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事件・被害更新 2026.10.30

デジタル庁の政府共通基盤「GSS」に不正アクセス。VPN機器の脆弱性から職員ら約24.6万件が漏えいの可能性

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  • 一次資料2件
  • セキュリティ図鑑編集部
デジタル庁の政府共通基盤「GSS」に不正アクセス。VPN機器の脆弱性から職員ら約24.6万件が漏えいの可能性
約24.6万件

漏えいの可能性がある個人情報

一般国民は含まない
約18.9万件

府省の職員など

独立行政法人を含む
約5.7万件

業務に関わった事業者・個人

6月25日

大量のファイルへのアクセスを検知

公表は9月11日

SUMMARY

要点をまとめると

  1. 01

    デジタル庁は2026年9月11日、各府省が使う「ガバメントソリューションサービス(GSS)」に第三者がVPN機器の脆弱性を突いて侵入し、職員や業務関係者の個人情報約24.6万件が漏えいした可能性があると発表しました。

  2. 02

    一般国民の情報は含まれません。

  3. 03

    VPNを使う企業は、機器の更新状況と保守用アカウントの監視を確かめてください。

この記事をスライドで理解する(7枚)

1 / 7
発表されている事実読者への影響同じことを防ぐには今後の発表の予定4つの見出し

この記事の流れ

デジタル庁の政府共通基盤「GSS」に不正アクセス。VPN機器の脆弱性から職員ら約24.6万件が漏えいの可能性

デジタル庁から何が漏れたの?

VPN機器の脆弱性を突かれ、職員や事業者など約24.6万件の氏名やメールアドレスが漏れた可能性があります。マイナンバーは含まれません。

約24.6万件漏えいの可能性がある個人情報
約18.9万件府省の職員など
約5.7万件業務に関わった事業者・個人
6月25日大量のファイルへのアクセスを検知

数字で見る

数字で見ると、こうなります

漏えいの可能性がある個人情報:約24.6万件/府省の職員など:約18.9万件

6月25日大量アクセスを検知保守運用担当者のアカウントで大量のファイルへのアクセス
7月9日VPN機器から侵入と確認アカウントを停止し、機器と外部の通信を遮断
7月15日委員会に報告個人情報保護委員会に報告(Q&Aによる)
9月11日公表約24.6万件が漏えいの可能性

POINT 1

発表されている事実

デジタル庁から何が漏れたの?

VPN機器の脆弱性を突かれ、職員や事業者など約24.6万件の氏名やメールアドレスが漏れた可能性があります。マイナンバーは含まれません。

本文で読む
対象対象は公務員など府省の業務に関わった企業の担当者なども含む
連絡個別に連絡連絡先を確認できた人から順に。専用窓口は0120-360-036
注意不審な連絡は開かないデジタル庁や府省を名乗るメール・SMS・電話に注意

POINT 2

読者への影響

役所と取引した会社も対象なの?

府省の業務に関わった企業の担当者なども対象です。同庁はメールや電話でパスワードやカード番号を尋ねることはないとしています。

本文で読む
ポイント1修正版は必ず当てる深刻度にかかわらず当て、悪用が報告されたら最優先
ポイント2保守アカウントも守る多要素認証をかけ、時間帯や接続元を絞る
ポイント3大量アクセスを検知1つのアカウントが大量のファイルを開く動きをログで見る
ポイント4行き先を絞るゼロトラスト型の接続で必要なシステムだけに

POINT 3

同じことを防ぐには

うちみたいな小さい会社のVPNも危ない?

同じ構図で狙われます。修正版は深刻度にかかわらず当て、保守会社や管理者のアカウントにも多要素認証をかけてください。

本文で読む
調査中Q&Aは変わりうる調査が続いており内容が変わる可能性がある
見直し具体策は未公表脆弱性の管理と外部との接続のあり方を見直すとしている

POINT 4

今後の発表の予定

デジタル庁はこの後どうするの?

調査は続いていて、Q&Aの内容は変わる可能性があります。脆弱性の管理方法などを見直すとしていますが、具体策は公表されていません。

本文で読む
1
VPN機器の修正版は深刻度にかかわらず当てる。
2
保守会社や管理者のアカウントにも多要素認証をかけ、使う時間帯や接続元を絞る
3
「1つのアカウントが短時間に大量のファイルを開く」動きを検知できるよう、ログを見る体制を作る

まとめ

今すぐやること

くわしい手順と出典は、本文で確かめてください。

本文で読む
ハッキング事例図鑑デジタル庁の不正アクセス:漏れた情報・やること・時系列をまとめて見る→

デジタル庁は2026年9月11日、同庁が運用するガバメントソリューションサービス(GSS)に外部から不正アクセスがあり、個人情報を含むファイルの一部が外部に漏えいした可能性があると発表しました。GSSは各府省の職員が使う業務の共通基盤です。第三者はネットワークにつながるVPN機器の脆弱性を突いて侵入していました。

01発表されている事実

社長

デジタル庁から何が漏れたの?

