MALWARE ・ IPA 10大脅威 2026[組織]5位 標的型攻撃
root@se-curity:~/hacking$ cat ./malware.md
不正なプログラム(マルウェア)とは?しくみ・被害・感染したら・対策
知らないうちにパソコンやサイトに悪いプログラムを仕込み、
情報やカード番号をこっそり盗む攻撃です。
> MALWARE の数字
5位
IPA 10大脅威 2026[組織]「機密情報を狙った標的型攻撃」
- 11年連続標的型攻撃が10大脅威に選ばれた回数
- 約221億円クレジットカードの不正利用被害額(2026年1〜6月、日本クレジット協会)
不正なプログラム(マルウェア)とは?
ひとことで言うと
気づかないうちに住みつく泥棒
メールの添付ファイルや偽のアプリ、改ざんされたサイトから入り込み、ふだんどおりに見えるまま情報を盗み続けます。
Malicious悪意のある/Softwareソフト
3コマでわかる
- 1こっそり入り込む
添付ファイル・偽アプリ・改ざんされたサイトから。
- 2気づかれずに見張る
入力や保存されたパスワードを記録します。
- 3外へ送る
盗んだ情報を攻撃者に送り、次の攻撃に使います。
会社のパソコンが足場にされる
通販サイトのカード画面に仕込まれる例も
スマホの偽アプリも
どうやって被害にあう?
- STEP 1入り込む添付ファイル・偽アプリ・改ざんサイト
- STEP 2情報を集める入力・パスワード・ファイル
- STEP 3広がる社内のほかのパソコンへ
- STEP 4盗み出す攻撃者のサーバーへ送る
警察庁は、パスワードなどを盗むマルウェア「インフォスティーラー」への国際共同捜査にも加わっています。盗まれた情報は、不正ログインや次の攻撃に使われます。
数字で見る
出典:IPA「情報セキュリティ10大脅威 2026」/警察庁「令和8年上半期におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について」(2026年9月)
2026年に公表された事例
15社事例図鑑に載せた会社・団体のうち、この種類にあてはまるもの(公式発表から)
メール配信サービス「Cuenote FC」に不正アクセス。49システムから延べ5,162万8,280件の情報が漏えい
業務サーバーに次々とログインされ、お客さま情報 約250万件が流出した可能性。会員ポイントが使えない状態に
医療機関の予約・受付システム「アットリンク」に不正アクセス。患者の氏名・ログインID・パスワード・通っている医療機関名などが漏えい
グループの2つのサービスで不正アクセス。アンケートサイトの会員情報89万件の持ち出しと、クラウドのパソコン環境からの取引口座のログイン情報の流出・脅迫
FAQシステム「i-ask」の管理サイトに不正ログイン。大和証券・シチズン・損保ジャパンなどの問い合わせ情報が最大71万件漏えいの可能性
WEB作業予約システムに不正アクセス。会員179万7,124名の氏名・住所・パスワード(元に戻せない形)などが漏えい
被害にあったら、最初にやること
- 1ネットから切り離す
LANケーブルを抜き、Wi-Fiを切ります。電源は落とさず、そのままに。
- 2社内に知らせる
いつ、どのファイルやサイトを開いたかを記録します。
- 3検査と駆除
ウイルス対策ソフトで検査します。会社のパソコンは担当者や専門の会社へ。
- 4パスワードを変える
別の安全な端末から、そのパソコンで使っていたサービスのパスワードを変えます。
- 5相談・報告
警察のサイバー犯罪相談窓口へ。個人情報が漏れたおそれがあれば、個人情報保護委員会への報告も。
感染したパソコンでパスワードを変えると、新しいパスワードも盗まれることがあります。
被害にあったときの手順をくわしく →いまからできる備え
対策のサービスを比べる
よくある質問
マルウェアとは?
情報を盗む、壊す、乗っ取るなど、悪いことをするために作られたプログラムの総称です。ウイルス・ランサムウェア・スパイウェアなども含みます。
感染すると、どうなりますか?
パスワードやカード番号を盗まれる、ほかのパソコンへ広がる、ファイルを暗号化される、などの被害があります。ふだんどおりに見えることも多いです。
どこから入ってきますか?
メールの添付ファイル、偽のアプリやソフト、改ざんされたサイト、更新していないソフトの弱点などからです。
ウイルス対策ソフトがあれば大丈夫?
多くを防げますが、完全ではありません。OSとソフトの更新、怪しいファイルを開かないこと、会社ならEDRでの見張りを合わせます。
感染したかも、と思ったら?
ネットから切り離し、ウイルス対策ソフトで検査します。会社のパソコンなら、すぐ担当者に知らせます。
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