ひとことで言うと
「ウイルスに感染」という偽の警告で電話させ、お金をだまし取る詐欺
01サポート詐欺のしくみ
サポート詐欺は、ネットを見ている最中に「ウイルスに感染しました」という偽の警告を出し、画面の番号に電話させてお金をだまし取る詐欺です。IPAによると、警告は画面いっぱいに出して閉じにくくし、警告音や音声で焦らせます。マイクロソフトなど実在の会社のロゴを使うことが多いとされています。IPAの「情報セキュリティ10大脅威 2026」(個人向け)にも「サポート詐欺(偽警告)による金銭被害」が入っています。
電話をかけると、オペレーターが遠隔操作のソフトを入れさせ、うその説明で不安をあおります。そのうえで、数万円から15万円以上の有償サポートの契約を勧めます。支払いには、コンビニで買わせる電子マネーのカードがよく使われます。払ったあとも、更新や追加の契約、キャンセル料を求められることがあります。
02よくある被害の例
- ネットの記事を読んでいたら突然大きな警告音が鳴り、電話をかけて言われるままにソフトを入れ、電子マネーで支払う。
- 遠隔操作の最中に、ネットバンキングの画面を開かされ、送金させられる。
- 会社のパソコンで起き、遠隔操作の間に社内の情報を見られたおそれが出る。
03防ぐには
- 画面に出た番号には電話しません。本物のウイルス対策ソフトやOSの警告が、電話をかけるよう求めることはありません。
- 警告が出たら、まずブラウザを閉じます。全画面のときはEscキーで解除できる場合があります。音がうるさければ音量を下げます。
- 閉じられないときは、パソコンを再起動します。
- 通知の許可を悪用されている場合は、ブラウザの設定で不審なサイトの通知を消すと止まります。
- 家族や社員に、この手口があることを前もって伝えておきます。
04被害にあったら
- 入れてしまった遠隔操作ソフトを削除します。
- IPAは、ほかに不審なソフトを入れた場合は、影響が残るおそれがあるため「システムの復元」で入れる前の状態に戻し、戻せなければ初期化することを勧めています。
- 遠隔操作の間に目を離していたなら、パスワードやカード情報を変えます。
- 支払いや契約の取り消しは、消費生活センター(電話188)に相談します。パソコンの操作についてはIPAの「情報セキュリティ安心相談窓口」に相談できます。
ほかの詐欺の手口は被害の例、防ぐ道具は詐欺メール・迷惑電話への備えにまとめています。
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