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行政・制度更新 2026.10.30

大量の個人情報漏えいが相次ぎ、個人情報保護委員会・IPA・金融庁などが10月に注意喚起

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  • 一次資料6件
  • セキュリティ図鑑編集部
大量の個人情報漏えいが相次ぎ、個人情報保護委員会・IPA・金融庁などが10月に注意喚起
5機関

10月上旬に注意喚起を出した機関

委員会・IPA・金融庁など
10月7日

個人情報保護委員会の注意喚起

最初の発表
10月16日

IPAが特別相談窓口を開設

事業者向け
2027年4月1日

本人確認書類の画像を送る方法が廃止

ICチップに原則一本化

SUMMARY

要点をまとめると

  1. 01

    不正アクセスで大量の個人情報が漏れる事案が相次いだことを受け、個人情報保護委員会が2026年10月7日に、JPCERT/CC、国家サイバー統括室、IPA、金融庁が10月8〜9日に注意喚起を出しました。

  2. 02

    外部に公開しているアプリとAPI、使っている外部サービスのログとアカウント、持っている個人データの量を、すぐに点検するよう求めています。

  3. 03

    IPAは10月16日に事業者向けの特別相談窓口を開きました。

この記事をスライドで理解する(7枚)

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各機関の発表わかっている攻撃の手口事業者に求められている…個人の利用者がすること今後の予定5つの見出し

この記事の流れ

大量の個人情報漏えいが相次ぎ、個人情報保護委員会・IPA・金融庁などが10月に注意喚起

国がいろいろ注意喚起してるって本当?

はい。10月に個人情報保護委員会、JPCERT/CC、NCO、IPA、金融庁が相次いで発表し、IPAは10月16日に特別相談窓口を開きました。

5機関10月上旬に注意喚起を出した機関
10月7日個人情報保護委員会の注意喚起
10月16日IPAが特別相談窓口を開設
2027年4月1日本人確認書類の画像を送る方法が廃止

数字で見る

数字で見ると、こうなります

10月上旬に注意喚起を出した機関:5機関/個人情報保護委員会の注意喚起:10月7日

10月7日個人情報保護委員会大量の個人情報を持つ事業者へ注意喚起。ガイドライン見直し案を公表
10月8日JPCERT/CC攻撃手法と不審な送信元IPアドレスを公表(10月23日に更新)
10月9日NCO・IPA・金融庁対策のポイント提示、経営者への点検要請、金融機関への点検要請
10月16日IPAが相談窓口不正アクセス特別相談窓口(事業者向け)を開設

POINT 1

各機関の発表

国がいろいろ注意喚起してるって本当?

はい。10月に個人情報保護委員会、JPCERT/CC、NCO、IPA、金融庁が相次いで発表し、IPAは10月16日に特別相談窓口を開きました。

本文で読む
IPA公開アプリ・アカウント外部に公開しているアプリやサービス、アカウントの侵害が起点とみられる(IPA)
NCOウェブの脆弱性悪用ウェブシステムの脆弱性の悪用による事案を確認(NCO)
NCOサプライチェーンサプライチェーンを通じた侵害、堅牢さを欠くデータ管理も(NCO)

POINT 2

わかっている攻撃の手口

どんな手口で入られてるの?

IPAは、外部に公開しているアプリやサービス、アカウントの侵害が起点とみられるとしています。特定製品の脆弱性とは断定されていません。

本文で読む
IPA公開アプリの精査直近1か月、次に3か月とログの異常を見て、未適用のパッチを当てる
IPA外部サービスの洗い出し部署単位のクラウドやVPNも含め、ログと覚えのないアカウントを確認
委員会個人データの再点検利用目的を終えたデータは遅滞なく消すよう努める(法第22条)
見直し案認証の強化社外からのアクセスや管理者権限には多要素認証を使う

POINT 3

事業者に求められている点検

会社は具体的に何を点検すればいい?

公開アプリのログ確認とパッチ、使っている外部サービスの洗い出し、不要な個人データの削除、多要素認証の強化などです。

本文で読む
やること1パスワードを変える通知が届いたサービスと、同じパスワードを使うほかのサービス
やること2多要素認証・パスキー使えるなら有効にする
やること3リンクから開かない氏名入りのメールやSMSでも開かない。氏名入りのフィッシングも確認

POINT 4

個人の利用者がすること

個人としては何をすればいいの?

通知が来たサービスのパスワードを変え、使い回し先も変えます。氏名入りのメールやSMSでも、リンクからは開かないでください。

本文で読む
1
漏えいの通知が届いたサービスは、パスワードを変え、ほかで同じパスワードを使っていればそちらも変える。
2
多要素認証やパスキーが使えるなら有効にする。
3
氏名入りのメールやSMSでも、リンクから開かない。

まとめ

今すぐやること

くわしい手順と出典は、本文で確かめてください。

本文で読む

2026年9月前後から、国内の事業者で不正アクセスによる個人情報の漏えいの公表が続きました。これを受けて10月上旬、個人情報保護委員会、JPCERT/CC、国家サイバー統括室(NCO)、IPA、金融庁が相次いで注意喚起を出しています。個々の事案ではなく、各機関が事業者に求めている点検と対策をまとめます。

01各機関の発表

社長

国がいろいろ注意喚起してるって本当?

