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事件・被害更新 2026.10.30

シーイーシーのデータセンターにランサムウェア攻撃。一部サービスが一時停止し、別環境で復旧

  • 2分で読める
  • 一次資料4件
  • セキュリティ図鑑編集部
シーイーシーのデータセンターにランサムウェア攻撃。一部サービスが一時停止し、別環境で復旧
8月5日

東京第二データセンターで障害発生

11時ごろ
8月7日

ランサムウェア攻撃と確認

9月3日

最終報で情報漏えいなしと確認

SUMMARY

要点をまとめると

  1. 01

    シーイーシーは2026年8月6日、東京第二データセンターで不正アクセスによる障害が起きたと発表し、8月7日にランサムウェア攻撃と確認しました。

  2. 02

    影響を受けたサービスは一時停止し、別の環境で復旧。

  3. 03

    9月3日の最終報では、情報漏えいはなかったと確認したとしています。

この記事をスライドで理解する(7枚)

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発表されている事実読者への影響同じことに備えるには今後の発表4つの見出し

この記事の流れ

シーイーシーのデータセンターにランサムウェア攻撃。一部サービスが一時停止し、別環境で復旧

データセンターで何が起きたの?

8月5日に東京第二データセンターで障害が起き、ランサムウェア攻撃と確認されました。9月3日の最終報で情報漏えいはないとしています。

8月5日東京第二データセンターで障害発生
8月7日ランサムウェア攻撃と確認
9月3日最終報で情報漏えいなしと確認

数字で見る

数字で見ると、こうなります

東京第二データセンターで障害発生:8月5日/ランサムウェア攻撃と確認:8月7日

8月5日障害が発生東京第二データセンターで障害。第1報の時点で復旧済み
8月7日ランサムウェアと確認警察に報告し、個人情報保護委員会に第一報
8月21日侵入経路を遮断種別と侵入経路を特定。サービスは別環境で復旧
9月3日最終報通信記録とログの解析から情報漏えいはないと確認

POINT 1

発表されている事実

データセンターで何が起きたの?

8月5日に東京第二データセンターで障害が起き、ランサムウェア攻撃と確認されました。9月3日の最終報で情報漏えいはないとしています。

本文で読む
利用企業個別に連絡済み一時停止の影響を受けた会社には連絡が届いている
教訓1預け先でも障害は起こる預け先の事故で業務が止まる可能性は常にある
教訓2ログが前提通信記録とログが残っていないと漏えいの有無を確かめられない

POINT 2

読者への影響

うちのサーバーを預けてたら関係ある?

停止の影響を受けた会社には個別に連絡が届いています。連絡がなければ、今回の停止の対象ではなかったと考えられます。

本文で読む
ポイント1別の場所にバックアップ預けているデータも別の事業者や手元に定期的に取る
ポイント2復旧目標を確かめる預け先が止まったとき何時間で戻るかを契約で確認
ポイント3つながる機器を一覧にVPN装置やファイアウォールなどを洗い出し、不要なものを止める
ポイント4判断と連絡を決める誰が判断し、取引先にどう伝えるかを決めておく

POINT 3

同じことに備えるには

預けてるだけじゃダメなの?

預け先でも障害は起こります。別の事業者や手元へのバックアップ、何時間で戻るかの契約確認、使っていない機器を止めることが挙げられています。

本文で読む
9月3日最終報9月3日の発表が最終報
窓口問い合わせ同社の調査委員会がメールで受け付けている

POINT 4

今後の発表

この件の発表はまだ続くの?

9月3日の発表が最終報です。問い合わせは同社の調査委員会がメールで受け付けています。

本文で読む
1
データセンターやクラウドに預けているデータも、別の事業者や手元に定期的にバックアップを取る
2
預け先が止まったとき、何時間で戻るか(復旧目標)を契約で確かめる
3
インターネットにつながる機器(VPN装置、ファイアウォール、リモート管理用の機器)を一覧にし、使っていないものを止める。

まとめ

今すぐやること

くわしい手順と出典は、本文で確かめてください。

本文で読む
ハッキング事例図鑑シーイーシーの不正アクセス:漏れた情報・やること・時系列をまとめて見る→

システム開発やデータセンターを手がける株式会社シーイーシーは2026年8月6日、東京第二データセンターで不正アクセスに起因する障害が起きたと発表しました。翌8月7日には、調査の結果ランサムウェアによる攻撃と確認したと公表しました。9月3日の最終報では、攻撃による情報漏えいは発生していないと確認したとしています。

01発表されている事実

社長

データセンターで何が起きたの?

