TROJAN / WORM ・ IPA 10大脅威 2026[組織]5位 標的型攻撃
root@se-curity:~/hacking$ cat ./trojan.md
トロイの木馬・ワームとは?しくみ・被害・感染したら・対策
役に立つソフトのふりをして入り込む「トロイの木馬」と、
ネットワークを伝って自分で広がる「ワーム」です。
> TROJAN / WORM の数字
5位
IPA 10大脅威 2026[組織]「機密情報を狙った標的型攻撃」
- 11年連続標的型攻撃が10大脅威に選ばれた回数
- 1位同「ランサム攻撃による被害」
トロイの木馬・ワームとは?
ひとことで言うと
贈り物の中の兵士と勝手に増える虫
トロイの木馬は、ふつうのソフトに見せかけて裏口を開けます。ワームは、人が何もしなくても、ネットワークを伝って次のパソコンへ広がります。
Trojan horseトロイの木馬/Wormいも虫
3コマでわかる
- 1便利なソフトのふり
請求書や無料ソフトに見せかけて、自分で開かせます。
- 2裏口を開ける
攻撃者が外から操作できるようにし、別のウイルスも呼び込みます。
- 3自分で広がる
ワームは、ネットワークを伝って社内のほかのパソコンへ広がります。
5位IPA 10大脅威 2026[組織]標的型攻撃
1台から社内全体に広がることも
更新と見張りで広がりを防ぐ
どうやって被害にあう?
- STEP 1開かせる便利なソフトや添付ファイルのふり
- STEP 2裏口を開ける外から操作できるように
- STEP 3広がる弱点を突いてほかのパソコンへ
- STEP 4被害が大きくなる情報を盗む・ランサムウェアを動かす
JPCERT/CC によると、Emotet は社内のほかのパソコンに感染を広げる力を持ち、Windows の弱点(EternalBlue)を使う手口も確認されました。1台の感染でも、ネットワーク全体を調べる必要があります。
数字で見る
出典:IPA「情報セキュリティ10大脅威 2026」
被害にあったら、最初にやること
- 1ネットから切り離す
LANケーブルを抜き、Wi-Fiを切ります。電源は落とさず、そのままに。
- 2社内に知らせる
いつ、どのファイルを開いたかを記録し、担当者に伝えます。
- 3ほかのパソコンも調べる
ワームは自分で広がります。開いた1台だけでなく、社内の全体を調べます。
- 4パスワードを変える
別の安全な端末から、そのパソコンで使っていたパスワードを変えます。
- 5専門の会社と警察に相談
広がりが分からなければ専門の会社へ。被害は警察のサイバー犯罪相談窓口へ。
1台を駆除しても、社内のほかのパソコンに残っていると、また広がります。
被害にあったときの手順をくわしく →いまからできる備え
対策のサービスを比べる
よくある質問
トロイの木馬とは?
便利なソフトや書類に見せかけて利用者に開かせ、裏で攻撃者が操作できる入口を作る不正なプログラムです。
ワームとは?
人が開かなくても、ネットワークやソフトの弱点を伝って、自分で次々にほかのパソコンへ広がる不正なプログラムです。
ウイルスとの違いは?
広い意味では、どれも「マルウェア(不正なプログラム)」の仲間です。入り込み方や広がり方の違いで呼び分けています。
どう防げばいいですか?
怪しいファイルを開かないこと、OSとソフトを最新にすること、ウイルス対策ソフトやEDRで見張ることを合わせます。
感染したかも、と思ったら?
ネットから切り離し、すぐ担当者に知らせます。個人なら IPA の情報セキュリティ安心相談窓口(03-5978-7509)に相談できます。
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