はい。10月に個人情報保護委員会、JPCERT/CC、NCO、IPA、金融庁が相次いで発表し、IPAは10月16日に特別相談窓口を開きました。

ハカセ
10月7日個人情報保護委員会

大量の個人情報を持つ事業者へ注意喚起。ガイドライン見直し案を公表

10月8日JPCERT/CC

攻撃手法と不審な送信元IPアドレスを公表(10月23日に更新)

10月9日NCO・IPA・金融庁

対策のポイント提示、経営者への点検要請、金融機関への点検要請

10月16日IPAが相談窓口

不正アクセス特別相談窓口(事業者向け)を開設

  1. 個人情報保護委員会

    大量の個人情報を持つ事業者へ注意喚起。来年4月に確定予定のガイドライン見直し案(技術的安全管理措置)を先取りして公表。「WARNING」も改訂

  2. JPCERT/CC

    確認されている攻撃手法と不審な送信元IPアドレスを公表(10月23日に更新)

  3. NCO

    脆弱性管理、多要素認証、ログ、委託先管理などの対策のポイントを提示

  4. IPA

    経営者に対策の点検と見直しを至急行うよう要請

  5. 金融庁

    金融機関に点検と、本人確認書類の画像の確認徹底を要請

  6. IPA

    不正アクセス特別相談窓口(事業者向け)を開設

02わかっている攻撃の手口

社長

どんな手口で入られてるの?

IPAは、外部に公開しているアプリやサービス、アカウントの侵害が起点とみられるとしています。特定製品の脆弱性とは断定されていません。

ハカセ
IPA公開アプリ・アカウント

外部に公開しているアプリやサービス、アカウントの侵害が起点とみられる(IPA)

NCOウェブの脆弱性悪用

ウェブシステムの脆弱性の悪用による事案を確認(NCO)

NCOサプライチェーン

サプライチェーンを通じた侵害、堅牢さを欠くデータ管理も(NCO)

IPAは、特定の製品の脆弱性を狙った攻撃とは断定されていないとしたうえで、外部に公開しているアプリやサービス、アカウントの侵害が起点とみられると書いています。NCOも、ウェブシステムの脆弱性の悪用、サプライチェーンを通じた侵害、堅牢さを欠くデータ管理などによる事案を複数確認したとしています。攻撃手法と不審なIPアドレスの詳細は、JPCERT/CCの注意喚起(図鑑の別記事でも紹介)にまとまっています。

03事業者に求められている点検

社長

会社は具体的に何を点検すればいい?

公開アプリのログ確認とパッチ、使っている外部サービスの洗い出し、不要な個人データの削除、多要素認証の強化などです。

ハカセ
IPA公開アプリの精査

直近1か月、次に3か月とログの異常を見て、未適用のパッチを当てる

IPA外部サービスの洗い出し

部署単位のクラウドやVPNも含め、ログと覚えのないアカウントを確認

委員会個人データの再点検

利用目的を終えたデータは遅滞なく消すよう努める(法第22条)

見直し案認証の強化

社外からのアクセスや管理者権限には多要素認証を使う

  1. 外部に公開しているアプリの精査。直近1か月、次に3か月と範囲を広げてログの異常を見て、未適用のパッチを当てる(IPA)。
  2. 使っている外部サービスの洗い出し。部署単位で契約したクラウドやVPNも含め、ログと、作った覚えのないアカウントがないかを確認する(IPA)。
  3. 持っている個人データの再点検。利用目的を終えたデータは遅滞なく消すよう努める(個人情報保護委員会、法第22条)。
  4. 認証の強化。社外からのアクセスや管理者権限には、フィッシングに強いものを含む多要素認証を使う(個人情報保護委員会の見直し案)。

異常が見つかったら、すぐにセキュリティインシデントとして扱い、専門のベンダーに調査を頼むことをIPAは強く勧めています。IPAの特別相談窓口(電話 03-6759-5760、平日9時30分〜17時30分)は、初動の助言や対応業者の一覧の紹介をしています。

04個人の利用者がすること

社長

個人としては何をすればいいの?

通知が来たサービスのパスワードを変え、使い回し先も変えます。氏名入りのメールやSMSでも、リンクからは開かないでください。

ハカセ
やること1パスワードを変える

通知が届いたサービスと、同じパスワードを使うほかのサービス

やること2多要素認証・パスキー

使えるなら有効にする

やること3リンクから開かない

氏名入りのメールやSMSでも開かない。氏名入りのフィッシングも確認

  • 漏えいの通知が届いたサービスは、パスワードを変え、ほかで同じパスワードを使っていればそちらも変える。
  • 多要素認証やパスキーが使えるなら有効にする。
  • 氏名入りのメールやSMSでも、リンクから開かない。フィッシング対策協議会は9月の報告で、受信者の氏名が書かれたフィッシングメールを確認したとしています。

05今後の予定

社長

この先、ルールが変わったりするの?

個人情報保護委員会のガイドライン見直しは来年4月に確定予定です。2027年4月1日からは本人確認書類の画像送付が廃止されます。

ハカセ
来年4月ガイドラインの確定

個人情報保護委員会のガイドライン見直しの内容が確定する予定

2027年4月画像送付の本人確認を廃止

ICチップの読み取りに原則一本化。金融庁は前倒しでの対応を求める

個人情報保護委員会のガイドラインの見直しは、来年4月に内容が確定する予定です。金融庁は、2027年4月1日から本人確認書類の画像を送る方法が廃止されICチップの読み取りに原則一本化されることを踏まえ、前倒しでの対応を求めています。

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出典(一次資料)6件被害を受けた組織や公的機関の発表だけを出典にしています(2026.10.30に確認)開く
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