8月5日に東京第二データセンターで障害が起き、ランサムウェア攻撃と確認されました。9月3日の最終報で情報漏えいはないとしています。

ハカセ
8月5日障害が発生

東京第二データセンターで障害。第1報の時点で復旧済み

8月7日ランサムウェアと確認

警察に報告し、個人情報保護委員会に第一報

8月21日侵入経路を遮断

種別と侵入経路を特定。サービスは別環境で復旧

9月3日最終報

通信記録とログの解析から情報漏えいはないと確認

  1. 東京第二データセンターで障害が発生。第1報(8月6日)の時点でサービスは復旧済み

  2. ランサムウェア攻撃と確認。警察に被害を報告し、個人情報保護委員会に第一報。攻撃を受けた領域は、顧客から預かったシステムやデータとは別の領域

  3. ランサムウェアの種別と侵入経路を特定し、侵入経路の遮断を完了(詳細はセキュリティ上の理由で非公表)。暗号化された領域がある。一時的にサービスが停止し、影響を受けた顧客には個別に連絡済み。サービスは別環境で復旧

  4. 攻撃から障害発生日までの通信記録に外部への異常な通信はなく、復元したデータとログの解析からも情報漏えいはないと確認。侵入された領域は隔離して作り直した

同社は再発防止策として、インターネットに接続する機器と通信経路の再評価と総点検、ネットワークの防御と監視の強化を挙げています。警察と個人情報保護委員会には調査結果も報告しました。

02読者への影響

社長

うちのサーバーを預けてたら関係ある?

停止の影響を受けた会社には個別に連絡が届いています。連絡がなければ、今回の停止の対象ではなかったと考えられます。

ハカセ
利用企業個別に連絡済み

一時停止の影響を受けた会社には連絡が届いている

教訓1預け先でも障害は起こる

預け先の事故で業務が止まる可能性は常にある

教訓2ログが前提

通信記録とログが残っていないと漏えいの有無を確かめられない

同社のデータセンターサービスを使っている会社で、一時停止の影響を受けたところには個別に連絡が届いています。連絡がなければ、今回の停止の対象ではなかったと考えられます。

中小企業にとっての教訓は、自社サーバーを預けている先でも障害は起こるということです。今回は短時間で別の環境に切り替えられましたが、預け先の事故で業務が止まる可能性は常にあります。

もう一つの教訓は、「漏えいはなかった」と言い切るには、通信記録とログが残っていることが前提になる点です。同社は攻撃から障害発生日までの通信記録とログを解析して、漏えいなしと結論づけました。ログが残っていなければ、漏えいの有無を確かめられず、取引先や顧客への説明が難しくなります。

03同じことに備えるには

社長

預けてるだけじゃダメなの?

預け先でも障害は起こります。別の事業者や手元へのバックアップ、何時間で戻るかの契約確認、使っていない機器を止めることが挙げられています。

ハカセ
ポイント1別の場所にバックアップ

預けているデータも別の事業者や手元に定期的に取る

ポイント2復旧目標を確かめる

預け先が止まったとき何時間で戻るかを契約で確認

ポイント3つながる機器を一覧に

VPN装置やファイアウォールなどを洗い出し、不要なものを止める

ポイント4判断と連絡を決める

誰が判断し、取引先にどう伝えるかを決めておく

  1. データセンターやクラウドに預けているデータも、別の事業者や手元に定期的にバックアップを取る
  2. 預け先が止まったとき、何時間で戻るか(復旧目標)を契約で確かめる
  3. インターネットにつながる機器(VPN装置、ファイアウォール、リモート管理用の機器)を一覧にし、使っていないものを止める。同社の再発防止策と同じ考え方です
  4. 機器のログを集めて見てもらう監視サービスを検討する
  5. 障害の連絡が来たときに、社内の誰が判断し、取引先にどう伝えるかを決めておく

図鑑の「UTM・ファイアウォール」で出入口の機器を、「SOC・MDR・SIEM」で監視サービスを比べられます。

04今後の発表

社長

この件の発表はまだ続くの?

9月3日の発表が最終報です。問い合わせは同社の調査委員会がメールで受け付けています。

ハカセ
9月3日最終報

9月3日の発表が最終報

窓口問い合わせ

同社の調査委員会がメールで受け付けている

9月3日の発表が最終報です。問い合わせは同社の調査委員会がメールで受け付けています。

ハッキングの手口と、防ぐ対策の一覧を見る →

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出典(一次資料)4件被害を受けた組織や公的機関の発表だけを出典にしています(2026.10.30に確認)開く
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