INSIDER THREAT ・ IPA 10大脅威 2026[組織]7位
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内部不正(情報の持ち出し)とは?しくみ・被害・気づいたら・対策
社内の情報に触れられる人が、
顧客の名簿や技術の資料を社外へ持ち出してしまう被害です。
> INSIDER THREAT の数字
7位
IPA 10大脅威 2026[組織]「内部不正による情報漏えい等」
- 11年連続10大脅威に選ばれた回数(11回目)
- 36.3%営業秘密が漏れた道すじで最多の「中途退職者」(IPA、2020年度調査)
内部不正(情報の持ち出し)とは?
ひとことで言うと
合いカギを持つ人が持ち出せてしまう
外からの攻撃と違い、ふだんの仕事で使える権限のまま持ち出せます。だから、人を疑うより「持ち出しにくい仕組み」で防ぎます。
内部不正ないぶふせい/Insider threat内側からの脅威
3コマでわかる
- 1権限がありすぎる
仕事に要らない情報まで、だれでも見られる状態になっています。
- 2持ち出せてしまう
USBメモリや個人のメール・クラウドに、そのまま移せます。
- 3辞めたあとも使える
退職した人のアカウントが残り、外から入れてしまいます。
36.3%営業秘密が漏れた道すじで最多の「中途退職者」(IPA調査、2020年度)
会社の大きさに関係なく起きる
仕組みで防ぐと、働く人も疑われずに済む
どうやって被害にあう?
- STEP 1権限が広いまま要らない情報まで見られる
- STEP 2持ち出すUSB・個人のメール・クラウド
- STEP 3辞めたあとに使う残ったアカウントから
- STEP 4社外で使われる転職先・名簿の売り買い
IPA の調査では、営業秘密が漏れた道すじで最も多かったのは「中途退職者」で36.3%でした(企業における営業秘密管理に関する実態調査2020)。
数字で見る
出典:IPA「情報セキュリティ10大脅威 2026」
被害にあったら、最初にやること
- 1記録を残す
アクセスの記録やメールの送信記録を消さずに保存します。
- 2アカウントと権限を止める
持ち出しに使われたアカウントや、退職者のアカウントを止めます。
- 3範囲を確かめる
いつ、どの情報が、どこへ出たのかを記録から洗い出します。
- 4専門家に相談する
調べる会社や弁護士に相談し、必要なら警察にも相談します。本人への聞き取りは、相談してからが安全です。
- 5漏れたら報告する
個人情報が漏れたおそれがあれば、個人情報保護委員会へ報告し、本人に知らせます。
うわさだけで人を決めつけないでください。まず記録で事実を確かめます。
被害にあったときの手順をくわしく →いまからできる備え
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よくある質問
内部不正とは?
社員や元社員、委託先の人など、社内の情報に触れられる人が、情報を持ち出したり壊したりすることです。
社員を疑えということですか?
ちがいます。多くの人はまじめに働いています。だれでも持ち出せる状態をなくすことは、働く人が疑われないためにも役立ちます。
どんなときに起きやすいですか?
仕事に要らない情報まで見られる、退職者のアカウントが残っている、持ち出しの記録が残らない、といった状態のときです。
退職のときに何をすればいいですか?
アカウントと権限をその日のうちに止め、貸していたパソコンやUSBメモリを返してもらいます。秘密を守る約束も、書面で確かめておきます。
持ち出されたと気づいたら?
記録を消さずに残し、範囲を確かめてから、専門家や弁護士、警察に相談します。個人情報なら個人情報保護委員会への報告も必要です。
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