INFOSTEALER ・ 国際共同捜査「Secure」に日本警察も参加
root@se-curity:~/hacking$ cat ./infostealer.md
インフォスティーラー(情報を盗むマルウェア)とは?しくみ・被害・感染したら・対策
パソコンに保存されたパスワードやカード番号を、
まとめてこっそり持ち出す不正なプログラムです。
> INFOSTEALER の数字
129台
日本でテイクダウンされた攻撃者の指令サーバー(INTERPOL「Secure」、令和7年6月)
- 26か国国際共同捜査「Secure」に参加した国(日本警察を含む)
- 11年連続IPA 10大脅威[個人]「インターネット上のサービスへの不正ログイン」
インフォスティーラー(情報を盗むマルウェア)とは?
ひとことで言うと
家の合いカギを束ごと盗む泥棒
ブラウザに覚えさせたパスワード、ログインしたままの状態、カード番号などを一気に集めて、攻撃者に送ります。盗まれた情報は売り買いされ、不正ログインに使われます。
Info情報/Stealer盗むもの
3コマでわかる
- 1ソフトに化けて入る
無料ソフトや偽の更新、添付ファイルに紛れて入り込みます。
- 2保存した情報を集める
ブラウザのパスワード、ログイン状態、カード番号を読み取ります。
- 3売られて使われる
盗んだ情報は攻撃者の間で売り買いされ、不正ログインに使われます。
129台日本でテイクダウンされた指令サーバー
個人のパソコンも会社のパソコンも
会社のシステムの鍵が盗まれることも
どうやって被害にあう?
- STEP 1入り込む無料ソフト・偽の更新・添付ファイル
- STEP 2集めるパスワード・ログイン状態・カード番号
- STEP 3送る攻撃者の指令サーバーへ
- STEP 4使われる不正ログイン・不正利用・次の侵入
警察庁によると、令和7年6月、インフォスティーラーを狙った INTERPOL の国際共同捜査「Secure」に日本警察を含む26か国が参加し、日本では129台の指令サーバー(C2サーバ)がテイクダウン(停止)されました。
数字で見る
出典:警察庁「令和8年上半期におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について」(2026年9月)/IPA「情報セキュリティ10大脅威 2026」
2026年に公表された事例
1社事例図鑑に載せた会社・団体のうち、この種類にあてはまるもの(公式発表から)
被害にあったら、最初にやること
- 1ネットから切り離す
Wi-Fiを切り、LANケーブルを抜きます。電源は落とさず、そのままに。
- 2別の端末でパスワードを変える
感染したパソコンではなく、スマホなど別の安全な端末から変えます。
- 3ログイン中の端末を追い出す
各サービスの「すべての端末からログアウト」で、盗まれたログイン状態を無効にします。
- 4カードを止める
カード番号を保存していたら、カード会社に連絡して止めてもらいます。
- 5検査と相談
ウイルス対策ソフトで検査します。会社のパソコンは担当者へ。お金の被害は警察のサイバー犯罪相談窓口か #9110 へ。
パスワードを変えても、ログインしたままの状態が盗まれていると入られます。すべての端末からのログアウトも忘れずに。
被害にあったときの手順をくわしく →いまからできる備え
対策のサービスを比べる
よくある質問
インフォスティーラーとは?
パソコンに保存されたパスワード、ログインしたままの状態、カード番号などを集めて、攻撃者に送る不正なプログラムです。
どこから入ってきますか?
無料ソフトや海賊版、偽の更新の案内、メールの添付ファイルなどに紛れて入り込みます。
ブラウザにパスワードを保存するのは危ないですか?
感染すると、保存した情報はまとめて読み取られます。二段階認証をかけ、大事なものはパスワード管理アプリで管理すると安心です。
パスワードを変えれば大丈夫ですか?
変えるのは別の安全な端末から。あわせて、すべての端末からのログアウトと二段階認証の設定も行います。
どこに相談しますか?
個人の技術的な相談は IPA の情報セキュリティ安心相談窓口(03-5978-7509)へ。お金の被害は警察のサイバー犯罪相談窓口か #9110 へ。
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