VPN機器の脆弱性を突かれ、職員や事業者など約24.6万件の氏名やメールアドレスが漏れた可能性があります。マイナンバーは含まれません。

ハカセ
6月25日大量アクセスを検知

保守運用担当者のアカウントで大量のファイルへのアクセス

7月9日VPN機器から侵入と確認

アカウントを停止し、機器と外部の通信を遮断

7月15日委員会に報告

個人情報保護委員会に報告(Q&Aによる)

9月11日公表

約24.6万件が漏えいの可能性

  1. 保守運用担当者のアカウントで、サーバー上の大量のファイルへのアクセスを検知し、調査を開始

  2. 第三者がVPN機器の脆弱性を突いて侵入していたことを確認。同日、アカウントを停止し、機器と外部の通信を遮断

  3. 個人情報保護委員会に報告(Q&Aによる)

  4. 公表

漏えいの可能性があるのは約24.6万件です。内訳は、GSSを使う府省の職員など(独立行政法人の職員を含む)が約18.9万件、業務に関わった事業者・個人が約5.7万件です。項目は重複を含めて、氏名約23.6万件、メールアドレス約23.1万件、電話番号約9.4万件、住所約1,000件です。マイナンバー、金融機関の口座情報、年金番号は含まれていません。

Q&Aでは、悪用された脆弱性は公表時の深刻度が「Medium(警告)」だったと説明しています。機器の製品名は、セキュリティ上の理由で明らかにしていません。同庁は脆弱性の修正を済ませ、新たな侵入や二次被害は確認されていないとしています。

02読者への影響

社長

役所と取引した会社も対象なの?

府省の業務に関わった企業の担当者なども対象です。同庁はメールや電話でパスワードやカード番号を尋ねることはないとしています。

ハカセ
対象対象は公務員など

府省の業務に関わった企業の担当者なども含む

連絡個別に連絡

連絡先を確認できた人から順に。専用窓口は0120-360-036

注意不審な連絡は開かない

デジタル庁や府省を名乗るメール・SMS・電話に注意

対象は公務員と、府省の業務に関わった企業の担当者などです。デジタル庁は連絡先を確認できた人から順に個別に連絡するとしています。専用窓口は0120-360-036です。同庁は、メールや電話でパスワードや認証情報、カード番号を尋ねることはないとしています。デジタル庁や府省を名乗る不審なメール・SMS・電話が来ても、リンクや添付ファイルを開かないでください。

03同じことを防ぐには

社長

うちみたいな小さい会社のVPNも危ない?

同じ構図で狙われます。修正版は深刻度にかかわらず当て、保守会社や管理者のアカウントにも多要素認証をかけてください。

ハカセ
ポイント1修正版は必ず当てる

深刻度にかかわらず当て、悪用が報告されたら最優先

ポイント2保守アカウントも守る

多要素認証をかけ、時間帯や接続元を絞る

ポイント3大量アクセスを検知

1つのアカウントが大量のファイルを開く動きをログで見る

ポイント4行き先を絞る

ゼロトラスト型の接続で必要なシステムだけに

侵入から検知まで時間がかかり、入口は「深刻度が中程度」とされていた脆弱性でした。中小企業でもVPN機器は同じ構図で狙われます。

  1. VPN機器の修正版は深刻度にかかわらず当てる。悪用が報告されたら最優先
  2. 保守会社や管理者のアカウントにも多要素認証をかけ、使う時間帯や接続元を絞る
  3. 「1つのアカウントが短時間に大量のファイルを開く」動きを検知できるよう、ログを見る体制を作る
  4. VPNでつないだ後に社内のどこへでも行ける作りを見直す。ゼロトラスト型の接続で、必要なシステムだけに絞る

自社で機器のログを見続けるのが難しい場合は、監視を外部に任せる方法もあります。VPN機器の脆弱性情報はメーカーやJPCERT/CCから出るため、担当者がその通知を受け取れるようにしておくことも大切です。保守を委託している場合は、修正版をいつ当てるかを契約で決めておくと、対応の遅れを防げます。

04今後の発表の予定

社長

デジタル庁はこの後どうするの?

調査は続いていて、Q&Aの内容は変わる可能性があります。脆弱性の管理方法などを見直すとしていますが、具体策は公表されていません。

ハカセ
調査中Q&Aは変わりうる

調査が続いており内容が変わる可能性がある

見直し具体策は未公表

脆弱性の管理と外部との接続のあり方を見直すとしている

デジタル庁は調査が続いているとして、Q&Aの内容は変わる可能性があるとしています。脆弱性の管理方法と外部との接続のあり方を見直すとしていますが、具体策は公表されていません。図鑑では、法人向けVPN・リモートアクセス、ゼロトラスト・SASE、ログを見張るSOC・MDRのサービスを比べられます。

ハッキングの手口と、防ぐ対策の一覧を見る →

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