早見表」の節)。
  • カード会社・PayPalなど支払い先:身に覚えのない請求があるとき。任天堂も、カード会社かPayPal社への問い合わせを案内しています。
  • 警察(サイバー犯罪の相談窓口):警察庁の「サイバー事案に関する相談窓口」のページから、都道府県警察の窓口や、全国共通のオンライン受付を探せます。被害届は最寄りの警察署へ。ログイン履歴の画面などを保存して持っていくよう、警察庁は案内しています。
  • 警察相談専用電話「#9110」:緊急ではない相談の電話です。
  • IPA「情報セキュリティ安心相談窓口」(03-5978-7509):技術的な相談の窓口です。
  • 消費者ホットライン「188」:子どもの課金やアカウント売買のトラブルなど。近くの消費生活センターを案内します。

IPAによると、2025年7月の安心相談窓口への不正ログインの相談は144件で、これまでで最多でした。一人で抱えずに相談してください。

15よくある質問

Qゲームアカウントが乗っ取られたら、まず何をすればいい?
A

パソコンやスマートフォンをウイルス対策ソフトで調べ、登録メールのパスワードを変え、それからゲームのパスワードを変えます。その後、すべての機器からログアウトし、購入履歴を確かめます。ログインできなければ、各ゲーム会社のサポートに連絡してください。

Q勝手に買われたソフトやゲーム内通貨は返金されますか?
A

サービスによって違います。任天堂は、身に覚えのない購入でも返金はしていないとしていて、カード会社かPayPal社に問い合わせるよう案内しています。PlayStationはキャンセルポリシーに沿って返金を申請する仕組みです。カードの明細を見つけたら、まずカード会社に連絡してください。

Q「アカウントを高く買います」「代わりにレベル上げします」は使ってもいい?
A

使わないでください。任天堂は、アカウント情報の受け渡しを伴う取引は乗っ取りなどの被害につながるおそれがあり、利用規約違反としてアカウントが止められることもあるとしています。止められたアカウントは問い合わせに応じられない場合もあります。

Q子どもが勝手に課金していました。取り消せますか?
A

国民生活センターによると、未成年者が保護者の同意なく結んだ契約は民法で取り消せます。ただ、保護者のアカウントでログインした端末で課金した場合は、保護者が決済したとみなされることもあります。消費者ホットライン「188」に相談してください。

Q2段階認証のスマホをなくして、ログインできません
A

PlayStationならバックアップコードでサインインし、なければ本人確認による回復をサポートに頼みます。Microsoftは、2段階認証を有効にしていて代わりの確認方法に入れない場合はサポートできないとしています。設定したときにバックアップコードや予備の連絡先を控えておくことが大事です。

Q運営を名乗る人から「確認のためパスワードを教えて」とメッセージが来ました
A

教えないでください。Steamは、サポートのスタッフがパスワードを尋ねることはないと明記しています。PlayStationも、招待やアカウントの復旧を名乗る知らない相手のメッセージに注意するよう呼びかけています。

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出典(一次資料)21件被害を受けた組織や公的機関の発表だけを出典にしています(2026.10.31に確認)開く
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