NOWARE RANSOM ・ ノーウェアランサム 9件(2026年1〜6月)
root@se-curity:~/hacking$ cat ./noware-ransom.md
ノーウェアランサムとは?しくみ・被害・脅されたら・対策
データを読めない形に変えずに盗み出し、
「払わなければ公開する」と脅す手口です。
> NOWARE RANSOM の数字
9件
ノーウェアランサムの被害の報告(2026年1〜6月)
- 17件2025年
- 22件2024年
ノーウェアランサムとは?
ひとことで言うと
金庫は荒らさず中身の写しで脅す
パソコンもサーバーもふだんどおり動きます。気づかないうちにデータだけが持ち出され、ある日「公開されたくなければ払え」と連絡が来ます。
No wareランサムウェアを使わない/Ransom身代金
3コマでわかる
- 1こっそり入る
VPN機器の弱点や漏れたパスワードから、社内に入り込みます。
- 2盗むだけ
ファイルを読めない形に変えず、データだけを持ち出します。
- 3公開すると脅す
「払わなければネットに公開する」と、お金を求めます。
9件警察庁に報告された被害(2026年1〜6月)
ファイルが開けるので気づきにくい
ふつうのランサムと同じく会社が狙われる
どうやって被害にあう?
- STEP 1入り込むVPN機器・リモートデスクトップなど
- STEP 2探す名簿や取引の情報
- STEP 3持ち出す暗号化はしない
- STEP 4脅す公開と引きかえに金銭を要求
警察庁は、暗号化せずにデータを盗んで対価を求める手口を「ノーウェアランサム」として数えています(集計は2023年上半期から)。件数は2023年30件、2024年22件、2025年17件、2026年1〜6月は9件でした。
数字で見る
出典:警察庁「令和8年上半期におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について」(2026年9月)/IPA「情報セキュリティ10大脅威 2026」
被害にあったら、最初にやること
- 1脅迫の連絡を保存する
メールや画面はそのまま残します。慌てて返事やお金の支払いをしないでください。
- 2本当に盗まれたか確かめる
記録(ログ)で、いつ・どこから・どれだけ持ち出されたかを調べます。専門の会社へ。
- 3入口を閉じる
入られた機器を更新し、パスワードを変え、使っていないアカウントを消します。
- 4警察に相談する
警察のサイバー犯罪相談窓口へ。脅迫の連絡もあわせて伝えます。
- 5漏れたら報告と連絡
個人情報が漏れたおそれがあれば、個人情報保護委員会へ報告し、本人に知らせます。
払っても、データが消される保証はありません。支払いを決める前に、警察と専門の会社に相談を。
被害にあったときの手順をくわしく →いまからできる備え
対策のサービスを比べる
よくある質問
ノーウェアランサムとは?
データを読めない形に変える(暗号化する)ことはせず、盗み出したデータを「公開する」と脅してお金を求める手口です。
ふつうのランサムウェアとの違いは?
ふつうのランサムウェアはファイルを使えなくしたうえで脅します。ノーウェアランサムはファイルが使えるままなので、脅迫の連絡で初めて気づくこともあります。
バックアップがあれば大丈夫ですか?
バックアップでは防げません。データは使えるままで、困るのは「外に出ること」だからです。入られない備えと、持ち出しに気づく見張りが要ります。
お金を払えば消してもらえますか?
払っても、消される保証はありません。まず警察と専門の会社に相談し、本当に盗まれたかを確かめます。
どこに相談しますか?
警察のサイバー犯罪相談窓口へ。個人情報が漏れたおそれがあれば、個人情報保護委員会への報告も必要です。
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